開催情報
【期間】2025年1月10日(金) 〜1月21日(火)
【開館時間】12:00〜18:00
【休館日等】水曜・木曜定休
【料金】無料
作家在廊日時 1月10日(金)、11日(土)12:00〜18:00 、21日(火)15:00〜18:00
https://www.atelier-shimura.jp/blogs/gallery/yoshimasatsuchiya2025
会場
会場名:アトリエシムラ Shop & Gallery 京都本店
webサイト:https://www.atelier-shimura.jp
アクセス:〒600-8018 京都府京都市下京区河原町通四条下ル市之町251-2壽ビルディング2F
電話番号:075-585-5953
概要
2025年1〜2月に、彫刻家・土屋仁応(よしまさ)さんの木彫展 「菩薩と象・人形と裂」をアトリエシムラ京都本店と東京・成城店にて開催いたします。今回で「しむらのいろmeets 土屋仁応展」「メテオ展」に引き続き、3回目の展覧会になります。土屋さんとアトリエシムラは、木彫と草木染めという、植物の恩寵と手仕事が制作の根本にあるという共通点が出会いの最初にありました。
今回の 「菩薩と象・人形と裂」というテーマは、「普賢菩薩騎象像(ふげんぼさつきぞうぞう)」と「十羅刹女(らせつにょ)」から着想を得られたということですが、現代では信仰心が先にあるのではなく、土屋さんの手から生み出された「美を宿したもの」から「菩薩」や「羅刹女」の世界、つまり「信」なる世界へ参入することになるのかもしれません。それは柳宗悦の「美信一如(びしんいちにょ)」の思想に通じると感じます。
もう一つの試みは、木彫と裂(きれ)を合わせて一つの作品にしたことです。木彫に裂を着せることはほとんどないのですが、今回はコラボレーションということで、それぞれが制作した「人形」と「裂」を合わせました。人形の髪の色や表情など全体の雰囲気と裂の色彩の調和に特にエネルギーを注ぎました。
「美」と「信」の融合を目指した作品群をぜひご高覧いただければ幸いです。
展示販売作品 オリジナル木彫、絵本「メテオ」原画複製、書籍