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山口 遼太郎 個展灯り 微かにかぜ

開催情報

【作家】山口 遼太郎
【期間】2024年10月8日(火)〜 10月13日(日)
【開館時間】12:00~18:00
【休館日等】月曜日
【料金】無料

会場

会場名:KUNST ARZT
ウェブサイト:http://www.kunstarzt.com/
アクセス:〒605-0033 京都府京都市東山区夷町155−7 2F
電話番号:090-9697-3786

概要

KUNST ARZT では、山口遼太郎の初個展を開催します。
山口遼太郎は、繊細で、詩情豊かな陶芸作品を生み出すアーティストです。
日常に溢れる小さなひかりをモチーフに、静かな場所にキラッと何かが光る場面や風景を表現した連作「そら ひかり 」(2024)、細さの限界を楽しむように、ハリガネのような形状で、微かなきらめきを表現した連作「star practice 」(2022)など、これまで連作という形で、一つのタイトルが複数の作品に付けられてきました。
本展では、知らない記憶、異国情緒、オールゴールのような懐かしさといった断片(陶片)をつなぎ合わせる構想です。 
(KUNST ARZT 岡本光博)

アーティスト・ステートメント
   
自分の中にある物語の断片や日々の思いがけない瞬間や風景、思いついた秘め事を机に向かい記録するように造形する。
陶土の可塑性や焼成によって起こる反りやヘタリを用いた即興的な造形や、陶器の危うさから感じる儚さ繊細さといった印象を、自身のテーマと組み合わせた作品制作を行う。
陶器らしい表情と壊れそうで繊細な造形によって、物質感がありつつも浮遊感や軽やかさを纏った作品を制作している。
陶土を叩いて伸ばす。乾燥で陶土が反る。
顔料を混ぜ込んだ化粧土を粘土の板に何層も塗り重ねる。
小さく繊細な造形物を陶土で作り泥漿でくっつける。
そのような即興的な土とのやりとりから生まれる新たな造形やモチーフの捉え方を期待している。
また自分の中の絵画的イメージを立体に起こす際、立体と平面の感覚を行き来するような造形を行う。
遠景と近景を意識しながら、作品を近くで見た時に起こる、小さな世界が急に目の前に現れるような没入感が生まれる造形を行っている。


YAMAGUCHI Ryotaro (b.1999, Osaka pref, lives and works in Kansai) 
is an artist who creates delicate, poetic ceramic works.
He earned her master’s degree in a ceramic course 
at Kyoto city University of the Arts.

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