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世界徒歩旅行学会 Art and Study vol.1「私は歩いて行きます」

開催情報
【期間】2023年12月20日(水)〜12月24 日(日)
【開館時間】水〜金 11:00-17:00 土日 11:00-18:00
【入場料】無料
https://kumagusuku.info/events/3351

会場
会場名:kumagusuku
ウェブサイト:https://kumagusuku.info
アクセス:〒604-8805 京都市中京区壬生馬場町37-3
電話番号:075-432-8168

概要
歩行は、実にありふれた行為であるがゆえに、いかに自分たちを規定し、世界との関わりを紡いでいるのか、それほど着目されてくることはありませんでした。しかし、人類学やアートといった文脈から、近年「歩く」ということに注目が集まっています。普段何気なく行なっている歩行というテーマの後ろにある世界の広がりを考えることは、個人という線引きを揺るがし、関係の「網細工」を形成しながら、これからの「物語」を編み込んでいく共同作業であると考えます。

「世界徒歩旅行学会」は、ある展覧会開催のために集まった4人(荒井、来田、山本、吉本)が行っていた読書会をきっかけに2年前からスタートしたグループです。私たちは、インゴルドの著書『ラインズ』における「徒歩旅行」という概念を思索の中心に据え、歩行と思考、そして制作をからめて、アートと人類学の境界を見据えながら、新たな表現の形を模索してきました。その第一回目となる本展は新たにメンバー(ハブヒロシ)を迎え、これまでの制作や研究、実施してきたワークショップなどを振り返りながら、展示と対話を通じて、参加者と共に「歩行」のもつ可能性を再考します。

【メンバー】

荒井規向(文化人類学者 / ラテンアメリカ研究者)、来田広大(美術家)、ハブヒロシ(アーティスト/ 疫学研究者)、山本聖子(美術家)、吉本和樹(写真家)

【公開研究会 @クマグスク】

第1回「わたしは歩いて行きます」 
2023年12月20日(水)14:00ー15:30

「歩く」という行為について、今まで行ってきた読書会、ワークショップ、対話を振り返りながら自由に話します。

第2回「歩くことで見えてくるもの」with ハブヒロシ

2023年12月23 日(土)14:00ー15:30

音楽、映画、アート、呼吸、疫学と様々な分野間を横断しながら創作/研究活動しているハブヒロシを新たなメンバーとして迎え、「歩く」という行為が、どのように研究や創作と関係しているかなどについて、メンバー5人でトークセッションをします。

第3回「歩行、贈与、運動」

2023年12月24 日(日)15:30ー17:00

ラテンアメリカ圏での先住民経済研究をしてきた荒井と、アジア圏のアートアクティビズム運動を研究してきた江上のクロストークを通じて、歩行から浮かび上がるものについてメンバーと話し合います。

ゲスト:江上賢一郎(文化研究、東京藝術大学特任助教)

福岡県生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス校 文化人類学修士課程修了。2010年代におけるアジアのアート・アクティビズム、自主管理空間を中心にリサーチを行っている。福岡市内のアートスペース「art space tetra」運営メンバー。

協力:京都大学「分野横断プラットフォーム構築事業 2023」(学際融合教育研究推進センター、学術研究展開センター)

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