開催情報
【期間】2024年5月11日(火)〜 5月19日(日)
【開館時間】12:00~18:00
【休館日等】月曜日
【料金】無料
http://kunstarzt.com/Artist/UEDAMegumi/UM.htm
会場
会場名:KUNST ARZT
ウェブサイト:http://www.kunstarzt.com/
アクセス:〒605-0033 京都府京都市東山区夷町155−7 2F
電話番号:090-9697-3786
概要
KUNST ARZT では、2年振り5度目となる上田愛の個展を開催します。
上田愛は、女性用下着で構築したオブジェを通して、虚像と肉体の関係を考察するアーティストです。
連作「Dress code」(2017-)は、裁断していない、商品そのままの女性用下着を縫い合わせたオブジェです。
本展は、女性用下着で神具と花を形づくり、祭壇を構成します。
覗きに来てください。
(KUNST ARZT 岡本光博)
展覧会コンセプト
本展覧会の開催月である5月は端午の節句のある月でもあります。
近年ではこどもの日、男の子の日とされていますがもとより節句とは季節の節目を指すようです。
春から夏へと季節が変わるころ病気や厄災が増えることから邪気払いのために強い香りを放つ菖蒲をお風呂に浮かべたり、菖蒲酒を飲用したようです。日本では菖蒲が刀の形に似ていることから勝負や尚武とかけられ男の子の立身出世や厄除けを願う日となりました。
この日にはたくさんの鯉のぼりが空を泳ぎます。鯉は清流だけでなく沼や池でも生きていける強い生命力を持っているため子供にも強く逞しく生きてほしいとの願いが込められています。
私は、人の飾身行為にも似たような感覚を覚えます。
身体を飾ることで(物理的にも)身を守り時に闘いながら自身を奮い立たせ強く逞しく現在を生きています。
そんな私たちへ賛歌を送るような、そして益々の発展を祈るように空間を彩ります。