• 2014年07月10日

開催情報

【作家】
大槻香奈、 中村至宏、 永井綾、 弓葉(ゲスト作家)
【期間】2014年8月1日(金) – 2014年8月13日(水)
【料金】無料
http://blow-works.com/gallery/press/140801_0813.html

会場

会場名:gallery near
webサイト:http://blow-works.com/near
アクセス:〒606-8227 京都市左京区田中里ノ前町34-2 珠光ビル百万遍 B1F cafe dining near 店内
電話番号:075-708-8822
開館時間:12:00〜22:00(最終日17:00まで)
休館日等:木曜休み

概要

「滅んでゆく、朝焼け、いつか」は、今年3月に広島のgalleryGで開催した三人展の、新作を交えた形での巡回展になります。
少女を通して現代・人間社会・生命そのものを表現する大槻香奈、「すべてのものは流れている」世界の無常観を表現する中村至宏、目に見えるありのままの世界を、独自の視点で捉え描き出す永井綾。それぞれ平面を中心とした表現活動を行っています。
この展覧会は、はじまりとおわりを繰り返す日々とまだ見ぬ未来に想いを馳せるという意味でこのタイトルとしています。今回は三人のメンバーに加え、ゲストとして高校生の作家、弓葉(ゆみは)の作品を特別展示致します。作家としての活動は今回の展示が初になります。弓葉は日常的に油画やドローイングを通して、内に抱える感情や自身の置かれた状況を描き出しています。作品には様々なモノを登場させていますが、モチーフとして深い思い入れがある訳ではなく、その時々の感情に合った強い必然性のもと、説得力を持った形として絵に表れています。
今回の展示作家は、物事を客観的に見つめ、風景のように描くという点において共通しています。静かで強い、絵画としての佇まいをどうぞお楽しみ下さい。

プロフィール

大槻 香奈 | Kana Ohtsuki
1984年生まれ、京都在住の美術作家。少女モチーフを通して、主にアクリル画で現代を表現している。
2007年より活動をスタート。国内外問わず様々な展覧会に参加し、国内では年に約一度個展を行っている。
2014年1月には、約100坪を有するThe Artcomplex Center of Tokyo地下1階スペースにて個展「生処に帰す」を成功させた。
またイラストレーターとしても活躍の場を広げ、2013年には秋吉理香子「暗黒女子」や、東浩紀「クリュセの魚」など書籍の装幀画も
手がけ、「ILLUSTRATION 2014」にも掲載されている。
中村至宏 | Yukihiro Nakamura
1983年生まれ。絵画、イラストレーション、グラフィックデザイン、映像、音楽などさまざまな表現手法を用い活動している。
あらゆる分野に共通して、無常観、孤独感を感じさせながら、深遠で広大な世界を表現している。
近年は絵画作品展示の他、イラストレーターとして「空中ループ」等のCDジャケットも手がける一方、自身の音楽ユニットCalmloop
としての活動も行っている。
永井 綾 | Aya Nagai
1983年生まれ。広島在住の美術作家。
平面作品を中心に、目に見えるありのままの世界を、独自の視点と繊細な感受性で形にしている。
主に動植物、またはそれらを連想させるモチーフを描き出している。
2012年には同メンバーで三人展「祈らずとも春は来る」(gallery G)を行い好評を得た。
弓葉 | Yumiha
1997年生まれ。現在高校2年生。
日々油絵やドローイング等で自身の感情や置かれた状況について、また生きる事そのものについて描いている。
作家としての活動は今回の展示が初となる。