GA TALK 007「参加型アートの系譜:クレア・ビショップ『人工地獄』を中心に」

GA TALK 007 Origins of Participatory Art: Claire Bishop, with a focus on “Artificial Hells” Toshikatsu Omori (Critic of fine arts, Contemporary art historian) Claire Bishop is an art historian at the Graduate Center of the City University of New York (CUNY), specializing in modern and contemporary art. Her piece, “Antagonism and Relational Aesthetics” (2004) […]

協力展覧会「裏声で歌へ」

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSで協力している展覧会のお知らせです。 遠藤水城の企画する展覧会「裏声で歌へ」展が、小山市立車屋美術館にて6月18日(日)まで開催中です。 時代の「音」、「声」をテーマにした展覧会です。 大和田俊、五月女哲平、本山ゆかりの3名の現代美術作家による新作を発表します。また、2014年に不慮の事故により亡くなった國府理が、東日本大震災にショックを受けて制作した《水中エンジン》(2012年)を、再制作し展示します。あわせて、小山市立乙女中学校の合唱コンクールの映像や、戦争柄の着物も展示し、「音」や「声」を通じて、さまざまな表現が互いに結びつき、あるいは切断される、複層的な展覧会を構成します。 尚、本展は、昨秋、「奈良・町家の芸術祭 はならぁと2016」において、地域の案山子巡りと同居する形で開催された展覧会「人の集い」に続く、遠藤による連続展覧会「日本シリーズ」の第二弾となっています。 展覧会名:裏声で歌へ 会期::2017年4月8日(土)-6月18日(日) 会場:小山市立車屋美術館 企画:遠藤水城(インディペンデント・キュレーター) 出品:大和田俊、小山市立乙女中学校合唱コンクール、國府理、五月女哲平、戦争柄着物、本山ゆかり 主催:「裏声で歌へ」実行委員会、小山市教育委員会 詳細 https://www.city.oyama.tochigi.jp/kyoikuiinkai/kurumayabizyutukan/tenrankai/kaisaityuu/uragoedeutae.html

第6期HAPSスタジオ使用者決定!

Sorry, this entry is only available in 日本語. 東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)では、2012年12月より、京都を拠点に活動をしていく美術系アーティストのために小学校跡地を利用した制作スタジオを提供しています。この度、2017年4月から新たに使用を開始する美術分野のアーティスト1組を募集し、HAPS実行委員による厳正なる審査の結果、第6期の使用者が決定しましたので、お知らせします。  今回の第6期スタジオ使用者募集は、3年間のスタジオ使用を満期で終了したアーティスト・ユニット「トーチカ」の教室使用者を公募するものでした。1名・組のみの募集となり、必然的に非常に狭き門となりました。厳正な審査をくぐりぬけ見事選定されたHomesick Studioは、「写真」というメディウムの専門家集団であり、これまでにないスタジオ使用の可能性が開かれる点、また当人たちの活動内容も明確であり生産性・創造性が見込まれるという点において高く評価されました。彼らの今後の活躍に期待したいと思います。  制作に集中できることがHAPSスタジオの第一の特徴ですが、アーティスト間やキュレーターなど多くのゲストとの交流がはかれることもHAPSスタジオの大きなメリットになります。これを活用し、大きく羽ばたいてください! 遠藤水城(HAPS 実行委員長/インディペンデント・キュレーター) Homesick Studio 写真を扱う4人のアーティスト、成田舞、堀井ヒロツグ、前谷開、守屋友樹による共同スタジオ。写真現像用の暗室やスタジオを共有し、それぞれ写真、映像、テキストなどの作品制作を行う。                           □ アーティスト個別プロフィール 成田 舞 Narita Mai 1984年東京生まれ。京都造形芸術大学情報デザイン学科卒業。暮らしのなかで起こる出来事をもとに現代の民話が編まれたらどういったものになるのかを考え、写真と文章を組み合わせた展示、朗読、写真集、ZINEなどを通して発表を行っている。主な展覧会に、個展「Home calling,’kiyakiya!’」CULTIVATE(2013年)、グループ展「New Japanese Photography」DOOMED GALLERY(2015年)等がある。2009 年「littlemore BCCKS 第二回写真集公募展」大賞・審査員賞(川内倫子氏選)受賞。www.naritamai.info     堀井ヒロツグ Horii Hirotsugu 1982年静岡県生まれ。早稲田大学芸術学校空間映像科写真専攻卒業。主な個展に「すべて海へ還っていく、そしてまた降り注ぐ」FOIL GALLERY(2015年)、グループ展に「HAKKA vol.2」BankART Studio NYK(2014年)、「AKAAKAスライドショーin大阪」(2015年)等がある。2013年「東川町国際写真フェスティバル […]

