当財団は、1990年10月、花王(株)の100周年を記念し、芸術文化活動支援の恒久化と一層の充実を図ることを目的として、「財団法人 花王芸術文化財団」として設立されました。発足以来、美術・音楽を中心とする芸術文化活動への助成を通じて、人々の心豊かな暮らしと感性の醸成に寄与してまいりました。
芸術・科学・スポーツは、それぞれ異なる領域でありながら、人の創造性・探究心・身体性を育み、多様な可能性を広げるという共通の価値を有しています。当財団は、これら三つの領域への支援を通じて、豊かな共生世界の実現に貢献してまいります。
■美術展覧会への助成
美術、音楽を中心に芸術文化活動を幅広く支援することにより、日本の文化の向上発展に寄与します。
助成の対象|以下のすべてに該当するものが助成の対象です。
- ●日本の美術館・博物館もしくは、団体が企画・開催する絵画・版画・彫刻等の展覧会で、高度な芸術水準を有し、純粋な芸術活動によって採算の取れにくい活動であること。
- ●企画性に富み、芸術的・社会的に価値の高いもの。
- ●2027年4月~2028年3月末までの1年間に開催されるもの。
- ※開催は国内外いずれも可能とするが、国内開催を優先とする。
- ※企画に対する助成であり、団体等の管理運営費、パソコン・デジタルカメラ等の機材購入および作家の制作活動費は助成対象にならない。
- ※2年連続の助成は行わない。(前年度に当財団からの助成を受けた場合は助成の対象外)
■メディアアートへの助成
技術革新により芸術分野が飛躍的に発展している中、芸術と科学への支援を併せもつ財団として新たなカテゴリーでの支援を立ち上げました。伝統的領域に捉われないアートとメディア、アートとサイエンスが融合した新領域での新しい芸術表現を支援することで、芸術の多様性の向上と活性化、次世代アーティストの育成に寄与することを目的としています。
助成の対象|メディアアートは新しい芸術の領域のひとつとして近年認知されてきています。科学技術の進展に応じて表現が多岐にわたるため、その定義を明確に規定することは困難です。ここでのメディアアートは、デジタル技術を核に据えた作品やプロジェクトを指します。
『アート&サイエンス』や『メディアアートと音楽分野』の融合を実現した企画も歓迎します。
以下のすべてに該当するものが助成の対象です。
- ●日本国内で企画された展覧会やプロジェクト、パフォーマンス、音楽公演等、採算の取れにくい活動であること。
- ●高い芸術性をもつ作品で構成され、新たな価値を提示していること。
- ●2027年4月~2028年3月末までの1年間に開催されるもの。
- ※開催は国内外いずれも可能とするが、国内開催を優先とする。
- ※複数のアーティスト等が主体的に参画し、企画・制作・発表を行うプロジェクトを対象とする。
- ※企画開催に必要な経費に加え、制作経費(機器や人件費等)も対象とする。
- ※実際の展覧会や公演等の開催が前提となるため、オンラインやブラウザでのみ鑑賞・参加可能な企画は不可。
- ※団体での採択通算カウントとし、美術分野は2年連続・音楽分野は4年連続の助成は行わない。
■申請期限
2026年11月10日 日本時間23時59分まで