京都芸術センターでは、2000年よりアーティスト・イン・レジデンスプログラムを実施し、異なる文化に触れることで新しい芸術表現を生み出そうとする、新進又は若手のアーティストや研究者の京都での滞在制作を支援してきました。また、国外の文化機関と連携し、日本のアーティストに国外での滞在制作の機会を提供する派遣事業も実施しています。
「アーティスト・イン・レジデンスプログラム2025/2026 スタジオ・プレスンガン」は、京都芸術センターが、京都市が主催する「*** in Residence Kyoto」と連携して実施する特別プログラムです。今回は、インドネシアで滞在制作に取り組みたいアーティストや研究者、舞台制作者、アートマネージャー等を対象とした派遣プログラムを実施します。
本プログラムの参加者は、2025年12月~2026年1月にインドネシア・ジャワ島に位置する「Studio Plesungan(スタジオ・プレスンガン)」で活動を行うことができます。
受入施設である「Studio Plesungan(スタジオ・プレスンガン)」は、インドネシア出身のパフォーマンス・アーティストであるムラティ・スルヨダルモが設立したアーティスト・ラン・スペースです。同施設では、設立者であるムラティ・スルヨダルモによるパフォーマンス・アート・クラスや、子ども向けのダンス教室、絵画教室なども行われるなど、地域に向けた芸術普及事業も行われており、7,000平方メートルある自然豊かな敷地の中で制作することができます。
■応募資格
- ・京都に居住、京都を活動の拠点とする、あるいは京都で主要な活動実績を持つアーティスト、研究者、舞台制作者、アートマネージャー等(国籍、年齢は問いません)。ジャンルは問いませんが、パフォーマンスを含む領域を扱うアーティスト、研究者、舞台制作者、アートマネージャー等を歓迎します。
- ・本プログラムへの参加に意欲を持ち、Studio Plesunganでの滞在制作を希望する理由が明確な方
- ・英語またはインドネシア語での必要最低限のコミュニケーションが可能な方
※個人での応募を基本とします。複数人のグループでの応募の場合、渡航費等の支援は1名分のみ、滞在施設はシェアとなります。詳細はお問い合わせください。
■滞在期間
2025年12月17日~2026年1月17日(1ヶ月間)
※感染症拡大その他自然災害等の不可抗力により滞在期間が短縮される場合があります。変更にあたっては採択者と主催者間で協議の上対応します。
■支援内容
・居住地からStudio Plesunganまでの交通費(上限150,000円まで)
・制作費及び滞在中の諸経費として200,000円の支給
・Studio Plesungan内の宿泊場所及び制作スタジオの提供
・滞在中の京都芸術センター及びStudio Plesunganからサポート
※交通費、制作費は日本円で支給します。現地通貨への両替手数料等は参加者本人でご負担ください。
※滞在期間中の事故・病気など、不測の事態が起こった場合、参加者の責任によるものとします。必ず旅行保険等にご加入ください。
■応募締切
2025年9月30日(火)JST23:59