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アナ・メンデス 個展 描くことについて | Ana Mendes Solo Exhibition On Drawing

開催情報
【期間】2024年11月9日(土)~17日(日)
【開館時間】木・金・土・日曜 14:00 ~ 19:00 
アーティスト・トーク:11月9日(土)18時~
オープニング・レセプション:11月9日(土)19~21時
【休館日等】月・火・水曜
【料金】無料
https://monadecontemporary.art-phil.com/?p=825

会場
会場名:monade contemporary | 単子現代
webサイト:https://monadecontemporary.art-phil.com
アクセス:〒605-0829 京都府京都市東山区月見町10-2 八坂ビル地下1階 奥左入ル 2号室

概要

ステートメント〉
ビデオ、パフォーマンス、紙へのドローイングなど、さまざまな作品を集めた「On Drawing(描くことについて)」は、2016年に始まったプロジェクトで、メンデスはアートと科学の領域における思考とドローイングのつながりを探求している。

「On Drawing」というビデオ作品は、メンデスが読み書きのできないフランス系モロッコ人女性ミナ・ペグリエとの撮影とともに始まる。彼女は日常生活を送るための手段として、絵を描いている。「On drawing」では、ペグリエは絵と電話番号のコレクションで構成されたアドレス帳を見せながら、それぞれの項目にまつわるストーリーを語る。ビデオを見ていると、記憶の整理や自分のアイデンティティに合った文法をつくるということにといて思考プロセスの根源を思い起こさせてくれる。

「On Drawing」は、Natbrainlab / Kings College Londonの神経科学者との共同研究によって開発された。メンデスは日本で、東アジアの人々がドローイングをとおしてどのように思考しているのか、またその土地の哲学/文化(レンマ科学、対称的思考、アニミズム、神道)が脳の発達にどの程度影響を与えているのかについて研究している。

― アナ・メンデス

〈展覧会情報〉
monade contemporary | 単子現代では、アナ・メンデスによる個展「描くことについて | On Drawing」を開催します。

メンデスはこれまで、個人の思考や行動と社会状況や世界動向とのかかわりにについてリサーチし、ほかのアーティストや科学者、一般の人々との協働作業を行いながら、ドローイング、ビデオ、インスタレーション、キュレーション、出版などの活動をとおして、考察を深めてきました。近年、日本、台湾、韓国などの東アジア地域で定期的に活動し、植民地時代の遺産、哲学や東洋と西洋の間にある精神性、あるいはアニミズムと神道について探求しています。

本展では、メンデスが2014年に制作した読み書きのできないフランス系モロッコ人女性のドローイングにかかわるリサーチ・プロジェクトの成果を発表します。絵と電話番号でできたアドレス帳を追いながら流れる語りとドローイングという行為と線の動きからは、記憶の断片が自己と他者の身体をとおしてイメージとなり、文法が生まれるいきいきとしたプロセスをたどることができるかのようです。

記憶が他者とのかかわりのなかで身体をとおして表現されるとき、想起のイメージはどのように描かれ、かたちをとり、音声とともに伝えられることになるのでしょうか。文字という言語の体制がない深淵の世界から浮かび上がる、生存の技法としてのイメージの発明にご参加ください。

アナ・メンデス https://www.anamendes.com/ 
アナ・メンデスはロンドンとストックホルムを拠点に活動するライター、ビジュアル・アーティスト。ビデオ、パフォーマンス、写真、インスタレーションにより、彫刻、言語、記憶、アイデンティティといったテーマを探求している。2019年より、メンデスは東アジア(日本、台湾、韓国)で定期的に活動し、東洋と西洋の間の植民地遺産、哲学や精神性、とりわけアニミズムや神道について考察を深めている。

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