Round Table Talk Vol.1 オリバー・ヘリング

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPS Presents Round Table Talk Vol.01 ゲスト:オリバー・ヘリング 京都芸術センターと京都市芸術大学のアーティスト・イン・レジデンスプログラムで、 来日中のオリバー・ヘリング氏を迎えて、フランクに話をするディナーを行います。 アーティスト同士だから聞けるあんなこと、こんなこと、じっくりお話しましょう。 (通訳有り) 日時:11月15日(木)19:00〜21:00 会場:Social Kitchen 2F    〒602-0898 京都市上京区相国寺門前町699 TEL: 075-201-1430    アクセス:地下鉄「鞍馬口」徒歩5分 map 参加条件:京都市で活動をしているアーティスト、もしくはそれに準じた活動をしていること 定員:10名(要予約) 参加費:無料(ドリンクや食事をSocial Kitchenで別途ご購入ください) 予約、お問い合わせ:HAPS info@haps-kyoto.com /070-6683-7608 http://haps-kyoto.com (名前、参加人数、電話番号をお伝えください) 主催:HAPS 協力:京都市立芸術大学、京都芸術センター   Oliver Herring(オリバー・へリング) ドイツ、ハイデルベルク生まれ。N.Y.在住。都市に生きる人々が参加する即興的なビデオ作品やパフォーマンスで知られる。これまでの主な展覧会に、「Project 53: Oliver Herring, Leonilson」(ニューヨーク近代美術館、1996)、あいちトリエンナーレ2010(愛知)、「University City」(カリフォルニア州立大学、2011)など。2002年より、簡単なルールに基づいた即興的なアートイベント「TASK」を開始。これまで世界各国で40回以上開催する。 ▷pdf ダウンロード ▷ 開催中 京都芸術センター×京都市立芸術大学 アーティスト・イン・レジデンスプログラム2012 「Oliver […]

