開催情報
【作家】ディエーゴ・トヌス
【期間】2025年11月14日 (金)-2025年11月16日 (日)
【開館時間】10:00~19:00
【料金】入場無料
詳細:https://www.goethe.de/ins/jp/ja/ver.cfm?event_id=26940769
会場
会場名:ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川(図書室)
webサイト:https://www.goethe.de/ins/jp/ja/sta/kyo.html
アクセス:〒606-8305 京都市左京区吉田河原町19-3
電話番号: 075-761-2188
概要
ディエーゴ・トヌスの彫刻作品シリーズ、Professional Secretsの展覧会を、Art Collaboration Kyoto(ACK)の開催に合わせて、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川の図書室で開催します。
Professional Secretsは、秘密を内包した彫刻シリーズです。各作品はアーティストに共有された職業上の秘密であるProfessional Secretsをもとに、契約書の形状で構成されます。このプロセスは、秘密を共有する人と協議を重ね、どの要素を開示するかを共に決定する「交渉」の結果として生まれます。作品の物体、タイトル、そしてアーティストに共有された秘密のメッセージは、機密保持契約(Confidential Disclosure Agreement)の役割を果たす契約として機能します。
各木画彫刻は共有された秘密に基づき、エンコーディング技法や暗号化アルゴリズムを用いて、コード化された言語でメッセージを埋め込み、将来的にその内容が解読されることがないように制作されます。これらのオブジェクトとそのパターンの制作は、視覚的なコードを認識する方法に影響を受けており、単なる装飾要素としてではなく、これらのパターンが能動的に機能する要素として寄与しています。
その結果として生まれるのは、作品上に秘密が表れつつも、その中身は明かされない、ユニークなハイブリッドな彫刻シリーズです。使用される木材の種類は、作品が展示される環境に溶け込むようなカモフラージュ効果をもたらします。
この作品は、隠された秘密のデータバンクとして集約されます。アーティストは、収集したデータや秘密を処理し、独自のアーカイブ方法に基づいて保管します。このプロセスは、あたかも一種の機関または組織のように機能し、秘密保持契約の一環としてそれらの物語が非公開のまま守られることを保証します。
ディエーゴ・トヌスは、2025年1月~4月に、Mondriaan Fundとの外部提携助成により、ヴィラ鴨川に滞在しました。
With the Support of:
駐日オランダ王国大使館(東京)
モンドリアン財団(オランダ)
STROOM Den Haag(オランダ)
Art Collaboration Kyoto 2025(ACK)連携プログラム