開催情報
【作家】むらたちひろ
【期間】2024年6月29日(土)–2024年8月4日(日)
【開館時間】10:00–18:00
【休館日】月曜日※7月15日(月・祝)は開館、翌平日の7月16日(火)を休館
【入場料】無料
https://gallery.kcua.ac.jp/archives/2024/11048/
会場
会場名:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
アクセス:〒600-8601 京都市下京区下之町57-1
電話番号:075-585-2010
概要
京都市立芸術大学の新キャンパスの移転整備工事前の数年間、元崇仁小学校の校舎で、数々の本学学生・卒業生が制作・展示を行ってきました。本学染織専攻の修了生のむらたちひろも、その一人です。元崇仁小学校の校舎は工事前に解体され、現在は保存された記念樹のイチョウと体育館、高瀬川のビオトープを除き、その跡地に新しい建物が建っています。
本展では、当時むらたが元崇仁小学校の校舎で記録した写真や映像を用いて制作した作品群を展示します。布に淡い色の染料を滲ませ、染まっていく時間を刻むむらたの作品を、記憶のなかにある輪郭のおぼろげなイメージになぞらえてみると、作品の題材となった特定の空間と時間から浮かび上がり、鑑賞者それぞれがもつ何かの記憶にも重なり合うかもしれません。目で見ている作品のイメージと、頭のなかのイメージが溶け合うことは、むらたが染色によって表現するものの、もう一つの体験のかたちとなることでしょう。