東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

 EN サイトマップ
© 2014-2025 一般社団法人HAPS

2025年度 HAPSスタジオ使用者決定のお知らせ

撮影:前谷開

HAPSは、2012年12月より、京都を拠点に活動をしていく若手アーティストのために、小学校跡地を利用した制作スタジオを提供しております。
 この度、前使用者の退去に伴い、元楽只小学校(京都市北区)を活用した複合施設「ふれあい共生館」内のスタジオを活用して創作活動を行うアーティストを公募し、総計11組からご応募をいただきました。いずれの応募者も作品の質・活用の意欲共に高いレベルを達成しており、創作場所の支援というニーズが依然として高いことをうかがわせる募集となりました。
HAPS実行委員会メンバー並びにHAPS事務局による厳正な検討および面接を行い、審査の結果、新規使用者1名を決定しましたので、お知らせいたします。

■審査結果について


今回新たに小林颯さんをHAPSスタジオの使用アーティストとして迎えることになりました。
今後、彼の作品が大きく展開していくことを期待していますし、HAPSスタジオがそういった新しい表現を産みだせる場所であることを願っています。
小林さんは、このスタジオ使用を機に、東京から京都へと移住してくるとのことでした。制作する街としての京都の魅力を存分に堪能してもらえれば、とても嬉しく思います。

-遠藤水城(HAPS代表)

新使用者プロフィール 

小林 颯(こばやし はやて)

1995年北海道生まれ。
東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。2020年から24年まで、江副記念リクルート財団 スカラシップを経てドイツ・ベルリンへ渡独。24年にベルリン芸術大学大学院アートアンドメディア科を修了。装置と映像を通じて、エクソフォニー(「母語の外にある状態一般」の意)の新たな語りの形を再考している。近作では、翻訳とアイデンティティの観点から、アジア系移民のアイデンティティの流動性を主題に扱う。主な個展に「ポリパロール」(アートセンターBUG、東京、2024年)など。Forbes 30 Under 30 Asia 2022 The Arts 選出。

HAPS制作スタジオについて

京都を拠点に活動していく美術系アーティストのために、元小学校の教室を利用した制作スタジオを提供、運営しています。2012年12月から使用した東山区にある元新道小学校は2021年3月をもって運営を終了し、2021年4月から、元楽只小学校(京都市北区)を活用した複合施設「ふれあい共生館」内にスタジオを移転しました。現在は6組のアーティストが新しいスタジオを使用して制作に励んでいます。

スタジオ|普通教室(約65㎡)5 室/大教室1室(約88㎡)
所在地|〒603-8226京都市北区紫野西舟岡町2「ふれあい共生館」北館2、3階
現使用者(継続)|おおしまたくろう、澤田華、HABURI、村上美樹、八幡亜樹(2025年3月末まで)、陸瑋妮(LU WEINI)+上田佳奈+六根由里香

https://haps-kyoto.com/about/support/office-and-studio/

元楽只小学校跡地を活用した複合施設(愛称:ふれあい共生館)について

京都市では、楽只小学校と紫野小学校の統合に伴い、2019年3月に閉校した元楽只小学校の跡地活用について、楽只学区社会福祉協議会など地域からの要望を受け、検討、協議を重ねた結果、「子育て・人権・文化芸術の拠点」として、複合施設を整備することとしました。楽只学区全体のまちづくりの観点から、北いきいき市民活動センター、ツラッティ千本、京都市楽只児童館、京都市楽只保育所を移転整備するととともに、元新道小学校から、HAPSスタジオおよび天才アートKYOTOアトリエが移転し、「ふれあい共生館」として開設されました。

https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000281774.html

関連記事



HAPSについて | アーティスト支援 | アートと共生社会
お知らせ | 相談・お問い合わせ | アクセス
サイトマップ | プライバシーポリシー



JP | EN

© 2014- 2025 一般社団法人HAPS