開催情報
【期間】2026年3月10日(火)-15日(日)
【開館時間】12:00~18:00
【休館日等】月曜日
【料金】無料
詳細:http://kunstarzt.com/Artist/FUJII/Takeru.htm
会場
会場名:KUNST ARZT
ウェブサイト:http://www.kunstarzt.com/
アクセス:〒605-0033 京都府京都市東山区夷町155−7 2F
電話番号:090-9697-3786
概要
KUNST ARZT では、藤井毅の初個展を開催します。
藤井毅は、器を「生死を司る装置」として捉え、革新的な陶表現をするアーティストです。
「Vitality Vessel (2024)」は、羽根をむしり取られた一体の鶏が、全身をプロテクターのような白い陶片で覆われた状態で、前面がガラスの冷凍庫に入れられた作品です。
“命を殺めて命を繋ぐ”という事実を、改めて鑑賞者に突き付けています。
本展は、中国・北京にある中央美術学院への交換留学を背景とし、陶磁器の最高峰とされた景徳鎮での滞在制作授業への参加経験を経て開催されます。
(KUNSTARZT 岡本光博)
作品コンセプト
一瞬一瞬では捉えきれない事象も、時間が経ち経験として沈殿しすることで、やがて新たなかたちとして立ち現れることがある。
本銀箔を支持体に用い、その上に記憶のイメージを刷っている。
その後、酸化剤を用いて銀箔とインクを変色させ、時間の中で刻々と変化していく様子を視覚化した。
画面は次第に移ろい、記憶の曖昧さや知覚の揺らぎが露わになる。
あふれる情報と絶えず変化する事象の中に私たちもまた身を置いており、変化していくものに目を向けること、そして今この瞬間を視覚的に感じさせる作品を意識した。
アーティストステートメント
一瞬一瞬の理解では覚束ないことも、時間が経ち経験として沈殿することで新たな発見が生まれる。
人はいくつもの層を介して過去の出来事を見つめ直すが、その認識もまた変化を続け、やがては薄れていく。
こうした認知の動きを固定するという逆説を制作の中心としている。