東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

 EN サイトマップ
© 2014-2024 一般社団法人HAPS

Co-program B「眼差しの手入れ」展

開催情報

【作家】婦木加奈子、丸山のどか
【期間】2024年7月31日(水)~2024年9月1日(日)
【開館時間】10:00-20:00
【料金】無料
【休館日等】8月16日(金)

https://www.kac.or.jp/events/20240625/

会場

会場名:京都芸術センター ギャラリー北・南、他
ウェブサイト:https://www.kac.or.jp
アクセス:〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
電話番号:075-213-1000

概要

京都芸術センターでは、Co-program カテゴリーB 2024採択企画「眼差しの手入れ」を開催します。

「眼差しの手入れ」展は、キュレーターの河村清加による二人の彫刻家、婦木加奈子と丸山のどかの企画展です。両作家それぞれの見近な風景を見つめる視点を知ることで、風景の背後にある人々の営みを重層的に捉え直すことを促します。

展覧会ステイトメント

眼差しの赴くところに、そしてその趣を感じとるときに、目の前にある「風景」は日常とは異なるものとして捉え直されます。それはまるで使い込んだ眼差しの仕方が手入れされる体験とも言えるのではないでしょうか。

しかも風景は我々が心づくと否とに拘らず、絶えず僅かづつは変わっていこうとしている。おおよそ人間の力によって成るもので、是ほど定まった形を留め難いものも他には無いと思うが、更にはかないことには是を歴史のように、語りつぐ道がまだ備わっていないのである。

ー 柳田國男

 人の生活や労働、作為がつくる風景と、その果敢無さに目を向けた民俗学者の柳田の眼差しにならい、本展示では二人のアーティストが捉えた光景を一時的・仮設的に立ち上げます。婦木は、日常生活の行為を読みかえ、身近な場面に作品を介在させます。丸山は、風景の表層のみが切り取られた立体作品を現実の場に配し、景色を異化させます。長い歳月をかけて使い込まれてきた京都芸術センターの「うち」と「そと」を二人は行き来しながら、建築の特徴や痕跡と呼応するようにして手入れを展開します。

間断なく、時に劇的に変化し続ける風景。素朴な光景に異質さを見出す眼差し、その差異を際立たせる手入れによって、眼前に広がる風景と背後にある人々の営みを多層的に捉え直します。

関連プログラム1 アーティストーク

本展企画者の河村清加と、出品作家の婦木加奈子と丸山のどかが、展覧会会場を回りながら、本企画の概要と作品についてお話します。

出 演 |河村清加(本展企画)、婦木加奈子(本展出品作家)、丸山のどか(本展出品作家)
日 時 | 2024年 7月31日(水)17:30-19:00(予定)

お申込はこちらから

関連プログラム2トークイベント

建築・都市計画の研究に取り組む清山陽平氏と、本展企画者の河村清加が京都芸術センターを巡りながら展示の見どころや、館の建築的な特徴、芸術文化を創造する都市のあり方についてお話しします。

出 演 |河村清加(本展企画)、清山陽平(京都大学大学院工学研究科建築学専攻 助教授)
日 時 | 2024年 8月10日(土)14:00-16:00(予定)

お申込はこちらから

関連記事



HAPSについて | アーティスト支援 | アートと共生社会
お知らせ | 相談・お問い合わせ | アクセス
サイトマップ | プライバシーポリシー



JP | EN

© 2014- 2024 一般社団法人HAPS