【協力イベント】國府理 「水中エンジン」 再起動

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSで協力しているイベントのお知らせです。 — 2014年に急逝した國府理の《水中エンジン》(2012)は、彼の創作上においても、「震災後のアート」においても特異点を示す重要な作品です。インディペンデント・キュレーターの遠藤水城により構想された本プロジェクトでは、解体され失われたこの作品を再制作し、再び動態の姿での展示を行う予定です。下記のイベントにて再制作版「水中エンジン」をまずはお披露目します。 日時:2017年4月1日(土)15〜17時 場所:京都造形芸術大学 ULTRA FACTORY(京都市左京区北白川瓜生山2-116) 申込・問い合わせ:engineinthewater@gmail.com(要予約) 協力:京都造形芸術大学 ULTRA FACTORY    京都市立芸術大学 芸術資源研究センター    東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS) 【第一部】トーク 登壇者:遠藤 水城(プロジェクト発起人)      ヤノベ ケンジ(プロジェクト・アドバイザー)      白石 晃一(テクニカル・リーダー) 【第二部】「水中エンジン」始動式 詳細 https://engineinthewater.tumblr.com

【協力イベント】GIANT-STORY-MUSIC

Makiko Yamamoto and The Community Brain will co-host GIANT-STORY-MUSIC on Saturday, 18 March at The Museum of Futures in Surbiton, UK. This event is supported by Higashiyama Artists Placement Service (HAPS). GIANT-STORY-MUSIC Aritists: Makiko Yamamoto, Robin Hutchinson, Makoto Nomura, Kumiko Yabu, Enrico Bertelli Date: Saturday 18 March 2017 Venue: The Museum of Futures (117 Brighton […]

「Time Travel Guide feat. Shing02 | 東アジア文化都市2017京都PR」 完成のお知らせ

Sorry, this entry is only available in 日本語. このたび、東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)では、「東アジア文化都市2017京都」(※1)のプロモーション映像を製作いたしました。クリエイティブユニットのトーチカをディレクターに迎え、京都の伝統と最先端の映像技術が融合した創造的で革新的な作品が完成いたしました。今回公開となる本編「Time Travel Guide feat. Shing02 | 東アジア文化都市2017京都PR」は、環太平洋を拠点に活躍する音楽家のShing02によるリリックとともに、映像のイメージがさらに詩的な広がりを増しています。 公開日:2017年3月15日(水)午前10時 公開方法:東アジア文化都市2017京都公式ホームページ(https://culturecity-kyoto.com/) 本編URL:https://www.youtube.com/watch?v=ToAXqvTdeSg 尺:3分10秒 製作:東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS) ディレクター:トーチカ 映像の内容: (1) 京都を拠点に活動する若手アーティスト等が制作 トーチカ(映像)のディレクションのもと、NAZE(現代美術)、CEKAI(グラフィック)、上田普(書家)、山路敦司(作曲家)など、様々なアーティストとともに、京都の美しい風景と最先端の映像技術「VR(ヴァーチャルリアリティ)」が融合した創造的で革新的な映像作品を制作した。 (2) 京都の有名な観光スポット等で、市民や国内外からの訪問者が京都の美しさを再発見できる映像を撮影 中国、韓国をはじめ海外にも広く発信するため、京都の様々な寺社、団体等の協力により、外国人観光客にも人気のある観光スポット等で、その魅力や美しさが伝わる映像を撮影した。 (ロケ地)順不同 貴船神社、清水寺、平安神宮、伏見稲荷大社、宮川町、元離宮二条城、錦市場、京都駅ビル、京都タワー、一念坂・二年坂、鴨川デルタ 等 (3) 東アジアならではの内容 日中韓の共用漢字808字(※2)から選んだ漢字(鳥、音など)や、日中韓で共有するイメージ(虎、龍など)により、東アジアを表現した。   「歌詞にある”time travel”という言葉は、作品の映像や音楽におけるtraditional(伝統), ancientとmodern(古代と現代)の行き来を示しています。それは京都というまちの特性であると同時に、過去から未来を眺める、あるいは未来から過去を眺めることによって、人間の知恵や歴史および文化、ヴィジョンを捉え、そのことによって過去を乗り越えた先にある未来としての平和を象徴しています。」     トーチカ ナガタタケシとモンノカヅエによる1998年より活動を始めたクリエイティブユニット。「若手芸術家の居住・制作・発表の場づくり事業」においてHAPSが運営する元新道小学校を活用したスタジオを拠点に活動している。デジタルカメラによる長時間露出とコマ撮りアニメーションの手法を融合した、空中にペンライトの光で絵を描きアニメーションを作るという画期的な作品「PikaPika」を編み出す。各地で展覧会や子ども向けのワークショップを開催しているほか、企業や自治体のプロモーションも手がけている。http://tochka.jp     上田普 1974年兵庫県淡路島生。母のもとで5歳より書を学ぶ。四国大学書道コース卒。四国大学書道文化学科非常勤講師。中国に留学後、北米に渡り、個展やサザビーズNY出品を行うなど2年の活動後、日本的な美意識を求めて2002年制作の場を京都に移す。以後、線と空間にこだわった書の作品は、時には立体、時にはアクアリウム、ファッションでと自由な素材で表現を模索し続ける。2005年京都市美術協会より新鋭美術作家に選出。関西を中心に韓国、豪州、ブルガリア、英国等のアートイベントに参加。近年は泉鏡花作、中川学絵の絵本「龍潭譚」、同じく「絵本化鳥」の題字、男前豆腐店、柊家旅館、叶匠壽庵、NMB48 等のパッケージロゴ、監修等を行っている。http://www.uetahiroshi.com     NAZE 1989年茨城県生まれ、京都府在住。京都精華大学卒業。ゴミや廃材などの収拾物、印刷物や写真など既存のモチーフに描くドローイング作品や、グラフィティを用いた作品などを制作。個人での活動の他にcontact Gonzo、犯罪ボーイズといったアーティストユニットでも活動。主な展覧会に、2011年「NAZE?」FOIL GALLERY(東京)、2013年「GO […]

