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「もぞもぞする現場 3 – 芸術と障害にかかわるひとたちの、アセンブリー」開催のお知らせ

「もぞもぞする現場」は、芸術と障害disabilityについて、障害者・アーティストをふくむ私たち自身が、「そもそも」のところから考え、話す場所です(どなたでも参加可能です)。

 「それぞれの現場でもぞもぞしてる話を聞きたい」「いろんな人とつながってネットワークを広げたい」と、2022年度にはじまった「もぞもぞ」。2023年度は、「美術館でこんなことができたらいいな」という妄想を自由に広げて、話題は時に「障害」を大きく超えていきました。

 3年度目をむかえた今回は、さまざまな美術館で「美術館をおもしろくしたい!」とがんばっている方々をお招きしつつ、実際の展覧会場で「こうだったらいいな」を少しずつ実践させてもらいながら、〈未来の美術館〉についてさらに具体的に考えていきます。 

 障害者にとっても、アーティストにとっても、あらゆる人びとにとっても「おもしろい美術館」とは何か? どうしたら、どんなふうに、誰が美術館を変えて行けるのか? 美術館やギャラリーの協力のもと、実験を繰り返しながら、〈未来の美術館〉現実化への道をたどります。

 今年度はきわめて現実的に「もぞもぞ」していく予定です。

昨年度までの活動 https://haps-bunka.space/mirai/

言い出しっぺ
佐藤知久(言葉を見つける人)、小山田徹 (綾なす人)、今村遼佑 (想う人)、舩戸彩子 (探る人 ※お休み中)、阪本結 (手を伸ばす人)、中川真 (耕す人)、内山幸子 (醸す人)、

期間|2024年9月―2025年1月 全8回
会場|京都市立芸術大学京都市京セラ美術館みずのき美術館アトリエみつしま 他
料金|無料 ※入館料、各会場までの交通費、昼食代は各自負担となります。
定員|各会20名程度

主催|文化庁、一般社団法人HAPS
共催|京都市立芸術大学
制作|一般社団法人HAPS
協力|京都市、art space co-jin、みずのき美術館

公立美術館のエコロジー:障害者等の文化芸術活動の可能性を拡張し、共生社会実現のための象徴空間のあり方を可視化する:未来の美術館構想講座事業(文化庁委託事業「令和6年度 障害者等による文化芸術活動推進事業」)

Meet up ① 京都市京セラ美術館ラーニング・プログラムのお話をきく+館内見学

日時|2024年9月15日(日)14:00~16:00
場所|京都市京セラ美術館 [京都市左京区岡崎円勝寺町124] →アクセス
講師|藤田龍平(京都市京セラ美術館ラーニング担当、美術家)


Meet up ② 横浜美術館教育普及プログラムのお話をきく

日時|2024年10月13日(日) 14:00~16:00
場所|京都市立芸術大学 カフェ・コモンズ(C棟3階) [京都市下京区下之町 57-1] →アクセス
講師|瀧口桃(横浜美術館教育普及グループ エデュケーター)


Meet up ③  Meet up ①②を受けとめて、みんなで話す

日時|2024年10月26日(土) 14:00~16:00
場所|京都市立芸術大学 カフェ・コモンズ(C棟3階) [京都市下京区下之町 57-1] →アクセス


Meet up ④ みずのき美術館の展覧会場で、もぞもぞしてみる

日時|2024年11月4日(月・休)10:00~15:00
場所|みずのき美術館 [亀岡市北町18] →アクセス/障害者支援施設みずのき[亀岡市河原林町河原尻下五丹12]
ナビゲーター:阪本結(美術家、「もぞもぞする現場」言い出しっペメンバー)
※集合場所は申込者に連絡します

▶みずのき美術館で開催予定の展覧会
「HOZUBAG・巡り堂展(仮)」(主催:みずのき美術館)
会期|2024 年10月12日(土)~12月15日(日) 期間中の金~日曜・祝日開館
入館料|大人400円、高大生200円、障害者手帳をお持ちの方と付添人(1名)無料
※会期や開館日は変更となる場合があります。


Meet up ⑤ Meet up ④までを受けとめて、みんなで話す

日時|2024年11月23日(土・祝) 14:00~16:00
場所|京都市立芸術大学 カフェ・コモンズ(C棟3階) [京都市下京区下之町 57-1] →アクセス
ゲスト|光島貴之(美術家、アトリエみつしまオーナー)


