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Kikuyo solo exhibition『Banana Imitation Moon』

開催情報

【作家】Kikuyo
【期間】2025年2月11日(火)〜2月19日(土)
【開館時間】11:00~18:00
【料金】無料

詳細:https://www.kusakabeg.com

会場

会場名:Kusakabe Gallery
ウェブサイト:https://www.kusakabeg.com
アクセス:〒602−8158 京都市上京区椹木町智恵光院西入る中務町486番地
電話番号:075–841–5407

概要

KusakabeGalleryは、2025年2月11日(火)から2月19日(土)まで、展覧会Kikuyo solo exhibition『Banana Imitation Moon』を開催いたします。

Kikuyo氏はこれまで、廃材、スタイロフォーム、など、安価に手に入る素材を使用しながら「絵画性と空間・場所との関わり」をコンセプトにインスタレーションの作品を展開してきました。今回は壁掛けの新作絵画とギャラリーの庭にも過去作のインスタレーションを展示します。

ギャラリーやホワイトキューブ批判を発端に制作された学生時代のインスタレーション作品『チープ・パーク』では お金を産むことを考えずに、廃材を使用したり、ギャラリー以外の空き地やデッドスペースで発表をしてきました。商業的である事は批判的にとらえていましたが、新しい生活をする内に、それらを基軸にする事を再考し始めます。

 昨年からkikuyo氏はアートギャラリーでの仕事を始め、作品が顧客に回る仕組みや、丁寧な作品の梱包・管理など、これまで自身の作品には関係なかった作業を経験します。

その事で、自身の作品を『表現するもの』から『人に渡すもの』へ変えたように思う、とKikuyo氏は言います。例えば、新作は、Kikuyo氏が働くギャラリーが、サムホールサイズに限定した絵画展を企画していた事に影響を受け、作品の大きさが決められています。

展示タイトルのバナナは腐りやすく、変化しやすいチープなイメージのモチーフである事から、壊れやすい安価な素材でできた作品と重ね、タイトル文の中に組み込まれています。一見、今回の展示は作品のプライスがあって、キャプションがある通常の展示に見えますが、所々それらからずらして構成しています。

「作品を商業的に回す空間で働いた事によって、私の作品は変わってしまったと言いましたが、今回の作品は光を受けると、私のチープなドローイングがより強調された影が映し出されます。売買しやすいサイズ感や量産が可能な形態になっても、バナナはバナナなのかもしれません。」

Kikuyo
1998年生まれ
2004年京都市立芸術大学大学院 絵画専攻油画を卒業
2024年から同大学 総合基礎実技非常勤講師として勤務

主な展示
個展『チープ・オブジェクト』京都東九条タローハウス、
グループ展『リロケーションまで』下京区いきいき市民活動センター
個展『魚と絵について』京都市中央市場水産棟 
『ライブパフォーマンス ロームスクエアライブ』京都ロームシアター

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