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山西もも 光の王国|The Light/Mustang

開催情報

【作家】山西もも
【期間】2025年9月5日(金)-9月28日(日)
【開館時間】13:00-19:00
【休廊】月・火曜日
【料金】無料

https://purple-purple.com/exhibition/

会場

会場名:PURPLE
Webサイト:https://purple-purple.com
アクセス:〒604-8261 京都市中京区式阿弥町122-1 式阿弥町ビル 3階
電話番号:075-754-8574

概要

学生時代から金属の鋳造に携わってきた私は、自らの「鋳造」という概念を掘り下げていく中で、化石は自然がつくり出した鋳造物であり、写真は光による鋳造物であると考えるようになった。そのため、写真を「光の鋳造物」と捉えると同時に、先人たちが語ってきた「写真は光や時間の化石である」という感覚も、自然に受け入れることができた。光を感光材に定着させるという行為は、エネルギーを化学反応によって物質へと変換し、記録し、保存すること。それは、地層に生物の痕跡が刻まれ、化石として残ることと、どこか響き合っているように思える。《光の王国》は、そうした考えを辿るために制作した作品である。ヒマラヤのムスタンを歩きながら、地面に現れた化石を探し、同時に自作のピンホールカメラで「光の化石」を収集し続けた。

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本展では、ピンホールカメラによる写真作品とともに、ムスタンで拾った化石を型取りし、ブロンズに鋳造した立体作品を展示します。


山西もも|Ymanishi Momo

1995年 大阪府吹田市生まれ。

千葉県在住

2021年東京芸術大学美術研究科鋳金専攻修了。幼少期に父と登山を経験し、学生時代は山岳部に所属。日本の山々をはじめ、アラスカ、ネパール、パキスタンの山々に登る。大学では日本の伝統的な金属鋳造技法をはじめとする金属の加工技術を学ぶ。2018年より、金属の鋳造と写真の特性に共通点を見出し、写真と彫刻の間を往還しながら制作を続ける。現在はピンホールカメラを自作するなどし、光や時間と いった無形のものに対し「鋳造」という行為を軸に作品を発表している。

主な個展に「光の王国」(72gallery / 東京 / 2024「) 、光を吹く」(ars gallery / 東京 / 2022) など。T3 STUDENT PROJECT 2023、ZOOMS JAPAN 2024 グランプリ受賞。

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