京都スタジオ事例2:センナカアトリエ — 山田麗音/小笠原 翔

Sorry, this entry is only available in 日本語. 京都スタジオ事例2:センナカアトリエ — [左から]松本 遼、山田麗音、小笠原 翔、湊 大介 2012年7月21日 場所:京都市中京区 インタビュー:HAPS インタビュー協力:太田景子 写真:小笠原 翔 [clear] 二条駅の北側にある一軒家のスタジオに伺いました。ここではデザイナー、写真家、アーティスト等、様々な立場で活躍されている京都造形芸術大学の卒業生たちが集まる風通しの良い空間が広がっていました。 [dropcap color=blue]1[/dropcap]家をつくる[clear] ーこのスタジオはどのように探しましたか? 山田(以下 Y)/大きい部屋が一つ、個々が寝るスペースが取れるセパレートの部屋がいくつかあること、ある程度京都の中心部に近い場所を条件に部屋を探しました。不動産屋に行き、合計10件くらいは下見に行きました。現在のアトリエの情報が出た時に、僕はそれまで住んでいた家を出て行かなきゃいけない状況だったので、家賃の安さと広さが圧倒的な決め手となって、迷わずここに決めました。築100年で家賃は12万です。物件情報には二階の写真しか載ってなかったのですが、図面を見ただけで下見もせずに即決しました。 ーどのようなリフォームをしましたか。 小笠原(以下 O)/1階部分の床が一階部分の床がベトベトで、油のニオイが広がっていました。更に大家さんの荷物がそのまま残っていたのですが、現状貸しという条件だったので物の処分や片付けから始まりました。一階アトリエ部分の床にはコンクリートを流し、壁もほぼ新しく作ったりして、今の状態にするまでに一年くらいかかりましたね。実家が造形屋のアトリエメンバーのお父さんに来てもらったり、知人の建築家にアドバイスをもらって柱などの補強を入れたり、制作環境を0から作っていきました。僕たちの前に住んでいた6人くらいの建築家の集団が、既に二階は手を入れていて最初から綺麗だったので、二階部分はほとんど何も手をつけていません。 [dropcap color=orange]2[/dropcap]シェアすること[clear] ーシェアを始めたきっかけは? O/僕と山田でシェアハウスをやろうと声をかけて、最初は5人が集まり、今年の春から1人が加わって現在は計6人でシェアしています。メンバーは全員京都造形芸術大学卒業なんです。制作場所を一人で確保するのが難しいので、複数名で広いところを一緒に借りた方がいいと思い、京都に残って活動していく人に集まってもらいました。 ー6人での生活はどうですか? Y/去年の6月15日から借り始めて、今年で一年です。すごく長い合宿をしているようで楽しいです。 猫を一匹飼っているので、餌や玩具や育児本などの猫関連グッズや、細々した備品や共同で使うものは、みんなで少しずつですがお金を貯めているので、そこから支払っています。先日は、ちらし寿司パーティーのために寿司桶を買いました。基本的に皆、パーティーが好きなんです。誰かがふと思い立って飲み会をしたり、12月生まれのメンバーが4人もいるので、特に12月はパーティーばかりしていましたね。でもそういった機会に人脈の交換、交流があったりします。ビジネスライクな話は少ないですが。 O/話している時に「今度、写真撮ってよ」っていうことはありますが、そもそものパーティーをする目的がお酒を飲みたいからなので、そういう難しい話をしたくないっていうのがありますね。 また、一階は作業関係、二階はPC関係と分けていますが、二階に関しては生活と制作場所の境目が全然ありません。冬はその辺で寝ているので、毛布が作業スペースに置いてあったりもします。ゲームをして遊んでいる横で制作をしている状況はよくあり、休憩ついでに参加して一緒に遊んでいます。 ーシェアをすることによる制作面での利点は? O/共同で一緒に制作している中に居ると、仕事を見られることはあるので緊張感も保てています。なんとなく、お互いに伸ばし合っていると思っています。僕はグラフィックデザイナーの松本くんに教えてもらって、自分のwebサイトを現在制作中です。逆に、彼の仕事の写真を僕が撮ることもあります。 Y/僕も仕事で撮影が発生したら、小笠原くんに頼んだりしますが、僕はまったく撮影にはノータッチで、できあがったものしか見ません。チーム制作という感覚ではなく、お互い良いものを作るため、良い仕事をするためにある程度の距離感を保っています。 ーシェアをする中で問題はありますか? Y/現在アトリエにはアトリエ内に住み込みで制作をしている人と、制作だけをするためにアトリエのみを利用している人がいます。例えばアトリエ利用だけの人は持ち込んだ仕事を、自分の自宅に毎回持ち帰ることができません。でもアトリエ内に自分の部屋がある人は、共同スペースが居心地悪ければ部屋に戻ることもできます。解決策は無いのですが、こういった利用方法の違いによる自由度の差が出てしまう問題があります。 [dropcap color=red]3[/dropcap]京都での活動[clear] —今後の活動に関して考えていることはありますか。 Y/印刷物、デザインの仕事をしていく中で思ったのは、案外京都の仕事が少ないということです。関西圏の中でも兵庫、大阪、滋賀などの美術館クラスの仕事は若い世代に声がかかりやすいのですが、京都はポッと出の若いデザイナーに話が来ることはすごく稀です。そういった中で、大きな仕事はなかなか回ってこないとわかっていながら、デザイナーとしてモチベーションを保つ僕なりの方法は、同級生や同世代の活躍している若いアーティストを見て影響を受けることです。そして、若い京都のデザイナーも若い京都のアーティストたちと同じように、何か盛り上げる方法があるんじゃないかと考えています。僕もプロダクションに入って企業でデザインをしている訳ではなく、フリーのデザイナーなので、姿勢としては作家活動をしている同世代のアーティストに近いと感じています。そしてまだ構想段階ですが、彼らを巻き込んで現在展覧会の企画を考えています。僕の周りには同年代の面白いアーティストがたくさんいます。みんな、制作に関してはもちろん誠意をもって取り組んでいるんですが、人に見せること、作品を売り込むことに関してはそれほど重点を置いていなかったりします。そもそも適切な方法がよくわからないのです。ただ、僕は彼らを紹介したいし、見られるべきだと思っています。否が応でもふるいにかけられる外の世界に彼らを連れて行き、そこで僕も含めて舞台に立てる状況を作りたい。展覧会という形も一つの方法で、また違う展開をしていくかもしれません。当面の目的は、それぞれが自らの振る舞い方を考えるきっかけになれば、と思っています。 O/本当に僕たちの周りのアーティストは爆発しますよ。相当の粒が揃っていて、個々でも面白いんですが、それが集結するとすごい力を持つと思います。まとめ方は色々あって、難しいかもしれませんが、きっとアーティスト達は良いもの作ってくれると思います。 [dropcap color=purple]4[/dropcap]京都に対して[clear] —これからの京都に期待していることは? Y/京都に現代美術館が欲しい、という希望があります。若い世代のアーティストたちが、第一線で活躍するアーティストの仕事と自分の仕事を対等に見るために、毎回わざわざ電車に乗って遠くまで行かなきゃいけないっていうのが、少し残念です。できない理由は色々あるのかもしれませんが、京都での現代美術の盛り上がりが少しずつ目に見えて感じられるようになってきている今、あわよくばこのまま美術館も建ってくれたらな、と思っています。 O/2015年から京都ビエンナーレ等が始まる噂も聞きましたし、町全体で活気づいている気はしていますが、一般市民との温度差はあるように思います。もう少し繋がりができて、アートが町に浸透していけたらいいと思います。任せっきりじゃなくて、僕たちも関わって一緒に盛り上げて、中途半端なものではなく本当に良いものにしていきたいと思います。 ● 山田麗音 Lennon […]

