【協力展覧会】A-Lab Exhibition Vol.17「街と、その不確かな壁」と…。

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSスタジオ使用者、川田知志が参加する展示のお知らせです。 A-Lab Exhibition Vol.17「街と、その不確かな壁」と…。 日時:2019年2月16日(土)〜3月31日(日)平日:11:00〜19:00 土日祝:10:00〜18:00 火曜日休館 会場:あまらぶアートラボ A-Lab 〒660-0805 兵庫県尼崎市西長洲町2-33-1 料金:無料 参加作家:川田知志/迎英里子 詳細:http://www.ama-a-lab.com 内容: A-Labでは、Exhibition vol17は川田知志、迎英里子による2人展『「街と、その不確かな壁」と…。』を開催します。 川田知志は、これまで、漆喰に顔料で描くフレスコ画の技術を応用し、既設の壁面や自作の仮設壁面などに展開する作品を制作してきました。最近は建物を構成する壁から派生し、別の支持体へ壁面を移動させることで、壁が持っていた記憶をトレースする作品を発表しています。 一方、迎は国債の発行や石油採掘、屠畜、核分裂反応、火山など、世界の様々な制度やシステムの仕組みを、日用品などを使って模式化した装置を作り、それを自ら“動かす”パフォーマンスを行ってきました。そのシステムの持つ複雑さを見える形、手で扱える形に置き換えて提示してきました。 今回のタイトルの「街と、その不確かな壁」は 1980年に雑誌「文學界」に発表された村上春樹さんの小説です。村上さんの作品の中では、発表後、単行本に収録されて出版されることがなかった数少ない作品です。小説では、壁の中と外の関係、僕と影、ことば、古い夢などをモチーフにしながら物語が展開されており、2人の作品に通じる側面が伺えます。本展では、2人にこの小説と向き合うことも含め、作品にアプローチしてもらいました。 今回、川田は市内のすでに元の用途として使われていない「履物屋」「小学校」「結婚式場」で数日ずつ滞在制作し、空間に漂う記憶などをなぞった作品をA-Labで再構成します。  迎は生活の中にある身近な社会の構造を自身の言葉で解釈し、装置を制作し、自らの身体を使って動かします。  川田は壁面という、“輪郭”や“外側”をモチーフに、迎は仕組みという、“中心”や“内側”をモチーフにしています。2人の作品は一見して正反対な感じがしますが、見えないけど、そこに確かにある存在感というものにアプローチしているという視点では通じるものがあります。 何かを守る存在にも、別け隔てて邪魔する存在にもなる「壁」が作り出す空間の記憶。運用の仕方で、善にも悪にもその表情を変える「システム」や「制度」の仕組み。本展では、2人の作品を通じて、普段は意識をしていない“存在”を感じていただけるのではないでしょうか。 パフォーマンス 迎英里子による、本展覧会で制作したシステムを”動かす”パフォーマンスを開催します。 2019年2月16日(土)13:30〜/16:00〜 24日(日)11:00〜 トーク キュレーターとして活躍する服部浩之さんと出展作家のアーティストトークを開催します。 2019年2月24日(日)14:00〜15:30 先着30名・申し込み不要 川田 知志|Satoshi Kawata 1987年大阪府生まれ 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油絵)修了 —主な展覧会— 「Open Room」(ARTCOURTGALLERY/大阪/2018) 「VOCA2018」(上野の森美術館/東京/2018) 「織り目の在りかin一宮」(一宮市役所庁舎内/愛知/2018) アーティストインレジデンスプログラム「まちとsynergism」成果展(アートラボあいち長者町/名古屋/2017) 「Artists in FAS 2016」(藤沢市アートスペース/2016) 「1floor2015対岸に落とし穴」(神戸アートビレッジセンター/2015) […]

