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舞台表現と「トリガーアラート」について考えるレクチャー&ワークショップ

開催情報

【日付】2024年3月5日(火)
【時間】18:45 ~ 21:00
【料金】1,000円(要事前予約)

https://www.kac.or.jp/events/35366/

会場

会場名:京都芸術センター 大広間
ウェブサイト:https://www.kac.or.jp
アクセス:〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
電話番号:075-213-1000

概要

近年認識が広がってきている「トリガーアラート」に注目し、公演の事前アナウンスについて考えを深めます。

京都芸術センターではNPO法人京都舞台芸術協会と共同し、観客と創作物を守るために、舞台芸術や公演の制作や発表の場において、絶えず必要な知識を学び続け、共有し、ともに考える機会を企画しています。

この企画では、近年認識が広がってきている「トリガーアラート」を取り上げます。「トリガーアラート」に注意すべき項目に挙げられる表現について、なぜ事前アナウンスをする必要があるとされるのかを考えてみます。
予告の有無や方法を考えるにあたり、観客にあたえる懸念事項として、心的外傷を抱える観客が、芸術表現をきっかけにトラウマ体験を思い出すことがあることがひとつ挙げられるかと思います。舞台表現が刺激となって、強烈なフラッシュバックを引き起こしてしまう可能性も否めません。専門家から基礎的なレクチャーを受け、心的外傷的な出来事を象徴する表現やそれに類似する表現に暴露されることで、どのような影響が出てしまうのか、観客の安全を守るためにどういったことに気を付けなければならないのかを知る機会とします。
後半では、レクチャーの内容を土台にしながら、グループにわかれてのディスカッションを行います。ひとつの正解を目指す場ではなく、状況に応じたよりよい周知手段とコミュニケーションを探り、他人の意見や思いに耳を傾ける時間です。
考え続けることや、他者と意見を交換し、知識をアップデートし続けることで、より良い作品作りに臨めるようになることを目指します。

*トリガーアラートとは
トラウマ(心的外傷的出来事)体験を刺激する可能性のある表現について、あらかじめ周知すること。

主催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、NPO法人京都舞台芸術協会
協力:さよならキャンプ

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