開催情報
【期間】2025年12月13日 (土)~ 2026年1月25日 (日)
【開館時間】9:00 – 17:00( 入館は16:30まで )
【休館日】月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)、年末年始(12月28日 ~ 1月3日)
【料金】無料
https://www.kyoto-arc.or.jp/blog/topics/jp-mus-exhibition/
会場
会場名:京都市考古資料館 1階特別展示コーナー 、エントランス中央展示ケース
webサイト:https://www.kyoto-arc.or.jp/museum/
アクセス:〒602-8435 京都府京都市上京区元伊佐町265−1
電話番号:075-432-3245
概要
展示内容
第1章 山に分け入る僧・聖たち-山寺のおこり-
第2章 洛西の山寺 松尾山寺遺跡
第3章 山林修行・山岳宗教と平安京周辺の山寺
第4章 中世京都と山寺-寺から城へ-
京都市と公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所では、平成23年度から「大学のまち京都・学生のまち京都」の特性を活かし、発掘調査や京都市内の大学・高等学校における「研究・教育」の成果を紹介することを目的として、大学・高等学校との合同企画展を実施しています。今年度は、立命館大学と合同での企画展「京の山寺-なぜ人は山に登るのか-」を開催します。
京都市西京区の松尾山寺遺跡は、立命館大学考古学研究会によって発見された遺跡です。令和7年3月にその報告書が刊行され、山中に存在した信仰の拠点である「山寺」の一つであることが明らかになりました。松尾山寺遺跡が存在する西山をはじめ、京都盆地周辺の山々には数多くの山寺が存在していましたが、そのほとんどは廃絶し、現在では清水寺や神護寺などわずかな寺院が存続するのみとなっています。
本企画展示では、立命館大学考古学研究会によって発見された松尾山寺遺跡をはじめ、近年、赤色立体図などの最新データを用いた研究により、その姿が明らかにされつつある京都盆地周辺の山寺について、その遺物を展示し、宮都の外側にあった「京の山寺」の世界を明らかにしていきます。
なお、本年度の合同企画展は、「令和7年度 文化庁 Innovate MUSEUM事業」の一環として、展示に係る費用の一部(3D地形模型製作・デジタルサイネージレンタル・シンポジウム開催経費など)は文化庁の補助金を受け実施するものです。