【協力イベント】おおさかアートコモンズ(仮称)ギャザリング「アートを伝える。アートを感じる。」

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAP事務局長の藏原藍子が登壇するイベントのお知らせです。 おおさかアートコモンズ(仮称)ギャザリング「アートを伝える。アートを感じる。」 日時:2019年2月15日(金)19:00~20:45 会場:enoco地下1Fカフェ「CORAL PARLOR enoco」 〒550-0006 大阪市西区江之子島2-1-34 大阪府立江之子島文化芸術創造センターB1F 料金:無料(カフェでの1ドリンクオーダーにご協力ください) 定員:20名程度(事前申込不要) 詳細:http://www.enokojima-art.jp/artcommons_gathering1 モデレーター:大島賛都(アーツサポート関西チーフプロデューサー) スピーカー(五十音順): 梅田哲也(アーティスト)、藏原藍子(東山 アーティスツ・プレイスメントサービス HAPS 事務局長)、山中俊広(インディペンデント・キュレーター/大阪アーツカウンシル 部会委員) コーディネーター:高坂玲子(大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]) 主催:大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco] 協力:アーツサポート関西、大阪アーツカウンシル、おおさか創造千島財団 enocoは“府立”の文化施設として中長期的な視点に立ち、大阪の芸術文化のハブとなり、enocoにひと/もの/こと/情報が行き交い、多様な個人や組織が創造的な活動に参加する機会をつくりだすことをひとつの目標としています。そこで大阪で芸術・文化の支援等を行う団体・期間と連携し、情報や課題の共有の場「おおさかアートコモンズ(仮称)」を2018年度より試行させています。 2018年11月にはアーツサポート関西、大阪アーツカウンシル、おおさか創造千島財団という3つの団体・期間と連携し、オープン・ミーティングを行いましたが、引き続き、規模に関わらず、課題や議論、情報を共有するために様々な方が集まる場を持つこととしました。その一つが、毎回異なる話題提供者を設定し、参加者の方とともに話していく「ギャザリング」。 第1回目となる今回は下記のテーマで実施します。 — 「アートを伝える。アートを感じる。」 全国各地でアートによるコミュニティと連携した取り組みが行われています。世界的に見ても日本ほどアートをこうした社会的ツールとして活用している国はないのではないでしょうか。こうした取り組みにおいては、通常アートと接点を持たない方々にアートを伝え、一緒にプロジェクトを進めていく状況がごく普通にあるのではないかと思います。 アートの予備知識や経験があまりない住民などの方々を巻き込み一緒にプロジェクトを進めていく上での秘訣とは?また、それに関わる人々は、そこで何を感じ、何を得るのでしょう?また 、そうした取り組みの中に、私たちがアートの本質について考える上で非常に重要なヒントが含まれているようにも思います。 今回のおおさかアートコモンズでは、これまでさまざまなアートプロジェクトに関わってこられた方々をお招きし、地域の住民などを巻き込んだプロジェクトを進めていく上での秘訣や工夫についてお話をしていただきながら、アートとは何かという本質的な問題について一緒に考えていきたいと思います。 テーマ1 コミュニティと連携したアートプロジェクトの目的や意義 テーマ2 住民などの外部の方々を取り込んでいく上での秘訣や工夫 テーマ3 こうしたアートプロジェクトの実施によって、逆に得られたアート的なる体験 ・梅田哲也(アーティスト) インスタレーションやパフォーマンスの作品を国内外で発表。美術のみならず、建築や音楽など分野を跨いだ活動が多い。近年の展覧会に「札幌国際芸術祭2017」、「東海岸大地藝術節」(台東、2018年)、個展に「See, Look at Observed what Watching is」(Portland Institute for Contemporary Art、ポートランド、2016年)。パフォーマンス作品では「Composite: Variations」(Kunstenfestivaldesarts […]

