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宮本佳美「Internal sight」

開催情報

【期間】2025年2月8日(土)~3月1日(土)
【開館時間】12:00-18:00
【休館日等】月曜日、日曜日、祝日
【料金】無料

詳細:https://www.imuraart.com/exhibition/2025/01/post-26.html

会場

イムラアートギャラリー京都
ウェブサイト:https://www.imuraart.com
アクセス:〒606-8395 京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31
電話番号:075-761-7372

概要

この度、イムラアートギャラリーでは、6回目となる宮本佳美の個展を開催いたします。

学生時代より一貫してモノクロームの絵画を描いてきた宮本ですが、その根底には、「光」という現象を捉えたいというシンプルな追求があります。 

押し花やプリザーブドフラワーを用いて透過する光を捉えることから始まり、彫刻や白く着色した花に現れる陰影を捉えて光と影を描く、あるいは海外の強烈な陽射しを浴びる鉢植えの花の印象を描いた作品等、モチーフとなる対象はさまざまですが、その制作活動には、どうしたら「光」を描くことができるのか、という作家の問いが常に存在しています。 

宮本は、2022年にエミール・ガレやドーム兄弟のガラス器をモチーフに、やはり光をテーマとした新作を発表しました。その制作を振り返り、「ガラス表面の輝きを捉える光、内側から透けてくる光、物を知覚するための光、その3つの光を描いていました。(中略)ただ、絵を描く過程においてガラスそのものと十分に向き合っていない違和感を感じていました。ガラスの表面に起こる現象を描き出している感覚でした。」と回想します。 

本展の新作に描かれるのは、氷に閉じ込められた植物です。当時、描ききれなかったガラスの中の部分、物質としてのガラスの表面と裏面の間にある世界を描くために、氷に閉ざされた空間を人工的につくり出し、新作のモチーフとしました。小さな空間の中に生じた気泡の爆発を描いた作品は、宮本のこれまでの「光」に対する渇望を表出させているかのようです。 

光を求めて辿り着いた作家の現在地を、是非ご高覧ください。

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