ICA京都「はじめての海外グループ・スタディ・ツアー」は、海外渡航経験が少ない、あるいはこれまで国外を訪れたことがない学生を主な対象とした、短期集中型のグループ・スタディプログラムです。
2025年度はパイロット版として、東南アジアの一国であるマレーシア(ペナン、イポー、クアラルンプール)にみんなで訪れます。現地の文化施設やアートスペース、地域コミュニティを巡りながら、実際に「見て」「聞いて」「食べて」「歩いて」、そして参加者同士や現地の人々と対話することで、土地に根ざした文化や社会のあり方を総合的に体験します。そうした身体的な経験を通じて、アートが社会とどのように結びつき、どのような文脈の中で生まれ、そして身近な環境のそれとどのように異なるのかを考える機会になれば幸いです。
また本プログラムは、作品制作を目的とするものではありません。観察すること、問いを立てること、対話を重ねることを重視し、異なる文化や歴史、価値観に向き合うための導入的な学びの場として設計されています。海外を「遠い場所」として眺めるのではなく、自分自身の問題として引き寄せ、今後の学びや実践につなげていけることを目指します。
■実施概要
グループ・スタディ・ツアー先: ジョージ・タウン、イポー、クアラルンプール(マレーシア)
開催日時: 2026年3月6日(金)―12日(木)(6泊7日/うち、機内で1泊含む)(予定)
対 象: 京都芸術大学に通学部に在籍する学部生、および大学院生 計5名程度
参加費用: 渡航券代・現地食費を参加者が実費負担(ICA京都が現地移動費、宿泊費、海外保険を負担)
成果発表: 帰国後に報告会やレビュー執筆等を予定(参加者全員で相談して決定)
参加にあたって①: 「みんなで行くはじめての旅行」を通じて、東南アジアの一つであるマレーシアの芸術や文化、歴史について身をもって経験するというプロジェクトになります。参加者には、アートだけでなく現地の社会や歴史について向き合い、日本国内で芸術を学んでいる学生として、今後の世界との関わり方について考え直す姿勢が求められます。
参加にあたって②: ICA Kyoto Journalに寄稿されている金井美樹さんの特集記事「交錯:東南アジアをめぐる思索」を事前に読むこと。
・歴史を手繰る芸術の身ぶり ①東南アジアをめぐる記憶
・歴史を手繰る芸術の身ぶり ②マーク・テ/ファイブ・アーツ・センター
・歴史を手繰る芸術の身ぶり ③アイン
■応募締切
2026年1月19日(月)17:00