【協力イベント】akakilike『はじめまして こんにちは、今私は誰ですか?』

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSで協力するイベントのお知らせです。 ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム”KIPPU” akakilike『はじめまして こんにちは、今私は誰ですか?』 日時:2019年2月15日(金)~ 2月16日(土) 2月15日(金)19:00開演 *終演後、演出・倉田と映像・平澤によるアーティストトークあり 2月16日(土) ①13:00開演◎託児サービスあり ②17:00開演 会場:ロームシアター京都ノースホール 〒606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町13 料金:全席自由 一般3000円/ユース(25歳以下)2500円/高校生以下1000円 ※一般とユースは当日500円増/車椅子でご来場のお客様は事前にakakilikeまでご連絡ください。 詳細:https://akakilike.jimdo.com/events/ 演出:倉田翠 映像:平澤直幸 出演:倉田翠 倉谷誠 丁春燁 浦宏年 岩本義夫 小林久江 山田茂 村木美都子ほか(映像出演含む) スタッフ: 演出助手・宣伝美術:平澤直幸 音響:甲田徹 照明:魚森理恵(kehaiworks) 舞台監督:大田和司 制作:豊山佳美 写真:前谷開 題字:浦宏年 主催:akakilike 共催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都市 協力:社会福祉法人 こころの家族、京都コリアン生活センター「エルファ」、東九条まちづくりサポートセンター「まめもやし」、在日大韓基督教会京都南部教会、東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)、一般社団法人アーツシード京都 2018年1月、演出家・振付家・ダンサーの倉田翠(akakilike)が、 京都市・東九条の高齢者や、その地域の人々と対話を重ね、舞台作品を構成。出会いから生まれた表現を、現地の施設で上演いたしました。 この度、ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム“KIPPU”のサポートを受け、akakilike作品としてリクリエイションする事になりました。 彼らと再び舞台上で出会い、生まれるこの作品をロームシアター京都でご覧いただきます。 あなたはどこから来たのか、いったい何者か。 
ここには「今」しか存在しません。 
肩書きでは証明できない「私」は誰なのか、常に問われている気がします。 深く刻まれた歴史が蓄積する身体の末端にある「今」に出会えたことに感謝し、 私はここにやってきては、また自分のお家へ帰っていきます。 記憶とは曖昧で、そのお家がどこだったか、私にはさっぱりわからない。 *本公演は京都市「文化芸術で人が輝く社会づくりモデル事業」により上演した内容を元に、新たに制作したものです。 akakilike akakilike(アカキライク)は、テクニカルスタッフと倉田翠のみで構成され、主に舞台作品を作る。スタッフと出演者が常に対等であること、それぞれが確立して作品のためにやるべきことをするために集まった団体である。akakilikeはダンサー、役者は募集しておらず、作品によって、その都度出演者を決定している。 akakilike|MAIL:akakilike.c.u@gmail.com TEL:070-6927-5835(制作 […]

