僕は建築のいらない世界をずっと夢見てきた。:岡啓輔インタビュー

 
(*1)高山建築学校 故倉田康男が私財を投じて1972年に開校して以来毎年実施されている岐阜県飛騨高山で夏に10日間開催される建築を学ぶ為の合宿所。
(*2)岡画郎 1995年から2003年まで東京高円寺で水口孝一と小川てつオとともにはじめたアートスペース、後半期はほぼ岡が一人で運営していた。
(*3)このあたりの経緯については『ひとりでビルを建てる男。岡啓輔さんの、蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)ができるまで。』ほぼ日刊イトイ新聞 で詳しく述べられている。
(*4)『つるのおんがえし』2002年4月、京都大学吉田寮にて開催されたマイアミ主催のライブ&パフォーマンスイベント。出演:大野慎矢、TASKE、馬野ミキ、ドラヒップ、スズメンバ、二階堂和美、山下残、FULID、ミミプロ、ぼけまる、Boss Of Naked、shabu shabu、舟久保文恵、HYU、スカイパレード、オカモトサトシ、モユニジュモ、Ukai+Gebo、いたずラッコ、岡ガロウ、恋ケデリックJUN、ポンチッチ、矢野忠、のえ、HYU、Tom Tom、Shin、Nosfel、MIDORIMUSI、シモ、HAWAI1200、小沢哲人、流間南、LUX、ダルマ、DJハブ、突風、ズボリ、ゴブレイ、スミレ患者、PICCO9、マイアミ、川染善弘、クロダマサユキ 他。
(*5)『第二回会議船バッブンカッ!の航海訓練』2016年7月16,17日、京都大学吉田寮、出演:佐々木暁夫、山口純、じょう、ごへ、ルードヴィヒ・ハイムバッハ、三木由也、中山拓也、上野明人、尾池和夫、岸和郎、野村幹太、佐藤研吾、高山建築学校有志、吉田寮有志、他。
(*6)『ひとりでビルを建てる男 岡啓輔がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』2014年3月8日、HAPS、出演:木村慎弥、本間智希、河本順子 他。
(*7)『タモリ倶楽部』テレビ朝日系 2013年11月8日、『大人が作る秘密基地』影山裕樹著 DU BOOKS 2014年4月、『せかい!! ―岡啓輔の200年―』新井英樹 ビッグコミックスペリオール4号 2015年1月、『atプラス27 現場を生きる』太田出版 2016年2月、その他多数の媒体で取り上げられ、注目されるようになる。
(*8)『3.11以後の建築』2014年11月1日-2015年5月10日、金沢21世紀美術館。


 
-Special Thanks-
高山建築学校
京都大学吉田寮
金沢21世紀美術館
マイアミ(アーティスト)
木村慎弥(建築家・一級建築士)
本間智希(建築リサーチャー)
 


岡 啓輔(おかけいすけ)
1965年福岡県生まれ、1986年国立有明工業高等学校卒業。20代は会社員から現場での作業員へ転身、鳶、鉄筋工、型枠大工、建売住宅の大工などを生業にし、年に数か月は自転車で日本中を建築行脚の旅に出る生活を送る。舞踏もはじめ、美術に関するスペース『岡画郎』も運営。2003年SDレビュー特別賞「藤森照信賞」受賞。
1988年から高山建築学校参加、2001年より現在まで同校の運営に携わる。
2005年に蟻鱒鳶ル着工、蟻鱒鳶ル保存会主宰、現在に至る。
 
 
-インタビュー、写真撮影-
河本 順子(かわもとじゅんこ)
HAPS PRESS編集長、『ベーシック・インカムと表現: 山森亮インタビュー』(2012年)、『「クール・ジャパン」のその後と表現:高嶺格インタビュー』(2013年) 他
*このインタビュー記事は2013年から2016年の間、数回にわたり岡さんに取材し構成したものです。
 
 

2016.09.20

 
 

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