Sorry, this entry is only available in 日本語. あなたのアイディアがまちを走る!まちを彩る! 「花降る里バス」プロジェクト、企画大募集! 京都市右京区の北部に位置する京北地域は、「花降る里けいほく」という花と緑で満ちあふれたまちにするためのプロジェクトを進めています。今回、その一環として、京北地域内を走る「京北ふるさとバス」1台の車体両側面と背面に、「花」をモチーフとしてバスを彩るアイディアを募集し、採択されたプランを地域住民とともに制作します。 コンセプト (1) 花と緑にあふれたイメージを表現したもの (2) 京北のまちをPRできるもの (3) 地域の方々に長く親しまれるもの 募集期間 2012年4月25日(水)〜6月18日(月) 応募資格 京都市内在住又は事務所やスタジオを設置するアーティストに限る。個人、グループ等、活動形態は不問 応募方法 応募用紙(A4用紙1ページ)をこちらからダウンロードして添付資料と合わせて郵送してください。 《記入項目》 1) アイディア概要(絵や文字等で、このプロジェクトを通じて行いたいことを記してください。表現の方法は特に問いません。) 2) プロフィール(氏名・住所・電話番号・メールアドレス) 《添付資料》 応募者の過去作品、展示履歴等の紹介・・写真や文字等で自由に作成してください (A4用紙2ページまでに収めること) *作品規定 (1)必ず地域住民の方々に協力していただく形で制作が完成するアイディアであること。 (2)長期間の走行に耐えうる素材(自動車用塗料、カッティングシートなど)を用いての実現が可能であること。 (3)原状復帰については,考慮する必要はなし。 (4)バスへの塗装等の実作業期間は2日間以内。 (5)「京都市屋外広告物等に関する条例に基づく車体広告の特例許可に関するガイドライン」に定める基準を満たすこと。 (広告が基準面積(15㎡)を超える場合には,京都市美観風致審議会への報告義務があり,意匠の変更を要請される場合がある) *バスイメージ(↓)車体には,既存の緑と青のラインがあります。 スケジュール 6月18日 アイディア募集〆切 6月下旬 アイディアの選考会 6月末日 選考結果発表、選考結果をアーティストへ通知 7月 打ち合わせ、制作準備 7月下旬 制作、お披露目会、バスの運行をスタート 審査 以下の3団体で審査会を行います。 (1)「花降る里けいほく」プロジェクト実行委員会 (2)東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS) (3)(財)きょうと京北ふるさと公社 発表 […]
オフィス改装ワークショップ 参加者募集中
Sorry, this entry is only available in 日本語. (左)コンクリートを流し込む (右)床づくり (左)床を組む (右)ロフトづくり 7月からスタートしたオフィスの改装も延べ100人近くの方に参加いただき、 第一期の完成まで残り少しとなりました。 日々刻々と変化していくオフィスの風景、是非新たに作業に参加していただけると助かります! 現在、以下のスケジュールでサポート参加者を募集中です! 10月25日(木) 元々の壁を一部保存し活かすため、固めるための材料を壁に塗ります 10月26日(金) はなれの内部を塗装するための養生(カバー)をします 10月27日(土) 母屋の2Fとはなれを塗装していきます 11月2日(金) – 4日(日) 母屋2Fのオフィス&応接室の棚をつくります 母屋の2Fの床を塗装するための養生(カバー)をします 11月10日(土)- 11日(日) 母屋の2Fの床を塗装していきます 空き家の改修の現場に関わってみたい、技術を学びたい! 交通費と食費の補助費をHAPSでお支払いします(10/27のみお支払いはありません)。 サポートスタッフ条件: 頻度は応相談(1日のみでも可能ですが、人数が多い場合は日数が多く入れる方を優先します)、1日あたり3時間以上。 経験、年齢不問。 交通費+食事補助:1日1000円(5時間未満の場合:500円) ボランティア保険に未加入の場合は、登録させていただきます。 (左)27日のランチ予定イメージ (右)棚作り 東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS) MAIL 070-6683-7420 (担当:はが)
アーティストのスタジオバスツアーを開催!参加者大募集!