【協力展覧会】池田剛介「崩れと残欠」

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSスタジオ使用者、池田剛介の個展が開催されます。 「崩れと残欠」 会期:2019年1月5日(土)〜2019年3月10日(日)(富士山展は1月5日〜25日) 会場:ベクソン・アーツ・京都 〒601-8026 京都市南区東九条中札辻町27-3 開館日:1月5、6日は一般観覧(14:00-19:00)。他は予約制 詳細:http://baexong.net/崩れと残欠/ ベクソン・アーツ・京都では、2019年1月5日より3月10日まで池田剛介を迎えて展覧会「崩れと残欠」と作品の解説のツアーを行います。 池田剛介は1980年福岡県生まれの美術作家。京都造形芸術大学卒業、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。自然現象、生態系、エネルギーなどへの関心をめぐりながら制作を行っています。近年の展示は「Malformed Objects――無数の異なる身体のためのブリコラージュ」 (山本現代、2017)、「Regeneration Movement」(国立台湾美術館、2016)、など。池田は美術家としてだけでなく、論者としても活躍しており、近年の論考に「祝祭から「遊び」へ」(『POSSE』2017年9月号)、「虚構としてのフォームへ」(『早稲田文学』2017年初夏号)、など。 2019年1月には初の単著『失われたモノを求めて――不確かさの時代と芸術』を夕書房より刊行予定。 本展で池田は、約1000年前に形成され、現在も崩落を続ける富士の「大沢崩れ」に注目したシルクスクリーンによる新作を出品予定。国家的象徴と見なされる富士山に潜在する、地質的な脆さや複層性、そしてそれがもたらす形態的な崩壊と生成――こうした問題に対して、シルクスクリーンによる印刷と、その版のズレという方法論によってアプローチします。この新作群はブロックチェーン技術を使った電子作品証明書に紐づけられる事により、日本各地で同時開催されている「富士山展」への参加作品となっています。 またこれに合わせて、新著『失われたモノを求めて』の造本のために制作した作品や、現在進行中のSubikiawa食器店とのコラボレーション作品も展示予定。池田による複合的な活動の現在形を、ぜひこの機会にご高覧いただければ幸いです。 WS:「崩れと残欠」展覧会場に泊まる、池田剛介と巡るツアー 富士山展に参加の本展および、これまでの活動をアーティスト自身が解説いたします。 また2月オープン予定の新スペースがいち早く見られるツアー等を行います(予定)。 日程:2019年1月18日(金)~1月20日(日) 日数:2泊3日 詳細・お申し込み:http://baexong.net/崩れと残欠/ 池田剛介(いけだ こうすけ) 1980年福岡県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。自然現象、生態系、エネルギーなどへの関心をめぐりながら制作を行う。主な展覧会にMalformed Objects―無数の異なる身体のためのブリコラージュ」(山本現代、東京、2017)、「Regeneration Movement」(国立台湾美術館、台中、2016)、「あいちトリエンナーレ2013」(愛知)「堂島リバービエンナーレ2011」(大阪)など。 http://kosukeikeda.net

【協力展覧会】特別展「思考の肖像」-美術と科学のダイアグラム-

HAPS is pleased to announce the solo exhibition by Michael Whittle(HAPS studio artist) “Portraits of Thought: Diagrams in Art and Science” in The Kyoto University Museum. Exhibition title:Portraits of Thought: Diagrams in Art and Science Dates:December 19, 2018 – Feb. 03, 2019 Opening times:Every Wednesday – Sunday, 9:30-16:30 (last entry at 16:00), except national holidays. […]

【協力イベント】第17回AAF戯曲賞受賞記念公演「シティⅢ」

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSで協力するイベントのお知らせです。 愛知県芸術劇場ミニセレ 第17回AAF戯曲賞受賞記念公演『シティⅢ』 日時:2018年10月26日(金)19:00開演/10月27日(土)14:00開演・19:00開演/10月28日(日)14:00開演 会場:愛知県芸術劇場 小ホール 料金:全席自由・整理番号付 一般 3,000円、U25 1,000円 作:カゲヤマ気象台 演出:捩子ぴじん 出演:佐久間新、清水穂奈美(かもめマシーン)、西尾佳織(鳥公園)、増田美佳、松井壮大 詳細:http://www.aac.pref.aichi.jp/gekijyo/iframe/detail2018/181027_aaf 内容: カゲヤマ気象台による『シティ』シリーズ最終章。 文明が一度滅び、再興した未来の荒野が舞台。荒野のはずれで、泥棒や旅芸人、爆弾屋といった人々がゆっくりと悲劇に巻き込まれながらも希望を見出していく。 演出に、振付家・ダンサーとして活躍する捩子ぴじんを迎え、ダンス/演劇の枠を超えた舞台を創造する。 作:カゲヤマ気象台/劇作家 1988年静岡県浜松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。演劇プロジェクトsons wo:代表(~2018年3月)。劇作・演出・音響デザインを手がける。2015年度よりセゾン文化財団ジュニア・フェローに選出。 演出:捩子(ねじ)ぴじん/ダンサー 2000年から04年まで大駱駝艦に所属し、麿赤兒に師事する。舞踏で培われた特異な身体を元に、自身の体に微視的なアプローチをしたソロダンスや、ダンサーの体を物質的に扱った振付作品を発表する。ダンス作品の他に、様々なジャンルのアーティストとの共同作業にも参加し、障がいをもった人たちとのワークショプや公演も行う。11年、横浜ダンスコレクションEX審査員賞、フェスティバルトーキョー公募プログラムF/Tアワード受賞。16年、韓国・光州でアジアンアーツシアターが企画するOur Masters「土方巽」のキュレーターを務める。17年より京都在住。 生活にダンスの杭を打ち込むべく“ダンサーズ”を主催し、定期練習を行う。