Meet up ⑥ 空っぽのアトリエみつしまで、もぞもぞ話す

日時|2024年12月7日(土) 14:00~16:00
場所|アトリエみつしま [京都市北区紫野下門前町44] →アクセス
ゲスト|光島貴之


Meet up ⑦ Meet up⑥をふまえて、展覧会場ですこし実践させてもらう #1

日時|2024年12月21日(土) 13:30~16:00
場所|京都市美術館別館 [京都市左京区岡崎最勝寺町13] →アクセス
ナビゲーター|今村遼佑(美術家、「もぞもぞする現場」言い出しっペメンバー)

▶京都市美術館別館で開催予定の展覧会
2024年度 共生の芸術祭「いま、なにしてる?」(主催:きょうと障害者文化芸術推進機構)
会期|2024年12月12日(木)~12月22日(日)月曜休館
会場|京都市美術館別館
入場料|無料


Meet up ⑧ Meet up⑥をふまえて、展覧会場ですこし実践させてもらう #2

日時|2025年1月18日(土)14:00~16:00
場所|京都市立芸術大学ギャラリー@KUA(C棟1階) [京都市下京区下之町 57-1] →アクセス
ナビゲーター:阪本結(美術家、「もぞもぞする現場」言い出しっペメンバー)

▶ギャラリー@KCUAで開催予定の展覧会
「(展覧会タイトル未定)」
会期|2025年1月11日(土)~2月11日(火・祝)予定  月曜(2/10は開館)、1/24–26は休館
会場|京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
出展作家|橘葉月、峰松沙矢、下村悠天、阪本結、西原彩香
キュレーター|飯盛希


申込方法

各回開催日の前日までに、下記のサイトからお申し込みください。

https://mozomozo3.peatix.com

  • ・集合場所などの詳細は、申込後にメールでご案内します。
  • ・本企画は、継続的な対話を通じたネットワークづくりをめざしています。可能な限り通し参加をお願いします。
  • ・応募者多数の場合は、通し参加の方を優先させていただきます(定員に空きがある場合は、各回のみの参加も可能です。空き状況は申込サイトでご確認ください)
  • ・ご参加にあたってサポートが必要な方はお問い合わせ先までご連絡ください。可能な限り対応させていただきます。

講師/ゲストプロフィール

藤田龍平(ふじた・りゅうへい 京都市京セラ美術館ラーニング担当、美術家)
当館リニューアル開館当初よりラーニング担当スタッフとして、ラーニング・ツールの制作やプログラムの企画運営に携わっている。京都市美術館(京都市京セラ美術館)を遊び場のようにして育ち、京都市立銅駝美術工芸高校西洋画科(現・京都市立美術工芸高校)在籍時には放課後にもよく立ち寄っていた。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業後は各地でドローイングパフォーマンスや滞在制作を行い、舞踊家や音楽家の舞台美術も担当している。最近の活動では、〝戸外活動のすすめ〟と称して《畑の小屋》《公共美術館》などの作品を発表している。

瀧口桃(たきぐち・もも 横浜美術館教育普及グループ エデュケーター)
神奈川県出身。2019年京都市立芸術大学大学院美術研究科構想設計修了。4年間中学校教諭として勤めた後、2023年より現職。横浜美術館「子どものアトリエ」のスタッフとして、さまざまな造形体験を提供するプログラムの企画・運営に携わっている。親子を対象としたワークショップ「”じゆう”に!わくわく紙遊び」(2023年)や、第8回横浜トリエンナーレのファミリープログラム「描こう、つくろう、野草になろう!」(2024 年)などを担当。子どもの居場所、子どもの育ちの場としての美術館のあり方に興味がある。

光島貴之(みつしま・たかゆき 美術家、アトリエみつしまオーナー)
京都生まれ、在住。10歳頃に失明。鍼灸を生業としながら、ラインテープやカッティングシート、釘、布などを用いたコラージュによって平面や半立体の絵画作品を制作している他、「さわる絵画」や「触覚コラージュ」といった新たな表現手法を探求している。2020年にギャラリー兼自身の制作アトリエ「アトリエみつしま」を立ち上げ。バリアへの新しいアプローチを実践する拠点となることを目指して、活動の幅を広げている。近年の主な展覧会に「MOTコレクション 歩く、赴く、移動する 1923→2020 Eye to Eye─見ること」(2024年、東京都現代美術館)など。

■お問い合わせ先

一般社団法人HAPS
Eメール:mozomozo@hapskyoto.xsrv.jp Tel:075-525-7525
(受付時間:火~土曜11:00-17:00/イベント等の都合により変更する場合があります)

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