改装ワークショップ1日目 報告

  • Wednesday December 5th, 2012
  • News

Sorry, this entry is only available in 日本語. まだまだ夏空の広がる中で改装ワークショップついに始まりました! 本日の目標は、傾いた床を直す! 角材とベニヤ板を利用し、仮板を作って、元々の床との間に木っ端を噛ませてゆがみを直していました。 並べた角材を等間隔に打ち付けて一つの大きなパネルを作成します。 初めて触る電動ドライバーにドキドキの参加者たち・・。 その下に少しずつ小さな板をはさんでいきます。3Dのパズルを解くような、とても緻密な作業。 なんとゆがみの違いは最高10cmにも及ぶことがわかりました!!沈み過ぎ! 木っ端をはさんでいてはキリのない高さなので、別の方法を検討中・・。 木っ端製作所 また今週8日(土)も朝からこのワークショップを行っていきます。 ▶詳しくはこちら 是非ご参加ください!

HAPS拠点づくり 参加者募集!(一部解体編)

Sorry, this entry is only available in 日本語. 10年以上空き家だったボロボロの京町家を自分たちで改装し、 HAPSの拠点スペースとして変身させます! 改装に関わってくださる方々、知識、アイディア、備品を大募集します! 解体への参加は事前ガイダンスが必要なため、要予約となります。  7月15日(日) 「いらないものを取って捨てる」(この日の参加募集は締め切りましたが、引き続き見学等は歓迎します) 本格的な解体に先立ち、建物に付いている扉やふすまなどの建具や畳を取り外す1日です。 作業内容:母屋:建具・畳撤去(+ゴミ仮置き場解体、瓦撤去)、中庭:草刈り 7月22日(日)「床・壁・天井をはがす」(この日の参加募集は締め切りましたが、引き続き見学等は歓迎します) 建物内部の床や壁、天井をはがす1日です。 作業内容:母屋:母屋1F天井はがし+壁はがし(+母屋2F一部解体) 7月29日(日) 「風呂・トイレの建物をとりこわす」(この日の参加募集は締め切りましたが、引き続き見学等は歓迎します) トイレと風呂の建物を破壊する1日です。 作業内容:はなれ:便所、浴室こわし 8月5日(日)「はなれの床を抜く」(この日の参加募集は締め切りましたが、引き続き見学等は歓迎します) 高い天井を手に入れるために、はなれの床をぶち抜く1日です。 作業内容:はなれ:はなれ床抜き+外壁はがし   1.サポート・スタッフとして 空き家の改修の現場に関わってみたい、技術を学びたい!交通費と食費の補助費をHAPSでお支払いします。 サポートスタッフ条件: 頻度は応相談(1日のみでも可能ですが、人数が多い場合は日数が多く入れる方を優先します)、1日あたり3時間以上。 交通費+食事補助:1日1000円(5時間未満の場合:500円) ボランティア保険に未加入の場合は、登録させていただきます。 詳しくはこちら 2.ワークショップ講師として 空き家改修のプロの方へ。是非お知恵を拝借させてください!謝礼は応相談。 3.アーティストとして 空き家の改修中にしかできない表現、お話聞きます! 不要なボロ布や新聞紙、ハンマー、スコップ等も集めています! PDFダウンロード:

京都市六原学区向けの回覧板「ハッピーはっぷす」Vol2

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSが拠点を置いているエリア「六原学区」の皆さんに、 もっとHAPSについて知ってもらおうと、地域向け新聞を発行しています。 インタビューや制作には、京都造形芸術大学 芸術表現・アートプロデュース学科の学生に携わっていただきました。 以下画像をクリックすると、pdfデータをダウンロードできます。 是非ご覧ください! back number:

HAPS拠点改装 第一期仕上げ 途中報告

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSのオフィス改装第一期、10月は仕上げに向けてほぼ毎日作業をおこないました。 はなれに新しい骨組みや壁をつくって頑丈にしたり、階段としても使える棚をつくったり、壁を塗装したりとオフィスの様子が大変身しています。 左官屋さんに土間を新しくしてもらい、電気屋さんの工事も終わりました。 作業に参加してくださった皆様、本当におつかれさまでした。 あとは設備が入ったら、棚づくりと床塗装、建具をつけて第一期完成です! 引き続き、完成までどうぞご協力をお願いします! はなれの新しい骨組みづくり   (左)Antenna・市村さんにも大工仕事を教わりました (右)トイレの空間 はなれの新しい壁づくり ロフトの取り付け 塗装しないところの養生(カバー) パテとサンドペーパーで壁の凹凸をなくす 壁の塗装ワークショップ 古い土壁を水で落とす (左)スキマ家具家・山本さんによる棚階段づくりワークショップ (右)完成した棚階段、ロフトに登れます 様々な工具の使い方を学べます 最初はみんな初心者からのスタートでした 第一期は残り少しとなりましたが、現在、以下のスケジュールでサポートスタッフを募集中です! まだまだ受け付けていますので、ぜひご連絡ください。 (11月2日更新) 11月7日(水) – 8日(木) はなれの壁と食器棚をつくります 11月9日(金) 母屋の2Fの床を塗装する前の養生(カバー)をします 11月10日(土) – 11日(日)(ワークショップ) 母屋の2Fの床を塗装します 玄関とはなれの出入り口の建具の枠づくりをします 11月13日(火) – 16日(金) 母屋2Fのロフト手すりをつくります 11月17日(土)- 18日(日)(ワークショップ) 古建具をリデザインして母屋2Fの間仕切りをつくります (作業の進み具合によりスケジュールは変更になる可能性があります。  参加希望者はHAPSまでお問い合わせください)   空き家の改修の現場に関わってみたい、技術を学びたい! ぜひサポートスタッフとしてお手伝いに来てください。 参加者には交通費を補助します(11/10,11,17,18はワークショップにつき補助費はありません)。 サポートスタッフ条件: 頻度は応相談(1日のみでも可能ですが、人数が多い場合は日数が多く入れる方を優先します)。 […]

スタジオバスツアー無事終了しました!

Sorry, this entry is only available in 日本語. STUDIOバスツアー無事終了しました。 開催中、京都市は連日とても良い天気に恵まれました! 訪問させていただいたオープンスタジオのアーティストの皆様、ギャラリーの皆様、参加いただいた皆様、 ありがとうございました! 好評だったので、またバスツアーは企画していきたいと思います。 ひきつづき、Kyoto Open Studio 2012は5/6まで開催しています。 皆様、この貴重な機会を是非お見逃しなく! 【訪問先】 ●4/27(金) 出発地:ホテルモントレ京都 北区、上京区、右京区、二条城周辺(@KCUA, アトリエシェア京都, 森林食堂, FOILギャラリー, アトリエ家ー, Social Kitchen) 到着地:京都国際会館 ●4/28(土) 出発地:京都国際会館 南区、伏見区周辺(VOICE GALLERY, 淀スタジオ, Studio90, SoM, 児玉画廊) 到着地:ホテルモントレ京都 ●4/29(日) 出発地:京都国際会館 下京区、東山区、山科区周辺(蓮華荘, studio 陶巴担, 田中加織アトリエ, Taka Ishii Gallery, Koyama Tomio Gallery, アンテナメディア, Mori Yu Gallery, Imura […]

HAPSスタジオ利用者決定!