【協力展覧会】奈良県立大学 現代アート展「船 / 橋わたす 2018」

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSスタジオ使用者、井上亜美の参加する展示のお知らせです。 奈良県立大学 現代アート展「船 / 橋わたす 2018」 日時:2018年10月20日(土)〜10月28日(日)平日 12:00〜18:00/土日 10:00〜17:00 ※会期中無休 会場:奈良県立大学 〒630-8258 奈良市船橋町10番地 料金:無料 招聘作家:荒木由香里 井上亜美 光岡幸一 詳細:奈良県立大学-現代アート展船橋-わたす-2018開催のお知らせ 内容: 奈良県立大学 地域創造学部 西尾研究室では昨年に引き続き、地域資源を発掘したり、異質なもの同士をつないだりする現代アートの力に着目した展覧会を開催します。展覧会名である「船/橋わたす」は、本学が位置する船橋町の名にちなんで、さまざまな価値観をのせた作品という「船」を渡し、異質なもの同士をつなぐための「橋」を渡すというイメージで名付けられました。 芸術系の学部・学科のない奈良県立大学で学ぶ学生の研究作品と、学生自身のキュレーションによる3名の招聘作家―荒木由香里、井上亜美、光岡幸一―の作品を本学に展示します。学生と招聘作家が生み出す現代アートの力が本学に加わることで、観る人に新たな視点を提供したいと考えます。 現代アートを通じて、奈良県立大学が地域の新しい「港」となり、大学と地域、アートと日常生活を、「船/橋わたす」ことを目指しています。 荒木由香里(あらき ゆかり) 1983年三重県生まれ、愛知県在住。「もの」や「空間」と対話するように立体やインスタレーションの作品を制作している。近年の主な展覧会に、個展「落ちた羽、スキップ」(2018年 アインソフディスパッチ、名古屋)、「京都アートラウンジ」(2018年 ホテルアンテルーム京都、京都)、個展「眼差しの重力」(2016年 LOKO GALLERY、東京)、個展「APMoA Project ARCH 何ものでもある何でもないもの」(2012年 愛知県美術館、名古屋)等、国内外多数。 井上亜美(いのうえ あみ) 1991年宮城県生まれ。京都府在住。2016年東京藝術大学大学院映像研究科修士課程修了。在学中に狩猟をはじめる。現場でつぎつぎに起こる出来事をエスノグラフィックな視点で見つめ、当事者として記録をおこなう手法で作品を制作している。作品に、都会で暮らす猟師の奇妙な生活を描いた《猟師の生活》(2016)、震災後に猟をやめた祖父を追った《じいちゃんとわたしの共通言語》(2016)などがある。 光岡幸一(みつおか こういち) 1990年愛知県生まれ。東京都在住。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修了。パフォーマンスを中心に、インスタレーションからドローイング、写真と様々な手法で制作を行う。主なプロジェクトに、警察に撤去されそうになっていたホームレスのおじさんの壊れた台車を勝手に運んで直して返す、など。 4年生 伊能怜「景観としての文字」 岸田なつき「私の障害者芸術」 谷口遥香「手話演劇から考察する生きづらさの実態」 西元里佳子「みえない家族」 丸山拓真「生き物になった建物」 3年生 小川美陽「写真(記憶)を炙る」 四方遼祐「生活の演劇」 堀部七彩「下着における役割と形の再構築」 名桜大学4年生 喜多美緒「人と植物の生生としての装い」 […]

