• 2013年06月27日

開催情報

【作家】
セシリア・ラミレス・コルゾ
【期間】
写真作品「DELIRIO」 2013年6月12日(水)〜6月23日(日)
ビデオ作品「Run Through Me」 2013年6月24日(月)〜6月30日(日)
【料金】無料
http://www.gallery-ort.info/schedule/cecilia-r-corzo-「delirio」「run-through-me」/

会場

会場名:Gallery Ort Project
webサイト:http://www.gallery-ort.info/
アクセス:〒606-8341 京都市左京区岡崎西天王町84 1F
電話番号:075-201-9631
開館時間:12:00~19:00(最終日17:00まで)
休館日等:火曜日休み

概要

「DELIRIO」
DELIRIOという言葉は、畝から出るという意味を持つラテン語の「DE-LIRARE」からきており、本来農業に関係する用語ですが、現代では、意識障害という意味も持つようになりました。この展覧会で展示しているのは、これに着想を得た「DELIRIO」な瞬間をテーマにした写真です。
瞬間、瞬刻、一瞬一瞬の短さというものは、人生は想像するどんな状態にもなりうることを気付かせてくれます。私は「DELIRIO」を意識の喪失ではなく、もう一つの現実として、むしろクリアな精神状態だと見ています。このプロジェクトにおいては、水を「DELIRIO」な瞬間が生まれる源と想定しました。私は水を、絶え間なく流れる人生の源、絶え間なく流れる「DELIRIO」な瞬間の源だと考えます。今回の作品は、京都五条界隈の、水に関係のある場所をコラージュ写真にして、そんな瞬間を表現しました。
「Run Through Me」
このプロジェクトは、水面下にある風景を舞台にした3連作*の一部です。
今回の作品では、鑑賞者を4機のプロジェクションでとり囲み、1つの動きを不規則な速度で何度も繰り返し投影します。(4つの映像は、それぞれ同じ素材を使用しますが、暗転のタイミングや速度に、異なる変化が加えられます。)ものの成り立ちは一つとして同じ様には起こらない、単なる繰り返しはあり得ない、自然界がそうであるように。
今回の展示では、その4つの映像のうち1つを設置しました。制作途中のものではありますが、どうぞご覧ください。