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPS実行委員長の遠藤水城を中心に、実行委員メンバーが二次審査を行い、 以下の3組に決定しました。 [highlight color=green]•鏡世界社(松見拓也、NAZE)[/highlight] [highlight color=green]•毛原大樹[/highlight] [highlight color=green]•吉野正哲(マイアミ君)[/highlight] 第一期の募集では、プロジェクト型の作品を制作するアーティストを募集しました。 一口にプロジェクト型と言ってもいろいろな作品のあり方があるのですが、今回は人の参加を呼び込み、状況や環境に介入し変化を促すアーティストが最終的に選出されました。各アーティストが独自の方法論で活動をプレゼンテーションしている点が評価のポイントです。それぞれが、展覧会やワークショップといった「形式」をはみ出して、作品=プロジェクトを成立させています。また、結果的にですが、この3組の間で相互交流やコラボレーションがなされる可能性もあり、面白い組み合わせになったと思います。スタジオは最長で3年間使用できます。彼らがこれからその独創性を存分に発揮していくことを期待します。 遠藤水城(HAPS実行委員長/インディペンデント・キュレーター) 鏡世界社(松見拓也、NAZE) ともに京都精華大学デザイン学部卒業。松見拓也が写真やグラフィックデザインを、NAZEがドローイングや 立体作品を主に扱う。 両者は2010年よりパフォーマンスユニット contact Gonzoにも加入している。 廃材を収集し、それらを立体作品の制作やパフォーマンスに使用する。不要と見られる廃材に新たな価値を付加し、鑑賞者自身もイベントに参加 することで、全員に発見が生まれ,楽しむことができる場を作る。旧来の絵や彫刻ではなく、音楽や料理・パーティ・パフォーマンスを通して広がりのあるイベントを、多様な人たちが参加できる企画をしている。また燻製処として各イベントやお祝いに自家燻製料理の提供もしている。 http://www.youtube.com/user/HanzaiBoys 毛原大樹 東京芸術大学大学院美術研究科修了。 2005年のFMヨコトリ(大榎淳/上屋番)への参加をきっかけに、”自由ラジオ” や “ラジオ・アート”等の電波メディアに興味を持つ。廃校となった小学校(東京台東区)の教室をスタジオとして、自由ラジオ局「コジマラジオ」をスタートさせた。以降、様々な人々が関係する現場として「町中アート大学」やコジマラジオのテレビ版「”最後のテレビ”」へと発展していく。現在では、全国のありとあらゆるシーンで微弱な電波を使った文化的な活動を行ったり、商店街振興策などさまざま話題を打ち出している。一見すると前時代的な道具を新しいメディアとして捉える制作活動も行う。 吉野正哲(マイアミ君) 詩の制作、映像作品の他、会議を企画し多様な人々が集まり話し合う場を作品としていく。これまで吉野氏が提供してきた会議室では、誰もが社会で背負っている身分や肩書をなくし、肩の荷を下ろして発言できる場が提供されてきた。 今後は制作室を拠点として音楽家、主婦、学生、画家、建築家、専門家など多彩なジャンルの人を集めて表現できる教室のような場を作る予定。

12/8, 9 HAPS拠点改装 第1期 ワークショップまつり!

Sorry, this entry is only available in 日本語. HAPSオフィスの第1期改装部分、母屋の2階とはなれが完成間近です! 12月8日, 9日には、講師をお招きし、仕上げのワークショップを複数開催します。 【日時】  12月8日(土), 9日(日)   (各日)集合 9:00 終了 17:00 【ゲスト】 山本 茂(棟梁) 市村 恵介(アーティスト) 【ワークショップ内容】 ・母屋  外壁の塗装 ・母屋2F 土壁の和紙仕上げ ・母屋2F 古建具再利用で部屋の間仕切りをつくる ・母屋2F 応接室のための棚づくり ・母屋1F ギャラリーの白い壁の作り方 ・はなれ ハメゴロシの窓を取り付ける ・はなれ 外壁を波板で仕上げる ・庭  土をならす (作業の進み具合によりワークショップ内容が変更になる可能性もあります。) ワークショップ監修: RAD 「RAD – Research for Architectural Domain」は、2008年に開始された「建築の居場所(Architectural Domain)」を探るインディペンデントなリサーチ・プロジェクトです。建築的なアイデアが「建てること」を超えてどこにあり、あるべきかを、建築展覧会「rep – radlab. exhibition project」の企画運営、レクチャーのコーディネートやドキュメンテーション、インタビュープログラムの実施と記録、多様な主体による様々な建築的実践の記録と収集、イベントにおける空間構成や書籍その他の編集、翻訳などを通して考えていきます。 【各ゲストプロフィール】 ・山本 茂(やまもと しげる) 京町家大工の棟梁。京町家なんでも応援団 団長。日に焼けた凛々しい顔と、紺地の法被がトレードマーク。京町家ひとすじに賭ける棟梁が、限られた土地を最大活用して「美のある暮らし」を実現させた京都人の知恵の結晶を、初めての人にもわかりやすく、やさしく説く。著書に『京町家づくり千年の知恵』。  ・市村 恵介(いちむら けいすけ) 1979 年横浜生まれ京都育ち。 京都市立芸大美術学部美術科彫刻専攻を卒業後、飛騨高山で木工を学ぶ。歴史や伝統に則った技術を用いつつも、それらをどう現代に変換し落とし込むかを考え作品を制作。飛騨高山在住時に […]