【協力展覧会】清原遥 個展「祈りの形に似ている」

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSが協力する展覧会のお知らせです。 清原遥 個展「祈りの形に似ている」 日時:2018年9月11日(火)〜23日(日)平日16:00〜21:00/休日13:00〜21:00 会場:KYOTO ART HOSTEL kumagusuku 〒604-8805 京都市中京区壬生馬場町37-3 料金:無料 企画:川久保ミオ 問い合わせ:harukakiyohara.2.23@gmail.com 清原遥 まで 詳細:http://kumagusuku.info/874 「作ること」と「生きること」のなだらかな繋がりや関わりをテーマに、テキスタイル作家である清原遥の作品を中心に展示を企画します。 清原はこれまでビニールを用いた熱融着技法や絞り染めといった様々な技法を用いてテキスタイルやドローイングなどを制作してきました。今回はそれまであまり使用してこなかった自然の染料に着目し、またそこから自然現象そのものへと関心を抱き、雨乞いをテーマにした作品を制作します。 清原は作ることを生きることとを考えますが、この生きることはいかに人間が自然に倣って生きていけるかという話まで繋げられます。壮大なことの様に聞こえますが、例えば私たちは日々テレビやスマートフォンのアプリで今日の天気を調べて過ごしていますが、その天気は時にはそれらの情報とは異なって雨を降らします。どれだけ自分たちの生活をコントロール出来るようになったとしても、自然は私たちの意図とは関係なしに動き、その中を私たちは時に忘れ、時に意識して生きています。 雨乞いは人が神様に雨を降らしてもらえるよう乞う・媚びる・祈ることですが、果たして本当に雨が降ると信じて雨乞いを行っていたのでしょうか。もしかすれば仲間たちと雨乞いをすることで、大きな自然に対する一人の心細さを紛らわせていたのかもしれません。 本展ではどうしようもない自然現象に対して向き合う人々の生活に思いを重ねながら、「作ること」と「生きること」のなだらかな繋がりを目指します。 清原遥 1992年生まれ。テキスタイル作家。布、ドローイングなど。京都市立芸術大学 美術学部 工芸科 染織専攻 卒業。生まれたときから人を包んできてくれた布に彩りを描いてゆきたい。instagram:@ii.haruka twitter: @ii_haruka 川久保ミオ 1994年生まれ。京都市立芸術大学美術学部総合芸術学科卒業。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程在籍。記録とコラージュをテーマに研究や批評やキュレーションなどを行う。 twitter/ instagram にて、#祈りの形に似ている にて随時更新します。 災害時などのイベント開催についてはSNSで確認をお願いいたします。

