William Kentridge, The Refusal of Time, 2012 (映像からのスチル)
© William Kentridge

HAPSと考える展覧会鑑賞術 vol.3

2月8日から「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」の開催一年前のプレイベントとして、南アフリカの美術家ウィリアム・ケントリッジの大規模映像インスタレーション作品《時間の抵抗》[原題:The Refusal of Time](2012)の展示が公開されます。これをHAPS エグゼクティブ・ディレクターの遠藤水城と一緒に鑑賞しながら、さらに作品や展示を「みる」ことについて考えます。
 鑑賞後は、展覧会場手前のスタディールーム(1F 木工室)にて感想や意見を話し合い、現代美術の理解を深めるディスカッションをおこないます。美術作品に興味はあるけど、見てももやもやするばかりという方にオススメです。
 ディスカッションの内容はHAPSサイトの「みる」に反映され、参加者には宿題としてレビューを書いていただきます(希望者のみ、謝礼有り)。採用レビューはHAPS PRESSのレビューコーナーに掲載します。

概要

日時: 2014年3月8日(土)10:45〜13:00
会場:元・立誠小学校 講堂
〒604-8023 京都市中京区備前島町310-2(木屋町通蛸薬師下ル)
阪急京都線「河原町」駅下車、1a出口より北へ徒歩3分
京阪本線「祇園四条」駅下車、4・5番出口より北西方向へ徒歩5分
*駐車場・駐輪場はありません(駐輪は先斗町自転車駐車場[有料]をご利用ください)
集合場所:元・立誠小学校 正面入口
定員: 先着15名(要予約)
料金: 500円(資料、ドリンク代として/チケット代別:当日こちらのイベントに参加される方は前売り料金でご購入いただけます)
対象:美術鑑賞に興味のある方
主催:HAPS(東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス)
協力:京都国際現代芸術祭組織委員会
予約・問い合わせ
HAPS:info@haps-kyoto.com
TEL:075-525-7525 FAX:075-525-7522
お名前、連絡先電話番号、参加人数を明記の上、HAPSのメールアドレスまでお送りください。

鑑賞作品

 
《時間の抵抗》[原題:The Refusal of Time](2012)
期間:2014年2月8日(土)~3月16日(日)
※ イベント情報詳細 http://www.parasophia.jp/events/a/william-kentridge/
プロフィール ウィリアム・ケントリッジ/William Kentridge
1955年南アフリカ共和国生まれ、ヨハネスブルグ在住。2010年に第26回京都賞受賞。「動くドローイング」とも呼ばれる素描をコマ撮りした手描きアニメーション・フィルムをはじめ、版画、インスタレーション、パフォーマンス、人形劇、オペラなどに幅広く取り組んでいる。また、俳優、演出家、著述家など多彩な分野でも活躍している。2009年には京都国立近代美術館ほかで大規模個展を開催。

サイト「みる」について

 
HAPSでは、芸術をみるということを改めて深く考えます。このページでは「みる」をめぐるさまざまな芸術との関わり方をご紹介します。
http://haps-kyoto.com/appreciation-form/
※ 2013年1月15日実施「HAPSと考える展覧会鑑賞術 Vol. 2」にて更新されました。