東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

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二元論 | 岩井優

開催情報

【作家】岩井優
【期間】2024年8月23日(金)~9月15日(日)
【開館時間】13:00 – 19:00
【休館日等】月〜木曜

https://kikagallery.com/2405.html

会場

会場名:KIKA gallery
webサイト:https://kikagallery.com/index.html
アクセス:〒603-8111 京都府京都市北区小山東元町20-2
電話番号: 075-432-7254

概要

このたびキカ・ギャラリーでは、東京を拠点に活動するアーティスト、岩井優の個展を開催いたします。 これまで岩井は国内外において日常的な清掃や公共的な浄化のプロセスに焦点を当て、映像、パフォーマンス、写真によってアプローチしてきました。今回の個展ではベルリンの路上で汚物と美容の試行をとらえた《路上のコスメトロジー》やジョージア国の港町バトゥミで撮影した食にまつわる変移を観察する《100匹の魚(あるいは愉悦のあとさき)》を展示します。そして《二元論》というフレームから簡潔に世界を2分法にして見渡すことで、その境界線上を私たちが行き来していることを意識させ、日常的行為に潜む分類の作用について考察します。

岩井優

1975年京都生まれ。国内外の地域にて参与的な手法で活動に取り組み、洗浄や清掃という日常行為に着目し、その背後にある社会的・記号的意味を顕在化するような映像やインスタレーション、パフォーマンスなどを発表。主な展覧会に、「見るは触れる 日本の新進作家 vol.19」(東京都写真美術館、2022年)、「ヨコハマトリエンナーレ2020 AFTERGLOW ―光の破片をつかまえる」(横浜美術館、2020年)、「新・今日の作家展 2018 定点なき視点」(横浜市民ギャラリー、2018年)、「リボーンアート・フェスティバル 2017」(宮城県石巻市街地、牡鹿半島、2017年)、個展に「公開制作 83 岩井優 ハウツー・クリーンアップ・ザ・ミュージアム」(府中市美術館、2021年)、「コントロール・ダイアリーズ」(Takuro Someya Contemporary Art、2020年)など。

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