Sorry, this entry is only available in 日本語. アーティストが制作している現場を間近で見てみませんか? このバスツアーでは、アーティストの制作現場のほか、 京都市内のギャラリー等のアートスポットを見て回ります。 この時期の京都はアートフェアや展覧会等、アートイベントが目白押し! 気候も良い春の京都を是非この機会にお楽しみください。 【日程】2012年4月27日(金)~4月29日(日) 【運行本数】毎日1本、3日間運行(それぞれ運行ルートは異なります)。 【時間】約4時間(集合時間、ガイダンス:12時30分~ スタート:13時 終了:17時頃を予定) *交通状況により多少前後します 【参加費】1500円/日 【定員】20名(要事前予約、現地での直接予約も受け付けます) 【出発地】アート京都2012会場 入口付近 【行き先】アート京都2012会場が出発地と到着地です。 ●4/27(金) 出発地:ホテルモントレ京都 北区、上京区、右京区、二条城周辺(@KCUA, アトリエシェア京都, 森林食堂, FOILギャラリー, アトリエ家ー, Social Kitchen) 到着地:京都国際会館 ●4/28(土) 出発地:京都国際会館 南区、伏見区周辺(VOICE GALLERY, 淀スタジオ, Studio90, SoM, 児玉画廊ほか) 到着地:ホテルモントレ京都 ●4/29(日)《定員に達したため〆切りました》 出発地:京都国際会館 下京区、東山区、山科区周辺(蓮華荘, studio 陶巴担, 田中加織アトリエ, Taka Ishii Gallery, Koyama Tomio Gallery, アンテナメディア, Mori […]
京都市六原学区向けの回覧板「ハッピーはっぷす」発行
Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSが拠点を置いているエリア「六原学区」の皆さんに、 もっとHAPSについて知ってもらおうと、今月から地域向け新聞を発行していきます。 回覧板に入れさせていただき、地元の方々からも早速反応をいただいています! インタビューや制作には、京都造形芸術大学 芸術表現・アートプロデュース学科の1回生の学生に携わっていただきました。 以下画像をクリックすると、pdfデータをダウンロードできます。 是非ご覧ください!
京都に住むこと1 — 寺島みどり
Sorry, this entry is only available in 日本語. 京都に住むこと1 — 寺島みどりインタビュー 2012年6月1日 場所:京都市上京区 インタビュー:HAPS インタビュー協力:太田景子 [clear] このページでは、京都に居住しながら制作をしている方に、実際の暮らしぶりについて教えてもらいます。 今回は、上京区の町家にキュレーターの旦那さんとお住まいの絵画作家、寺島みどりさんにお話を伺いました。 [dropcap color=blue]1[/dropcap]京都に戻るまで[clear] ー寺島さんはご出身も京都なんですね。 はい、幼少期や学生時代は伏見稲荷さんや藤森神社を遊び場にしていて、多くの時間を京都のこの環境で過ごし、制作を続けてきました。もともと絵画に興味があったので、京都市立芸術大学に入って、油彩画を選びました。しかし、課題をこなして行くなかで、三回生の時に制作展に絵画を出したのを最後に写真に移行しました。床に写真を敷き詰めたり、写真のインスタレーション作品を多く作っていました。その後は大学院に入学しました。 ー大学院修了後はどちらにお住まいでしたか? 修了後は二年間、大学で非常勤で勤務していた後、大阪で約8年間は外の世界を知りたくて普通の会社員をしていました。大阪ではOギャラリーeyesさんやギャラリーDenさん、ギャラリー風さんで発表させていただいたりしたんですけど、働きながらだとやっぱり忙しくて、5年くらい何もできなかった空白の時間があるんですよ。これでは駄目だと、本当に自分のやりたいことは何なのかと考え、再び絵画を始めました。2003年の頃です。そして、発表を重ねて行くうちに、二足のワラジをずっと履き続けることはできないと思い、2008年に会社を辞め、絵に重点を置き始めました。2010年には京都芸術センターの公募展に選んでいただいて、公開制作で北ギャラリーの壁全面に描きました。その頃に京都にまた戻ってきたんです。 