【協力展覧会】「Open Room」

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSスタジオ使用者、川田知志の個展が開催されます。 「Open Room」展 日時:2018年9月2日(日)〜10月13日(土)11:00〜19:00 ※土曜日、9月2日は17:00まで 日・月休廊(但し9月2日を除く) 会場:アートコートギャラリー 〒530-0042 大阪市北区天満橋1-8-5 OAPアートコート1F 料金:無料 参加作家:川田知志 詳細:http://www.artcourtgallery.com/exhibitions/10777/ 内容: アートコートギャラリーでは、川田知志の個展「Open Room」を開催します。 「壁画」を主軸とするインスタレーション制作によって、視覚芸術と都市空間との関わりを提示する美術家・川田知志。絵画の古典技法であるフレスコ画を応用し、実空間をトレースした仮設壁を自ら設置したうえに漆喰と顔料で描く独自の手法で、2015年より半恒久的な壁画制作を開始。銭湯、学校、ショッピングモール、自然の中の散策路、アートセンターのエントランスや廊下や階段の踊り場といった公共の場に介入し、現代の都市空間の記憶の重なりを可視化する新しい壁画表現に取り組んでいます。 本来はその空間(建築物)に帰属し続ける壁画を、展覧会という一定期間にのみ表出させて撤去する。恒久性の矛盾を重ねるうち、「撤去後の作品に新たな形を想像する必要性を感じ」(*1)るようになった川田は、昨年1月に長者町(名古屋)で行った2ヶ月間の滞在制作を契機に、自身で「壁画」を更新させることを計画。予め取り壊しが決まっていた雑居ビルで制作した《ノーサイド》を、展示終了後に解体し異なる場所へと移動させて、《サドンデス》として再展示しました。結果、川田は「解体した作品には更なる要素(建物空間の記録)が付加され、以前とは違う作品になっていることに気がついた」(*2)と実感を得て、次なる表現展開を見いだします。 川田は現在、壁画の移動や帰属空間からの自律を意識した制作を実践しています。本展では、「壁面の構造の解体」をテーマに、フレスコの絵を壁から外し素材に置き換えた布と、支持体の仮構を用いた標本形態によるインスタレーションを発表します。「Open Room」とは、場所の特性をもたないホワイトキューブやスタジオにおける展示や習作を表します。表現に必要な作品要素のすべてを同等のものとして捉えなおし、都市空間と作品との関係性を他者と思考するための作家のシュミレーション空間ともいえるでしょう。初日には、キュレーター・服部浩之氏とのトークも行い、川田にとっての「壁画」制作とは何かを探ります。 (*1) 川田知志「1月は『行く』、2月は『逃げる』、3月は『去る』、そこから振り返り」『アートラボあいち アーティストインレジデンス[まちとsynergism]記録集』 2018年3月、アートラボあいち、p.13より (*2) 川田知志「壁画について」『建築と社会』 2017年12月号 No.1149、日本建築協会、p.5より 9月2日 14:00-16:00 対談 [服部浩之 (インディペンデント・キュレーター) x 川田知志]     16:00-17:00 レセプション 川田 知志(かわた さとし) 1987年 大阪府に生まれる 2013年 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修了 主な展覧会 2015年 「1floor2015 対岸に落とし穴」神戸アートビレッジセンター/神戸     […]

【協力展覧会】500m美術館vol.27『絵画の現在地』

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSスタジオ使用者、中田有美が参加する展示のご案内です。 500m美術館vol.27『絵画の現在地』 日時:2018年7月14日(土)〜10月3日(水)7:30〜22:00 会場:札幌大通地下ギャラリー500m美術館 (札幌市中央区大通西1丁目〜大通東2丁目 ※地下鉄大通駅と地下鉄東西線バスセンター前駅間の地下コンコース内) 料金:無料 主催:札幌市 参加作家:荻野僚介/笠見康大/佐藤克久/小林麻美/武田浩志/中田有美/西田卓司/野原万里絵/久野志乃 詳細:http://500m.jp/exhibition/4443.html 内容: 500m 美術館では初となる絵画の展覧会「絵画の現在地」を開催します。 色彩や明度、形や造形、空間、構図、物質性、筆跡や痕跡、テーマなど絵画が持つ魅力や見所は多々ありますが、 インターネットや映像ストリーミングにおいて画像や映像などのイメージが溢れる現代社会のなかで、 絵画を描き続ける画家たちの思考や想い、根源的な表現欲求にふれることができないかと考えました。 本展は絵画でしか成立しない複雑な平面空間を思考し、多彩な画面構築に取り組む画家たちの作品を一堂に展示することで、 絵画が持っているダイナミズムや美しさ、奥深さや幅広さをより一層身近に感じられる展覧会となります。 ■アーティストトーク 参加アーティストによる「絵画」についてのトークセッション 日時|7月14日(土)18:00~ 場所|CAI02 札幌市中央区大通西5丁目昭和ビル地下2階 ※入場無料ですので、どなたでもお気軽にお越しください。 <トーク参加予定アーティスト> 荻野僚介、笠見康大、佐藤克久、中田有美、野原万里絵、久野志乃 (※変更になる場合があります)