開催情報
【期間】2020年9月19日〜10月18日【開館時間】10:00 – 17:00
【休館日等】休:9/22(火)、10/11、12、13(日-火)
【料金】一般 ¥800
学生 ¥600(要学生証提示)
※入場は閉館の30分前まで。
会場
会場名:両足院(建仁寺山内)webサイト:https://www.kyotographie.jp/exhibitions/ryosuke-toyama/
アクセス:京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591
電話番号:+81 (0) 75 708 7108
概要
実家が着物の染め屋だったというバックグラウンドを持つ1980年生まれの外山は、20代の頃に同世代の様々な伝統工芸の若手職人20人が10年後の自分を想像するポートレートを中判フィルムカメラで撮影した。そしてその10年後に再び彼らを訪ね、1851年に発明された写真黎明期の写真術「アンブロタイプ(ガラス湿板写真)」という手法を用い、自作のカメラでさらに10年後を想像する彼らを撮影する。撮影時の光と時間そのものを等身大のガラスの上に直接定着させる、写真が工業化する以前の手法が「手作業でモノを作る職人たちの想いを撮影するのに適していると感じた」と外山が語る作品からは、独特の時間と質感が漂う。外山亮介
1980年東京生まれ、現在京都在住。中央大学商学部卒。TVCM 制作会社勤務後、以前から使っていたカメラを手に、中南米を巡る旅に出る。帰国後、鹿児島から北海道まで桜前線を追いかけながら、もっと写真を知りたいと思うようになり、スタジオに勤務。暗闇の中での作られた光を相手にしているうちに、目の前にある、ありのままの光に魅力を感じ始める。スタジオ退社後、NGOのカメラアシスタントとして6ヶ国を訪問し、ボランティア活動を支援。同時に、フリーのアシスタントをしながら写真活動を開始する。