東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

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偶然の兆し 吉浦 眞琴

開催情報

【期間】2024年6月22日(土) -7月21日(日)
【開館時間】鑑賞可能時間は各施設の営業時間に準じます

https://horikawa-shinbunkabldg.jp/rental-space/

会場

会場名:NEUTRAL 堀川新文化ビルヂング 館内各所
webサイト:https://horikawa-shinbunkabldg.jp
アクセス:〒602-8242 京都府京都市上京区皀莢町(サイカチチョウ)287
電話番号: 075-431-5537

概要

[EXTRA-NEUTRAL]は、堀川新文化ビルヂング内の大垣書店やカフェ&バーSlow Page店内各所、ウィンドウディスプレイや階段踊り場にある大きな壁面などを展示スペースに、ビルまるごとでたくさんの作品を楽しめる展示企画。
本展では、吉浦眞琴によるドライポイントという銅版画技法を用いた作品を中心に展開いたします。

これは子供の時からですが、なんとなく出かけた先で偶然ばったり友達や知り合いに会うことがあります。
何の約束も縁もゆかりもない場所でもばったりと。
似たような状況で本屋に行った時に、パッと取った本が今の自分自身にとても染み渡るような必要なものであるということがあります。
作品の制作でも何となく手を動かしながら線を引いているうちにイメージが現れてきます。
これも全てを意図して描いているというよりも、あるところからこちらに出現してくるような偶然、不意にあったような感覚が強いです。

ドライポイントという銅版画の技法を用いて作品を作っていますが、この製版の過程でもどのような色になるか、
どのような線が出るかということは予想がつきづらく手探りで不確かです。不確かな中でも兆しのようなものが現れてきて
ある時イメージがしっかりと出現する瞬間があります。
この兆しや偶然を束ねて現れてきたイメージを紙に刷り表現しています。

□作家情報
吉浦眞琴/Yoshiura Makoto
1994年神奈川生まれ
2017年 京都造形芸術大学美術工芸学科油画/版画コース卒業
2019年 京都市立芸術大学 大学院美術研究科絵画専攻版画修了

個展
2019年 「砂漠の洪水」(大阪/芝田町画廊)
2021年 「しちひきでもはち」(京都/ギャラリー恵風)
2023年 「雷を捕まえる」 (大阪/芝田町画廊)

主なグループ展
2021年「中林忠良-版画の系譜と展開」(京都/ギャラリー恵風)
2021年「久保智沙衣・吉浦眞琴 銅版画2人展」(大阪/芝田町画廊)
2023年「Infinitely expanding printmaking expression(無限に広がる版画表現))」(大阪/芝田町画廊)
2024年「京都府新鋭選抜展Kyoto ArtforTomorrow2024」(京都/京都文化博物館)
2024年「ARTIST’S FAIR KYOTO 2024」(京都/京都国立博物館明治古都館)

受賞
2018年 第43回全国大学版画展 町田市立国際版画美術館収蔵賞
2019年 2018年度京都市立芸術大学制作展 大学院市長賞
2022年第20回南島原市セミナリヨ現代版画展 大賞
2023年Idemitsu Art Award 2023 竹中美幸審査員賞

□期間中イベントのお知らせ
「プレス機で小さな版画を刷ってみよう!」
今回展示する作品の版画技法であるドライポイントで、オリジナルの蔵書票*を作ります。
プレス機を使った本格的な版画で、お気に入りの本に印をしたり、できたものをお部屋に飾ってみませんか?

開催日:7月20日(土)
時 間:①11:00- ②14:00-
定 員:各回8名
参加料:3,300円

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*蔵書票とは
蔵書票は本の見返し部分に貼り、その本の所有者を表す小さな紙のことです。
エクスリブリス(EXLIBRIS)とも呼ばれ本の所有者の独自のマークやイラストなどが描かれそのもの自体も紙の宝石として世界的に愛好されています。

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