HAPSスタジオ使用アーティストのおおしまたくろうによる展示のお知らせです。

■概要
おおしまたくろう「ノイズ・ミュージックさがして ー超洛外でのフィールドレコーディング/異世界への綻び(ほころび)」
会期|2025年10月4日(土)~10月26日(日)10:00~20:00
会場|京都芸術センター ギャラリー北・南(京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町 546-2)
料金|無料
リサーチャー、アーティスト|おおしまたくろう
リサーチコーディネーター|堤 拓也
展示コーディネーター|黄 宇曦(京都芸術センター)
ロゴデザイン|松見拓也
主催|KYOTO EXPERIMENT
https://kyoto-ex.jp/program/takuro-oshima
KYOTO EXPERIMENTは、2010年より開催している京都発の舞台芸術祭です。Kansai Studies、Shows、Super Knowledge for the Future [SKF]の 3 つのプログラムから構成されます。
Kansai Studiesは、フェスティバルの開催地である京都を中心に、地域の文化や風土のリサーチを主体としたプロジェクトです。2025年度は、身近な道具を改変して制作した楽器と、それらを用いた少し不思議な音楽活動を展開するアーティストのおおしまたくろうがリサーチャーを務め、自作の装置を用いた「異世界との裂け目から漏れ出る綻びの音」のフィールドレコーディングを行っています。本展はこのリサーチの活動報告として、展示とイベントを開催するものです。
フィールドワークの様子はnoteにて順次公開中!→Kansai Studies 2025 リサーチ記録
■ プロフィール
おおしまたくろう
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科修了。音の実験ワークショップ「SOUNDやろうぜ」主宰。PLAY A DAYをモットーに、身近な道具を改変した楽器の制作とそれらを組み合わせた少し不思議な音楽活動を行う。音楽の名を借りたユーモアにより社会をマッサージする。近作にスケートボードとエレキギターを合体させて街のカタチを演走する《滑琴(かっきん)》、作家の耳を模したサウンドボックスを実家に送り母親の耳かき音をライブ配信する『帰省されるイヤー』、耳型マイクを身につけた2人の奏者の動きを作曲する《擬似耳人(ぎじじじん)》など。2017年『PLAY A DAY』で学生CGコンテスト・アート部門の優秀賞を受賞。2024年『滑琴狂走曲 in 秋田!カッキンラプソディー・イン・アキタ』でやまなしメディア芸術アワードの優秀賞を受賞。
■Kansai Studies について

フェスティバルの開催地である京都を中心に、関西エリアをアーティストの視点で地域の文化や風土をフィールドワークすることで、未来の芸術表現を豊かにする「原石」を掘り起こしていく、リサーチを主体としたプロジェクトです。
アーティストはリサーチの過程で出会った出来事や風景、思考の変遷などを、テキストや写真、映像といった多様なかたちで記録・公開していきます。
Kansai Studies 特設サイト これまでのリサーチ記録をご覧いただけます!☞ kansai-studies.com
■ KYOTO EXPERIMENTについて
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭は、2010 年より毎年開催している京都発の国際舞台芸術祭です。今年で 16 回目を迎えます。
国内外の「EXPERIMENT(エクスペリメント)=実験」的な舞台芸術を創造・発信し、 芸術表現と社会を、新しい形の対話でつなぐことを目指しています。 演劇、ダンス、音楽、美術、デザインなどジャンルを横断した実験的な表現が集まり、 そこから生まれる創造、体験、思考を通じて、舞台芸術の新たな可能性をひらいていきます。