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廖文瑄 写真展「残響記・息」

開催情報

【期間】2026年5月5日(火)〜5月17日(日)
【開館時間】11:00〜18:00 ※最終日は17:00まで
【料金】無料
詳細:https://kyoto-muse.jp/exhibition/192403

会場

会場名:京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク 2階展示室
webサイト:https://kyoto-muse.jp/japanesque/
アクセス:〒605-0038 京都市東山区堀池町374-2
電話番号:080-5988-7720

概要

「残響記・息」は、私自身の三度の妊娠を記録した写真日記である。

三度の妊娠に刻まれた光や声の残響が、そして消え去っていったはずの声が、心の中で反響しながら視覚イメージとして立ち上がっていく過程を記録するとともに、振動や痕跡として時間の流れに残った感情を写し留めた。光に照らされて浮かび上がる声のかたち——残響は、私の記憶と感情の共振である。人生の出来事が過ぎ去った歴史となった今も、声はいまだ虚空の中を漂っている。この写真日記は、花火の光の下で妊娠の経験を通して、消失と再生の物語を織りなしていく。

これらの密やかな経験のなかには、運命に導かれた終わりと、生命の誕生、そして意志から生まれる静かな沈黙が息づいている。これらの個人的な経験が明確な時間軸を形づくっている。しかし、記憶の深層では、これらの出来事は順番に起こったのではなく、何度も立ち返り、重なり合い、再構築されていったのだ。それぞれの経験は始まりであると同時に、余音でもある——振り返る、立ち戻る、再び現れる——あわい(間)を往還する時間は、直線的に流れるものではなく、交差する生命のリズムである。

本展では、内から外へと広がる生命が反響(Echoes)、再生(Rebirth)、回帰(Return)の三つの章と、万物の宇宙と生命の融合を象徴するランドスケープ・インスタレーションによって構成されている。鑑賞者は私の人生の出来事の目撃者であると同時に、残響の一部ともなる。観ること、触れることを通して、現れるものと消えていくもののあわいに潜む、かすかな光や息遣いを感じていただきたい。

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