東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

 EN サイトマップ
© 2014-2024 一般社団法人HAPS

私を通して人を見る 私を通して人を描く

開催情報

【作家】橘 葉月|Hazuki TACHIBANA 中原 実香|Mika NAKAHARA
【期間】2024年 12月10日(火) ー 12月22(日) 
【開館時間】15:00~19:00(最終日18:00まで)
【休館日等】月曜日
【料金】無料

詳細:webサイト

会場

会場名:Art Spot Korin
webサイト:https://artspotkorin.wordpress.com
アクセス:〒605-0089 京都市東山区元町367-5
電話番号:075-746-3985

概要

中原実香・橘葉月による「絵画における人物造形」をテーマとした絵画作品の展覧会。 
中原は人間の精神の様相に着目し人間を描く一方で、橘はイメージに身体感覚を投影するため人間を描く。
互いに主題や表現方法は異なりながらも、自身の観察を通して人物を描くという共通のプロセスを持っている。 
両作家は「自分を通してでしか世界を見れないという虚しさと歯痒さ」という共通の感覚を持ち制作を行っているが、
結果として生まれる絵画に対して鑑賞者が共感や没入感、読み解く姿勢を持った時、個人から始まった感覚は絵画を通して多くの人が感じる普遍的な感覚にまで昇華できるのではないかと考えており、
それらは両作家にとっての希望と考えている。 


作家紹介

橘 葉月
Instagram:@ttbnhzk 

大きさを持つイメージとの対峙は、物質である絵画ができることの一つである。イメージの大きさは可変であり、だからこそ人と共有することは困難である。 
見ているものをそのまま共有する方法の一つとして、実寸大の鏡像を絵に描いている。実寸大は作り手の視点からの大きさの主観を最小限にし、視点と物との対峙の場の再現をする。 

中原 実香
Instagram:@3mk.n12  HP:http://mikanakahara.boo.jp

不安や苦しみはどこから生まれ、どこへ去っていくのだろう。 

孤独の中でも、人間関係の中でも、不安は隙間を見つけ影のように満ち、木々のざわめきのように、日がのぼり沈むように、繰り返し私たちを包む。 

不安なのに笑ったり、辛い時に平気なふりをして、社会で生きるために人は本当の自分を奥底に隠す。私たちの本意は時に現れては、覆われまた隠される。 

テンペラと油絵具で塗り隠しまた描き起こしながら繰り返し描く行為は、その目に見えない精神の揺らぎを掴むための行為なのではないかと考える。 

移り変わってざわめく自然を、孤独や人間関係の有り様を観察し描きながら、絵画の中でその揺らぎを掴もうとしている。

関連記事



HAPSについて | アーティスト支援 | アートと共生社会
お知らせ | 相談・お問い合わせ | アクセス
サイトマップ | プライバシーポリシー



JP | EN

© 2014- 2024 一般社団法人HAPS