開催情報
【期間】2024年9月1日(日)~12月8日(日)
【開館時間】10:00~16:30(入館は16:00まで)
【休館日等】毎週月・火曜日 祝日の場合は開館
【料金】一般500円、大高生400円、中学生以下無料
20名様以上の団体と65歳以上の方は400円、障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名無料
https://koryomuseum.or.jp/showing/114/viewbody
会場
会場名:高麗美術館
webサイト:http://www.koryomuseum.or.jp/
アクセス:〒603-8108 京都市北区紫竹上岸町15番地
電話番号:075-491-1192
概要
冊架図(チェッカド)といわれるジャンルの絵画を見ていると、朝鮮時代(1392~1910)がいかに開放的で先進の文化を受容していたかということが分かるような気がします。朝鮮王朝は北京へ使節を頻繁に派遣しました。彼らの目的は政治的儀礼でしたが、書店をはじめ、自由に買い物をし、街を観光し、知識人の自宅に泊まりました。いわば現代の観光ツアーのような側面もありました。彼らのもたらした情報は国際情勢だけでなく文化や文物、知識や芸術にまでおよびました。今回の展覧会で見る「チェッカド」は、朝鮮時代の後期にもたらされた斬新な西洋的エッセンス、いわばアートのようです。遠近を無視したかのような絵画法は今でもとてもユニークな作品です。これらの絵画をぜひ多くの人々に楽しんでいただき、朝鮮時代後期の開放的で明るい美術を体験していただきたいと思います。高麗美術館館長 井上満郎
あわせて2017年にユネスコ「世界の記憶」に登録された高麗美術館所蔵の「朝鮮通信使」資料を展示いたします。