開催情報
【作家】向井潤吉
【期間】2014年2月3日(月)~2月22日(土)
【料金】無料
https://www.shibunkaku.co.jp/gallery/current.html
会場
会場名:ぎゃらりぃ思文閣webサイト:http://www.shibunkaku.co.jp/gallery/
アクセス:〒605-0089 京都市東山区古門前通大和大路東入元町386
電話番号:075-761-0001
開館時間:10:00~18:00
休館日等:会期中無休
概要
小説『花と龍』は、昭和27(1952)年6月20日から翌年5月11日まで、讀賣新聞朝刊に連載された、芥川賞作家 火野葦平による自伝的小説です。 新聞連載中にも大きな話題
となり、その後たびたび映画化やドラマ化され、今なお根強い人気を誇る火野文学の代表作
といえるでしょう。
新聞連載にあたり、324話すべてに向井潤吉による挿絵が添えられ、明治から昭和にかけて
繰り広げられる物語の世界観が生き生きと映し出されています。
ぎゃらりぃ思文閣では、その向井潤吉による『花と龍』挿絵原画の約200数十点を、今年2回
にわけてご紹介いたします。第1回目の展覧会では、物語の前半部である『花と龍』第1部に
あたる挿絵原画約100点をご紹介いたします。
向井潤吉は、茅葺き屋根の古民家を描き続けた風景画家としてよく知られます。
本展における作品では、人物、風景や静物など、ひとつひとつ挿絵とは思えぬ丁寧な筆致で
描かれ、潤吉の卓越した描写力が遺憾なく発揮されています。
ぜひこの機会に一度ご覧くださいませ。