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“Papilio” 谷 小夏

開催情報

【作家】 谷 小夏 | Konatsu Tani
【期間】2025年5月10日(土) – 2025年5月26日(月)
【開館時間】土・日・月 13:00~19:00
【休館日】火・水・木・金曜
【料金】無料

https://hakukyotojapan.stores.jp/news/681da58a3c52b72f889655d9

会場

会場名:haku kyoto
webサイトhttps://hakukyotojapan.stores.jp
アクセス:京都府京都市下京区中之町566
電話番号:075-585-5959

概要

haku kyotoでは、画家 谷小夏の個展”Papilio (パピリオ)”を開催いたします。

私たちは、いつから「変わった自分」に気づき始めるのでしょうか。
ふと立ち止まったとき、鏡に映る自分や、かつての心と少し違う “今” に気づくことがあります。戸惑いながらも、その変化の中に、静かに育ってきた何かを感じる瞬間です。

本展に並ぶ作品には、若さというひとつの光をくぐり抜け、より深く、 しなやかに内面を見つめ始めたまなざしが息づいています。
そこに映る視線は、それぞれが捉えた誰のものでもない美しさがあり、ただ自分の内に見出した、まだ言葉にならない誇りや優しさを、まっすぐに映し出しています。それは、過去の自分を否定することなく、いまの自分をそっと抱きしめるような、穏やかなまなざしです。

変化は恐れるものではなく、その中でこそ育まれる美しさがあります。どうかこの場所で、その美しさに出会っていただけますように。

文章 黒田純平 (keshik.jp)

30歳になった時、新しい私になった感じがして、美しく変身することをテーマに絵を描きたいと思いました。

歳を取ると当たり前に若さを失っていきます。
自転車で下校する高校生を見て私にはもうない眩しさを感じることはもちろんありますが、でもふと若い頃の私と今の私を比べてみると、若い頃の私より今の私の方が好きです。若い頃描けなかった絵が描けるようになり、想像できなかった人の気持ちを慮ることができるようになり、過去の私より少しだけ成長できたと思えます。

絵というビジュアル表現の中で容姿が美しい女の子を描いていますが、容姿だけでなく、自分の内面の美しさを見つめる女の子の眼差しと、その気高い佇まいが描けていたら嬉しいです。そしてきっともっと時間が経つと、昔できていたのにできなくなることも出てくるのでしょう。
そうなった時の私が何を感じるのかはまだ分かりませんが、その経験によってまた新しい絵が描けたらいいなと思います。

谷 小夏


作家プロフィール
谷小夏 | Konatsu Tani

1993年 大阪生まれ。
2016年 京都精華大学デザイン学部イラストコース卒業
ig @tani_konatsu

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