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松浦圭祐 個展「resonance」

開催情報

【期間】2024年10月19日(土)~ 11月9日(土)
【開館時間】12:00-18:00
【休館日等】月曜日、日曜日、祝日
【料金】無料
詳細:https://www.imuraart.com/exhibition/2024/09/post-26.html

会場

イムラアートギャラリー京都
ウェブサイト:https://www.imuraart.com
アクセス:〒606-8395 京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31
電話番号:075-761-7372

概要

この度イムラアートギャラリーは、京都では初めてとなる松浦圭祐の個展を開催いたします。

松浦は、1970年京都生まれ、多摩美術大学院の修士課程修了後に渡独、デュッセルフドルフ芸術アカデミーを卒業しました。以降、デュッセルドルフを拠点に、ヨーロッパ各地で展覧会を開催、また、大規模な野外インスタレーションを発表してきました。本展では、松浦の代表作である《jiba》シリーズとあわせて、《resonance》シリーズの新作、新たに取り組んでいる《ku》シリーズを展覧いたします。

松浦の作品は、物質と環境、可視と不可視の境界を探求することをコンセプトに、線や正方形、円、幾何学的形状や色彩といった要素を用いて制作されます。それらを特定の空間に配置することで、視覚的に認識可能な形として提示しますが、この形は単なる物質的存在にとどまらず、空気の流動、振動、磁力、重力、光などの非物質的エネルギーと共鳴し、新たな視覚的および物質的変化をもたらします。

こうした変化は、新たな空間とエネルギーの対話を生み出し、偶然と必然の交わる領域で、作家の予測を超えた現象が起こります。例えば、《resonance》シリーズでは、線と線の組み合わせによる視覚的効果が顕れ、《jiba》シリーズでは、磁力によって目に見えない磁場が視覚化されます。このように、自然界の現象に人工的に介入し、その空間にもたらされる変化を通して新しい世界を捉えようとしているのです。

視覚もまた、絶え間なく動くエネルギーのように変化し続けています。「物質とエネルギーの対比や調和を通じて視覚的リズムを創り出し、そのリズムによって物質と環境の相互作用から新たな秩序や調和を生み出すことを目指しています。」と松浦が言うように、エネルギー同士が共鳴し、衝突することで生まれるダイナミズムを、作品から感じ取っていただければ幸いです。

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