開催情報
【期間】2026年1月23日(金)〜 1月31日(土)
【開館時間】11:00~18:00
【休館日】1/25(日)
【料金】無料
詳細:https://gallery.kyoto-seika.ac.jp/exhibition/260123b/
会場
会場名:京都精華大学ギャラリーTerra-S B区画
webサイト:https://gallery.kyoto-seika.ac.jp
アクセス:〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
電話番号:075-702-5263
概要
本展では、油絵画家 上野英里と映像作家 辻大輝の作品を紹介する。前者は油彩画、後者は映像インスタレーションと扱うメディアは異なるが、二人は共通して、集団の中で個の輪郭や自我の揺らぎに関心を寄せる。本展は、そうした現代におけるアイデンティティの不確かさを見つめ直す試みである。
上野は、動画サイトで目にした演劇やミュージカルの表現から着想を得て、個人主義と集団主義の狭間で生まれる葛藤に注目。彼女が描く人物像は、秩序を保ちながらも具体性を失い、曖昧な“輪郭”として浮かび上がる。近年は、社会情勢やメディアにおける人間像の変容にも関心を寄せ、個のあり方をより広い文脈で捉え直している。
辻の作品は、私たちが無意識に信じている「確かな自分」という概念に問いを投げかける。彼は東洋思想を背景に「自我は固定的ではなく、環境や関係性によって常に変化する流動的なもの」という視点から、「個」と「他者」の境界の曖昧さ、他者との関わりの中で変容する自我をテーマに映像インスタレーションを制作する。
「アウトライン」とは、私たちの存在を形づくる境界線であり、同時にその内側と外側をつなぐ接点でもある。本展を通じて、あなた自身の「存在のかたち」を見つめ直すきっかけとなることを願っている。