開催情報
【作家】田村友一郎
【期間】2025年10⽉11⽇(⼟)〜 12⽉20⽇(⼟)
【開館時間】10:00~18:00
【休館日】日曜日
【料金】無料
https://mtkcontemporaryart.com/exhibition/atm/
会場
会場名:mtk+
webサイト:https://mtkcontemporaryart.com
アクセス:京都府京都市左京区岡崎南御所町20-1
概要
Onikai MtK Contemporary Artでは、10月11日(土)より田村友一郎の作品《ATM》を展示いたします。
《ATM》は、2024年11月から本年1月にかけて水戸芸術館で開催された個展『ATM』において、展覧会の核となる作品として発表されました。本作は、作家自身の心臓や臍の位置といった身体的スケールを参照して設計されており、作品のサイズは田村にとって「棺」の大きさに等しいものとなるといいます。
作品タイトルは「Automated Teller Machine(現金自動預払機)」に由来し、ここで “Teller” は「話者」と読み替えられています。任意の3桁のアルファベットを入力すると、田村がこれまで作品制作にあたり書き綴ってきた膨大なテキストを参照しながら、生成AIが田村に代わり3つのセンテンスからなるショートストーリーを生成し、レシートを排出します。そのストーリーが、受け取り方によっては占い師(Fortune-Teller)からの助言のように響く事もあるようです。
本作は、田村自身の作品の変遷を反映するとともに、OpenAIのモデルに依拠し、技術的な変遷に応じて作品そのものも変容を重ねていきます。
昨年、水戸芸術館での個展と同時期に開催されたACK(Art Collaboration Kyoto)において、現金自動預払機さながら特定の場所に依拠することなくナラティブを創出できることを実証した本作品が、その実践から一年を経て、再び展示されます。
田村友一郎 クロージングイベント
現在開催中の「ATM 特別展示」は、好評につき12月20日(土)まで会期延長いたします。最終日20日 16時から18時には、田村友一郎本人が在廊し、図録をご購入された方へのサイン会を開催いたします。また、当日は作品《BGM》も追加展示されます。この機会にぜひご来場ください。
*イベントに関するお問い合わせは info@mtkcontemporaryart.com (月-土 10:00-18:00、日曜休廊) までご連絡ください。