HAPS 清掃読書人 募集

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSでは、「清掃」と「読書」に従事してくださる方を募集します。 「労働」と「生産」の概念を変容させるHAPSの取り組みです。 以下、概要です。興味のある方は是非ご応募ください。 [労働・生産日] 日曜・祝祭日 [労働・生産時間] 9:00 – 15:00 (各休憩30分含む) [労働・生産に対して支払われる対価] 4,455円/日 [労働・生産の場所] 京都市東山区 [募集人数] 1名 [応募資格] 年齢・経験不問(学生不可)、年間通じて全ての日曜日・祝祭日に労働・生産が可能な方(年末年始を除く) [勤務開始日] 平成29年3月下旬 [主な労働・生産内容] – 来客訪問時における鍵の開錠ならびに施錠 – HAPS管理施設の廊下・階段・トイレ・水飲み場などの清掃(各回60分程度) – 蛍光管・トイレットペーパーなどの交換・補充(必要時) – 美術書を中心とした書籍ならびにカタログなどの読書 * 5時間半のあいだ清掃ならびに読書をしていただきます。清掃道具完備。美術書などを中心とした本棚ならびに待機室有。掃除が好きな方、知見を深めたい方などに適した仕事/労働/活動です。 [応募締切] 平成29年3月25日(土) [応募方法] メールタイトルを「清掃読書人応募」とし、以下のフォームに記入したものを本文として送信してください ーーー お名前: ((ふりがな)) 性別: 男  女 生年月日: 19   年  月  日 申込日:  2016年  月  日 連絡先住所: 電話: fax: 携帯: Email: 勤務先: […]

