開催情報
【期間】2020年11月21日(土)〜2021年1月24日(日)【開館時間】10:00〜17:00(最終入場時間 16:30)
【休館日等】月曜日
11月24日、12月29日~2021年1月6日
※ただし、11月23日、1月11日は開館
【料金】一般 900円(700円)
高大学生 500円(300円)
小中生 200円(100円)
※原則、龍谷ミュージアムHPからの事前予約が必要
※2階展示室における併設のシリーズ展の料金を含む
※( )内は、前売料金・20名以上の団体料金
会場
会場名: 龍谷大学 龍谷ミュージアムwebサイト:https://museum.ryukoku.ac.jp
アクセス: 京都府京都市下京区堀川通正面下る
電話番号:075-351-2500
概要
岡山県は古代から宗教文化が豊かに育まれ、中世においては、浄土宗開祖の法然、臨済宗開祖の栄西といった、日本の仏教史に名だたる高僧を輩出しました。また、古くから瀬戸内海を介して、畿内や四国と密接に結びつき、弘法大師信仰をもとに真言宗寺院が勢力を広げました。本展は、関西ではあまり知られていない岡山における「密教」と「神仏習合」に焦点をあて、岡山県立博物館(岡山市北区)所蔵の名品の数々を展示します。
第1部「密教」では、両界曼荼羅(重文 瀬戸内市・寳光寺所蔵、鎌倉時代)をはじめとする多彩な曼荼羅や、十二天像(同 美作市・長福寺所蔵、南北朝~室町時代)など、密教のほとけを表した美麗な尊像を紹介します。
さらに古代において岡山は、「吉備国」として近畿・出雲に並ぶ勢力を有し、在地の神々が祀られてきました。その伝統を背景に、ほとけと神を一体と考える「神仏習合」の思想が発展し、多彩な垂迹美術が生み出されました。
第2部「神仏習合」では、木造 男神坐像(真庭市・宇南寺、平安時代)など、本来は不可視の神のすがたを象った神像や、高野四所明神像(笠岡市・持宝院所蔵、室町時代)をはじめとする、聖地にましますほとけと神を描いた作品を紹介します。