開催情報
【作家】薬師川千晴
【期間】2014年7月1日(火)~ 7月13日(日)
【料金】無料
http://www.galleryparc.com/exhibition/future/
会場
会場名:Gallery PARCwebサイト:http://www.galleryparc.com/
アクセス:〒604-8082 京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル
[ル・グランマーブル カフェ クラッセ]2階
電話番号:075-231-0706
開館時間:11:00~19:00(金曜日のみ20:00まで、、最終日は18:00まで)
休館日等:月曜日休み
概要
Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、様々なクリエイション活動へのサポートの一環として、広く展覧会企画を公募し、審査により採択された3名(組)のプランを実施するコンペティション「Gallery PARC Art Competition 2014」に取り組んでいます。2013年末から公募を開始し、応募された44のプランから、審査員・平田剛志(京都国立近代美術館研究補佐員)、山本麻友美(京都芸術センタープログラムディレクター)の2名を交えた厳正な審査を経て、3つのプランを採択することとなりました。
本シリーズ企画展は、採択された薬師川千晴、むらたちひろ、松本絢子・山城優摩・森川穣の3名(組)による展覧会を2014年7月から8月にかけて「Gallery PARC Art Competition 2014」として3連続で開催するもので、本展はその第一弾となります。
2011年に京都精華大学洋画コースを、2013年に同大学大学院芸術研究科博士前期課程芸術専攻を卒業した薬師川千晴(やくしがわ・ちはる/1989年・滋賀県生まれ)は、在学中よりグループ展などに出品を重ねるなど、これまで一環して絵画制作に取り組んでおり、本展が初個展となります。
近年では土を絵の具として用い、デカルコマ二ー技法をもとにテンペラで描いた作品を制作する薬師川は、描き上げた絵画を会場に運び込んだ後、画面に向かって矢を射ります。
絵画を作家の表現とするのではなく、作家が絵画に何を「託す」のか。
この自問に対して「時間」を託すとする薬師川は、かつて“何か”であったものの集積である「土」を用い、ここに至る“歴史”という時間を画面上に堆積させ、絵画をまるで「時の碑」として存在させます。また、こうして完成した「絵画碑」に、ここからの“生きた”時間を流し続ける為、弓によって矢を立てます。
Gallery PARC Art Competition 2014 #01となる本展「絵画碑 Obelisk picture:薬師川千晴」展では、この《絵画碑》の大作を中心に展示するとともに、薬師川の絵画への思考を更に展開させた新作を発表します。
プロフィール
薬師川 千晴|Chiharu Yakushigawa1989年 滋賀県生まれ
2011年 京都精華大学 芸術学部 造形学科 洋画コース卒業
2013年 京都精華大学 大学院芸術研究科博士前期課程 芸術専攻卒業
展覧会
2013年 科学のあとに詩をかくこと(ギャラリー16/京都)
2012年 主張展(ギャラリーアーティスロング/京都)
懐(常懐荘 旧竹内邸/愛知)
視域(京都精華大学 7-23ギャラリー/京都)
2011年 Leave Color -視覚と知覚-(ギャラリーフロール/京都)
2010年 京展(京都市立美術館/京都)