開催情報
【期間】2024年6月29日(土)~7月17日(日)
【開館時間】13:00~19:00(最終日17:00まで)
【休館日】火・水・木曜日
【料金】無料
会場
会場名:アートゾーン神楽岡
webサイト:https://www.kyoto-artzone-kaguraoka.com
アクセス:〒606-8311 京都府京都市左京区吉田神楽岡町4
電話番号: 075-754-0155
概要
私の作品には舟、椅子、蛇、虹、蝶、サーカスなどのモチーフが繰り返し出てきます。
近年、北米とメキシコの間で渡りをする蝶々たちに、移民や自分の姿を重ねて描いています。
蝶が羽を広げたようなテントは、避難所、隠れ家の象徴としてこれまでも作ってきましたが、最近ではそのテントが灯台のようなイメージも持ち始めました。
混迷の続くこの世界でも、遠くに光る一筋の光を見たいという願いからかもしれません。
今回は銅版画に加え、*セラミック(陶器と磁器)の立体作品を展示いたします。
荒木 珠奈(あらき たまな)
Tamana Araki
東京都出身。
メキシコ留学時代に版画の技法に出会い、90 年代から、版画、立体作品、インスタレーシ ョンなど幅広い表現の作品を発表。
ワークショップを通じて、こどもやメキシコの先住民などさまざま な人々と共同で作品制作も行う。
現在はニューヨークを拠点に、自身のペースで活動を続けている。
1991 年武蔵野美術大学短期大学部卒業
1993-94 年メキシコ国立自治大学美術学部/サン・カルロス大学院(聴講生)
1997 年武蔵野美術大学造形学部卒業(学士)
2004-05 年メキシコ国立エスメラルダ美術学校(招待作家/ポーラ美術振興財団在外研修員)
現在ニューヨークを拠点に活動
主な個展
1999 年「うち」Gallery Jin(東京)
2008 年「MAM プロジェクト 008:荒木珠奈」森美術館ギャラリー2(東京)
2018 年「インプリントまちだ展 2018 荒木珠奈 記憶の繭を紡ぐ」 町田市立国際版画美術館(東京)
2022 年 「Itinerant Eyes」Culture Lab LIC(ニューヨーク)
2023年 うえののそこから「はじまり、はじまり」荒木珠奈展 東京都美術館(東京)
主なグループ展
2002年「Traces, Imprints and Tales: Japanese Contemporary Art Draws From Tradition」Kerava Art Museum(ケラヴァ)
2009 年「City_net Asia 2009」Seoul Museum of Art(ソウル)
2019 年「MOT サテライト 2019 ひろがる地図」東京都現代美術館(東京)
パブリックコレクション
武蔵野美術大学 美術館・図書館、浜田市世界こども美術館、東京都現代美術館、町田市立国際版画美術館