ー今の場所に移るきっかけはありましたか? きっかけとなったのは、大阪で暮らしていた時に夫となる原田(原田明和さん)と出会い、結婚を機に新しい住まいを探していたことです。原田のキュレーターという仕事柄、人を呼びやすい場所が良かったので交通が便利な町中、私の必須条件であるアトリエになる広さがあることを重点に探していました。そんな二人の理想通りの場所が簡単に見つかるわけも無く、予算オーバーや人気物件だったり…。ですが、知人の作家が私達の考える条件に当てはまる空き家があると今の家を教えてくれました。しばらく空き家だった物件で、リフォームもされていませんでしたが、大家さんと話し合い、アーティストだから少々汚れていても大丈夫だということを説明して貸していただくことになりました。通常、不動産で借りると綺麗にした状態で貸してもらえますが、ここは例外だったのと、思うようにリフォームしたかったので、自分達で少しずつ綺麗にしていきました。 [dropcap color=orange]2[/dropcap]町家での暮らし[clear] ーお住まいの鞍馬口はどんな地域ですか? ここに住んで三年目なんですが、町内会長さんに最初に言われたのが「みんなで仲良く色んな行事を一緒にやっています。とても良いところに引っ越してきましたよ」と言う言葉。毎月1回は市もやっていたり、観光情報にものっていない大規模が祭りがあったりする。昔からの居住者同士の神社が中心となったコミュニティーがここにはあるんです。私たちは町内の一員として総会への参加などをしていますが、すぐにとけ込める訳ではありません。「住む」ということは年単位なので、焦らず少しずつお互い理解し合う時間が必要だと思っています。 ー地域の中での取り組みを教えてください。 私たちの仕事は説明が無いと理解しづらい職業なので、ある程度こちら側からオープンにしていこう、と二人で話していました。それで、引っ越して来た年にお披露目と近所の作家さんとの交流のために「鞍馬口美術界隈」を開催しました。鞍馬口はどんどん若い現代美術作家が増えているみたいで、知り合いだけで10人くらいこの周辺にいます。過去3回、夫の原田の企画で出窓を使用したウィンドウギャラリーで展示企画も行いました。(写真は、HRD FINE ART「DEMADO CONTEMPORARY ART PROJECT Vol.5 田中加織《高月山》2012.6.23~8.19」の展示風景)大家さんも美術好きで、職人さんの多い西陣も近いのでモノ作り自体に理解がある住民の方が多いみたいで、近所の方々も頻繁に足を運んでくださり、楽しんでくれています。 ー町家での暮らしや制作はいかがですか? 特に海外から来た方が興味深く町家の作りを見ていきますね。玄関を開けたらまた玄関があったりとか。小さいですが奥に庭もあります。ただ、新しい家ではないので、どうしてもネズミや虫などがいます。一年目の時は慣れないせいか、体調を崩したこともありました。カビ等も大変でしたが、近くに住む先輩方から対策方法を色々と教わりました。そんな、環境にとけ込んでいるようなところも楽しんでいます。スタジオスペースは広さが充分にあり、保管場所も取れています。でも、住居として作られている家なのでちゃんとしたアトリエとは違い、天井が低かったり、引きが取れなかったり、二階に水場が無いなど、絵を描くのに不便な所はあります。あとは階段が狭く、大きい作品が通らないので作る作品が限られてきたりとか。 ー寺島さんは、京都芸術センターの制作室を3ヶ月間の短期で借りて制作をされていましたね。 はい、そういうわけで大きい作品は芸術センターで作っています。あんな良いところは他には無いですね。天井は高く、水場があり、ガスは許可を取れば使用可能。朝10時から夜10時まで使って無料です。もっと色々な作家さんに使って欲しいと思いますね。私は制作環境がすごく大事だと考えています。環境によってできる作品も違ってくるので、アーティストにとって環境の変化は良い刺激になると思います。 [dropcap color=red]3[/dropcap]京都について[clear] ー京都に暮らしていて便利な点、不便な点はありますか? 京都は歩けば、自転車一つあればどこでも行けるコンパクトさが便利なところです。建物も面白いところが多いですし、川も近くにあって散歩ができたり、緑が豊かですね。自然環境は私にとって大事です。自然や感情は綺麗に整理されたものじゃなくて、色んなものが混じっているカオス的なものだと思うんです。