【協力展覧会】増田佳江個展「仮景」 / 盆子原彩展「Pieces of the circuits」

Sorry, this entry is only available in 日本語.     HAPSで協力している展覧会のお知らせです。 築100年の京町屋を再生した複合型文化施設、青春画廊にて増田佳江の個展、また青春画廊玄関にて盆子原彩の展覧会が開催されます。 展覧会名 : 増田佳江個展「仮景」 会  期 : 2017年2月15日(水)から、一般公開2016年2月17日(金)まで 宿泊施設利用者に対する公開会期(予定):2月18日(土)から、終了不確定 (オープニングパーティー : 2月17日18:00から20:00まで) 一般公開開廊時間 : 15:00 – 20:00 会  場 : 青春画廊(〒605-0848京都市東山区池殿町214番地4) 入 場 料 : 無料 増田佳江は、1978年京都生まれ。京都市立芸術大学大学院を修了後、京都を拠点に制作活動を行い、2014年には、文化庁に新進芸術家海外派遣研修により、アメリカのミシガン州アンナーバーでの研究活動や、University of Michigan’s North Campus Research Complex、ギャラリー小柳、Gana Art Centerなどの国内外の展覧会に参加してきました。  本展覧会では、新作の油彩を発表します。
これまで増田は風景や建築物、植物などを多様な筆致を用いて描いてきました。その絵は具体的なイメージから抽象的なイメージへどんどん変化していきます。 — アトリエにある山水画の画集を眺めて描いた絵が何点かあります。 山水画の記号化されたようにも見える枝葉や岩肌を、辿るようにキャンバスに起こしていきました。 それは、画家の見た風景を旅するようでした。 いくつかの山水画を指標に絵を進めたとしても、絵は迷った跡、戻った跡などの様々な痕跡を含みます。 エラーそのものを画面に埋め込むことで、どう転ぶか分からない危うさを残しながら、ようやく見えてきた景色が絵となりました。 増田佳江 展覧会名:盆子原彩展「Pieces of the […]

【協力展覧会】「大いなる日常」

Sorry, this entry is only available in 日本語.                                                           HAPSで協力している展覧会のお知らせです。 HAPSスタジオを使用しているアーティスト、やんツーが2017年2月18日(土)よりボーダレス・アートミュージアムNO-MAにて開催される展覧会「大いなる日常」に参加します。 キュレーター公募企画展「大いなる日常」 出展作家  AKI INOMATA、杉浦篤、銅金裕司、戸來貴規、やんツー、吉本篤史、トーマス・リバティニー キュレーター  田中みゆき 会場  ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(近江八幡市永原町上16) 開館時間  11:00~17:00 休館日 月曜日 観覧料 一般300円(250円)高大生250円(200円) ※中学生以下、障害のある方と付添者1名無料 ※()内は20名以上の団体料金 URL http://www.no-ma.jp/the_great_ordinary 表現するという行為は、誰のものなのでしょうか?何かを表現するということは、限られた人に許された行為ではなく、無意識のうちに誰もが行っていることです。その人にとっては切実な習慣や愛着、ささやかなこだわりが、他の人にとって “表現” として発見されることもあります。また、ひとりでにはじまる表現もあれば、誰かの存在があるからこそできあがる表現もあるのです。わたしたちは自分以外のものと関係を結びながら日々生きていますが、表現においても、それは避けられない問題です。そして世界は、必ずしも人だけでできているわけではありません。この展覧会では、人や動物、植物、機械など、性質の異なる主体の恊働によるさまざまな表現を通して、表現のはじまりやそこにある他者との関係性のかたちを改めて見つめます。

Can curatorial attitudes become form? #07 キュレータートーク 蔵屋美香「“アーティスト”という縦軸よりも、“一見関係なさそうな作品同士のつながり” という横軸に萌えるんですけど、こういうのってどうなんですかね」

Sorry, this entry is only available in 日本語.                               東京国立近代美術館で多数の展覧会やコレクション展示を手がけ、日本の近代・現代美術の今日における歴史性や文脈の更新を重ねてきた蔵屋美香氏をお招きし、自身のキュラトリアルな実践についてお話いただきます。 本トークは、キュレーターが自身に大きな影響を与えたアーティストについて語るレクチャーシリーズ”Can curatorial attitudes become form? “の7回目として企画したものです。今回は、蔵屋氏のキュレーションのスタイルから、個別のアーティストを取り上げるというよりも、作品が相互に形づくる布置の読み解きに焦点を当て、語っていただきます。 日時:2017年2月17日(金)19:00-20:30 会場:京都芸術センター 講堂    京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 主催:東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS) 共催:京都芸術センター 料金:無料 蔵屋美香 KURAYA Mika 東京国立近代美術館企画課長。おもな展覧会に「ヴィデオを待ちながら:映像、60年代から今日へ」(2009年、同館、三輪健仁と共同キュレーション)、「ぬぐ絵画―日本のヌード1880-1945」(2011-12年、同)「高松次郎ミステリーズ」(2014-15年、同、保坂健二朗・桝田倫広と共同キュレーション)、「藤田嗣治、全所蔵作品展示。」(2015年、同)など。2016年まで同館「MOMATコレクション」の構成を担当。第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館キュレーション(2013年、アーティスト:田中功起)、Korea Art Prize2016審査員。 HAPS e-mail info@haps-kyoto.com 電話 075-525-7525 メールに氏名、連絡先、ご予約人数を明記ください。