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木村のぞみ/フルタミチエ 展景色のかけら | Fragments of Scenery

開催情報

【期間】2025年3月29日(土)~4月6日(日)
【開館時間】木・金・土・日曜 14:00 ~ 19:00 
【休館日等】月・火・水曜
【料金】無料

https://monadecontemporary.art-phil.com/?p=998

会場

会場名:monade contemporary | 単子現代
webサイト:https://monadecontemporary.art-phil.com
アクセス:〒605-0829 京都府京都市東山区月見町10-2 八坂ビル地下1階 奥左入ル 2号室

概要

monade contemporary | 単子現代では、木村のぞみ、フルタミチエ による展覧会「景色のかけら」を開催します。

木村は絵画や彫金、陶芸などをとおして、動物や歴史、星などをモチーフに制作してきました。鳥や山羊、家畜のモチーフは、制作者自身の生活と人類の歴史への思いと重ね合わされ、日常生活を織りなす自由と不自由をめぐる営為を淡々と、しかし力強く、捉え直すかのようです。

フルタミチエは、油彩、ドローイング、モノタイプ版画、陶芸などをとおして制作するなかで、色彩と形態のその時々の出遭いに意識を向けてきました。マテリアルとストロークを組み合わせて描かれた線や形態は、まるで音楽のように質感やリズムを織りなしていくかのようです。

本展では、色彩や形態が日常生活のなかで移ろう感性の揺れをとおして寓意をもった表象となるプロセスについて考察します。色彩や線、形態の身振りから偶発的に生まれるイメージが紡ぐ風景画やオブジェ、動物や植物をモチーフとしたインスタレーションは、感熱紙に印字されては消えゆく歴史的な出来事、手漉きの再生紙に標本として穿たれた星座を背景として、人類や宇宙といった拡がりのなかで存在するものごととして感じられます。

白い生の素材が色彩や形態をまといながら一つの存在となり、人とのかかわりをとおして日々の生活のなかで息づくとき、眼の前に拡がる風景や状況はどのような世界となって浮かび上がることになるのでしょうか。白、色彩、形態の絡み合いのなかから紡がれる、物語=歴史の一片にご参加ください。

木村のぞみ
1987年、大阪生まれ。高校大学では絵画や彫金、陶芸などさまざまな素材・技法を学ぶ。卒業後は丹波で住み込み生活で陶芸に従事。下山後は兵庫や大阪で個人制作を続ける。主な個展に、「不自由の相対性」「片羽の鳥冠」(2014)、「木村のぞみ展」(2018)など。近年は、北京(2021)で個展、ロストック(2024)で公開制作を行う。
https://nozomikimura.weebly.com/

フルタミチエ
京都市立芸術大学美術科卒業、京都市立芸術大学大学院油画修了。油彩、ドローイング、モノタイプ版画、陶芸と多岐にわたって創作を続ける。近年の主な個展に「余白はうたう」(2021)、「鳴る色、放つかたち」(2023)、「満ちる、散る」(2024)など、グループ展に「瞬間のパルス」(2020)など。

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