私が絵を描いているのは、そういう自分の感じている、見ている世界をそのまま伝えたいからです。画面から生命力を感じないとちょっと違うというか。 不便な点は、アーティストに必須のホームセンターの数が少なく、閉まる時間が早い。何でも手に入るわけじゃないから、材木屋さんにあたったり、人との繋がりの中で工夫するしかない。でもそれが京都ならではのゆっくりペースで、不便さを楽しんで生活しています。 ーこれからの京都に期待している事は? 現代美術の制作活動を援助してくださる機関が、私の学生時代より充実していて素晴らしいと思います。仕事があれば京都に定住する人がさらに増えてくるのではないでしょうか。それに京都は盆地全体が一つの箱だと思うので、一つ一つのハコモノではなく全体環境を考えたアプローチをしてもらいたいと思います。そうすれば、観光地としてはもちろんのこと、住み易さもさらにアップすると思いますね。 寺島みどり Midori Terashima 作家ホームページ 1972年京都市生まれ。1998年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。2003年より絵画作品の発表を始める。 ◇主な個展-ギャラリー白/大阪(’97)Gallery Den/大阪(’03,’07,’09)Oギャラリーeyes/大阪(’04-’07)neutron/京都(’06,’09) […]
京都スタジオ事例1:124 — 村田宗一郎
Sorry, this entry is only available in 日本語. スタジオ事例1: 124 — 村田宗一郎インタビュー 2012年5月30日 場所:京都市中京区 インタビュー:HAPS インタビュー協力:早川七月 [clear] 広いスペースをシェアして使用しているアーティストは京都では多く見かけます。 今回は、東京で学んだ後に京都にいらした村田宗一郎さんに、自身の京都のスタジオについてお話を伺いました。 [dropcap color=blue]1[/dropcap]京都市内に住み始めたきっかけ[clear] 東京藝術大学在学中に高嶺格さんや他の先輩アーティストの現場に関わる機会があり、その多くが京都の作家さんでした。それで、大学生の時にもよく京都に来ていて、友人ができたりと、つながりが生まれました。もともと私は、奈良出身で、京都というまちや、現代美術の中での京都の特殊さ、優れているところ等、様々な面に興味がありました。もし私が東京以外の芸大出身だったら、東京の美術館やギャラリーなどのアートシーンに憧れをもって、卒業後はきっと東京に出たくなったと思うのですよね。だけど、東京で学生時代を過ごして、そういう意味での吸収はもういいかな、というところがありました。優れた作家を輩出している魅力的な京都というまちで制作拠点を構えるのが私にとっては良いのではないかと思ったんですよ。そういう背景があって、東京を出る際に、実家が近いというのもあって、京都で物件を探しました。 ーこのスタジオはどのようにみつけましたか? 当時は東京にいたのですが、インターネットで探していて、京都の不動産「ルームマーケット」のホームページで今借りている物件の募集を見つけました。事前に下見にも来ました。ここが京都に来て初めて借りた物件です。 ーこのスタジオを借りることを決めた理由は? 住居とアトリエが同じ場所にあるので、24時間制作することが可能なところです。そのことでの善し悪しはあると思うのですが、私は寝食と制作が一体化したような、ごちゃごちゃした生活が好きだったのでここを気に入っています。今年で借りてから3年目になります。 [dropcap color=orange]2[/dropcap]スタジオ 124について[clear] ースタジオの利用方法について 広いので、最初から別のアーティストとシェアをして借りています。今は2人の建築家と3人でシェアをしています。1人は京都で活動している方。もう1人は東京をメインに活動されている方で、お仕事とかでこっちに来られた時の仮住まいのように使用されています。アトリエのスペースは、完全にスペースを分けるのではなく、臨機応変に使用しています。 ーシェアされている方々に影響をうけられたこととかはありますか? 作品のモチーフに建築を用いることがあるので、建築家の方々からは建築の事など、美術とは違う話を聞くだけでもすごくおもしろい点はありますね。