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ANTEROOM TRANSMISSION Vol. 4 – Fade In / Fade Out 

開催情報
【期間】2024年12月7日(土)〜2025年2月2日(日)
【開館時間】10:00-20:00
【出展作家】中村美和子、LANP、ディルク・マーティン
https://www.uds-hotels.com/anteroom/kyoto/news/20373/

会場
会場名:ホテル アンテルーム 京都 l GALLERY 9.5
ウェブサイト:https://www.uds-hotels.com/anteroom/kyoto/#top
アクセス:京都市南区東九条明田町7番
電話番号:075-681-5656

概要
この度、ホテル アンテルーム 京都は、中村美和子、LANP、ディルク・マーティンによる3人展「Fade in / Fade Out」を開催します。本展は、2021年にHOTEL ANTEROOM KYOTOで発足した若手育成のためのアートプロジェクト「ANTEROOM TRANSMISSION」の第4弾です。

中村美和子は、すでに存在する空間を一つの視点からドローイングすることで「ものの重なり」と捉え、日常のなかで出会う形や構造を抽出します。中村はその「重なり」を再構成し、何かを切り抜いた後に残る空白や空間のようなモチーフとして平面作品へと展開します。
LANPは、キャンバスや壁画を用い、日本の原風景と人物が登場する未来的な物語性を感じさせる作品を制作しています。ヒップホップクルー「WARAJI」としての活動に加え、近年では漫画家として表現の領域を広げています。
ブレーメン(ドイツ)を拠点に活動するディルク・マーティンは、線やオブジェクトが記号的に登場するシリーズなど、キャンバス上でのグラフィティの可能性を探究しています。1989年に雑誌『エアロゾル・アタック』を共同創刊以来、世界中のヒップホップシーンにおける情報収集と研究を続けています。本展では、BMXやブレイキングダンス、グラフィティなど、都市空間における遊びから発展し根付く文化を「言語」として捉え、都市を構成する道路や建物、グラフィックをその地の文化や歴史を刻む「文字」と解釈します。1970年代~90年代に生まれ、手法も活動のフィールドも異なる3名の作品を通して、郊外や都市、国境などスケールを交差させていくことで現代における多層的な文脈を考察していきます。また、若手作家育成を目的とする本プロジェクトでは、従来の枠組みを見直し、活動歴10年未満(年齢・学歴不問)の作家を対象とし、招待枠による中堅作家との取り合わせを行うことで、新たな可能性を広げ、アートプロジェクトとしてのさらなる発展を目指します。皆様のご関心とご来場を心よりお待ち申し上げております。

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