あと、シェアしている方の関係者の方が泊まりに来たときに、いろいろ議論したりするのも楽しいです。 ースタジオの活用で工夫したところはありますか? アトリエのスペースがけっこうぼろぼろだったので、すす払いをしたり、空間を広く使えるように照明を高い位置に上げたりしました。木工系の職人で、私の作品の制作協力もしてくれている友人の力を借りて、スタジオを作っていきました。壁はなるべく原状復帰できるように、釘だけで留めて抜けば解体できるようにしてあります。原状復帰のことを考えるといじるのは結構厳しいですよね。 ーこのスタジオの良い点、問題点は何ですか? 良いところは、広さでしょうか。細かい数字はわからないのですが、200平米という話も聞いたことがあります。アトリエスペースが10m×10mほどもあるので、それだけでも100平米ですよね。リビングもかなり広くて、パーティーも打ち合わせもできる空間もあるのは嬉しいです。 ただ広いだけでもなく、個室のプライベート空間が集まっているだけでもない。とても使いやすいです。あと、立地もいいです。徒歩で河原町あたりから帰ることができるなど、市街地も近く、制作していても適度に息抜きもできます。最寄りの駅からは徒歩15分くらい。寝食のスペースと制作のスペースがあまり分け隔ててないところ、市街地の生活と制作が分け隔てられていない、その転換を素早くこなせるのは魅力だと思います。 問題点は、2階で、しかも間口が狭いので、大きい作品の搬入出が難しいこと。アトリエスペースが、夏になると暑くなるので、日中はちょっとキツい、というかかなりキツい。冬もかなり寒いけど、広いからクーラーを使うわけにはいかないし。それと湿度が高くて作品の保管には本当に向かないですよね。 ある程度の作品はここに保管しているのですが、紙物の痛みがけっこうはげしい。一応、日焼け対策で透明のUVカットのシートを窓に張ったりするなどの工夫はしています。 [dropcap color=red]3[/dropcap]京都の暮らし[clear] ー京都に暮らしていて便利な点、不便な点はありますか? 便利な点は、京都のまちとしてのサイズの小ささと密度は、何より良いですよね。不便な点というか淋しい点は、美術を見る機会が少ないことですね。だから、しょっちゅう東京など別の場所にも行っています。京都にもきれいで大きな箱や場、そして作品を見せる機会がもっとあればいいのに思います。例えば、大きくてきれいな空間がもっとあったら、まちとしても映えると思います。そうなりそうな気もするのですが、あんまりそういう方向にはいかないですよね。 ーこれまで京都で行ってきた活動、展覧会等について教えてください。 2009年にARTZONEでのグループ展、2010年にこのスタジオでオープンスタジオと、2012年にANTEROOMでグループ展「ANTEROOM PROJECT」に参加しています。大学時代は先輩作家とよく一緒にいたのですが、大学を出てグループ展等の参加をきっかけに、宮永亮くん、小宮太郎くん等と出会いました。それがきっかけで、宮永くんが「オープンスタジオを企画するから何か一緒にしない?」と誘ってくださり、その年、大学の同期だった竹内公太くんとの二人展という形でオープンスタジオを行いました。そこでまた交流が広がりましたね。今まで出会わなかった場所や領域、そういうテリトリーにも偶然アクセスできた。その後も交流を続けて、今では単なるつながりがだんだんと良いコミュニティになってきているなと、思います。今後、京都で発表する予定は、今のところ無いです。 ーこれからの京都に期待している事は? まちなどにパブリックな意識みたいなものが、もうちょっと生まれて、開かれていったほうがいんじゃないかな、と思います。京都に対しては、私自身も独特の感情があって、複雑な味わい深さがありますね。ちょっと、京都を離れたときに思い返す京都の雰囲気とか、なんとも言えないものがあります。その、独特な暗さと、対極なところにある、京都以外の人が活発に活動しているような明るさみたいなものが2本両立される状態がいいのかなと思います。だからHAPSの遠藤水城さんのように、京都出身ではない人が関わっているのはすごく良いなと思います。 村田宗一郎 Soichiro Murata 1985年神奈川生まれ。2009年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科中退。主なグループ展に「アートアワードトーキョー丸の内 2009」(東京駅行幸通り地下ギャラリー、東京、2009)、「NEW DIRECTION #1 […]
「教えてカフェ」東山区 六原フェスタ内企画
Sorry, this entry is only available in 日本語. 無事終了しました、ありがとうございました! ーーー HAPSのオフィスが位置する六原学区で開催される大きなイベント「六原フェスタ」。 こちらにワークショップコーナーとしてHAPSも参加させていただきます。 ワークショップの進行を務めるのは、京都市立芸術大学 小山田徹准教授と同大学学生です。 主役は参加者! 《教えてカフェ》 色々な種類の紙や簡単に加工できる材料を持参し、 ご高齢の方々が昔されていた遊びや、子供たちが今やっている遊びを教えてもらうというワークショップを行います。 教えてもらった遊びは一つずつ大きい紙に書いていき、一覧表のようなものを作成します。 また、そのプロセスで出てきた諸々のお話もスタッフの芸大生が絵として残し、 紙芝居のようなものとしてまとめられたらと考えています。 参加無料 《日時》 2012年10月21日(日)10:00〜15:00 《場所》 やすらぎ・ふれあい館 会議室 (京都市東山区五条通大和大路東入5丁目梅林町576-5) 大きな地図で見る 宮城県 女川での同ワークショップの様子
Adrian Favell氏『Before and After Superflat』出版記念トークイベントのお知らせ
Sorry, this entry is only available in 日本語. 村上隆や奈良美智を筆頭に、90 年代以降の日本美術の発展を支えたアーティストやその関係者への インタビュー等を詳細にまとめた『Before and After Superflat ̶ A Short History of Japanese Contemporary Art 1990 – 2011』の著書である エイドリアン・ファべル氏を招き、出版を記念したトークイベントを開催します。 日時: 2012年6月26日(火)19:00~20:30 (受付開始 18:45) 会場: メディアショップ 〒604-8031 京都府京都市中京区河原町通三条下る大黒町44 TEL: 075-255-0783 トークゲスト: Adrian Favell、遠藤水城(通訳あり) 料金: 500円(1ドリンク付) 定員: 30名(予約不要) Adrian Favell(エイドリアン・ファべル): カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)社会学部准教授として勤務後、 現在、パリ政治学院社会学部教授。2007年(独)国際交流基金安倍フェローとして日本へ来日して以降、 日本の現代アートシーンに関するオブザーバー、ライター、キュレーターとして日本と海外にて幅広く 活動している。ART-iTをはじめとする日本のオンライン・マガジンではブログを執筆し、幅広い層からの 支持を得ている。また、日本国内のみならずArt ForumやArt in Americaといったような海外での執筆 活動も展開。英国生まれ、パリ在住。 http://www.adrianfavell.com/ […]
HAPS拠点づくり(解体編)が終了しました。
Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPS拠点づくり(解体編)を7月中旬から8月初旬にかけて4回に分けて行い、無事終了しました。 幸いにも期間中は連日とても良い天気に恵まれました。 サポートスタッフとして参加いただいた皆様、温かく見守っていただいた地域の皆様、解体にあたりアドバイスをいただいた皆様、 ご協力いただいた業者の皆様、ありがとうございました! 9月からもひきつづき、HAPS拠点づくりは「改修編」として開催していきます。(詳細は、しばしお待ち下さい。) 改修工事に関わってくださる方々、知識、アイディア、備品など大募集しますので、よろしくおねがいいたします。 解体編にとりかかる前の状況の写真はこちら→(着工前)
HAPS拠点|解体前の状況
Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPS拠点づくり(解体編)に取りかかる前の状況です。 解体中の様子はこちら→(解体編)