開催情報
【作家】西村 一成【期間】2019年4月5日(金)~4月27日(土)
【開館時間】13:00 – 19:00
【休館】月曜日と4/14休廊
【料金】無料
会場
会場名:ギャルリー宮脇webサイト:http://www.galerie-miyawaki.com/
アクセス:〒604-0915 京都市中京区寺町通二条上ル東側
電話番号:075-231-2321
開館時間:13:00~19:00
休館日等:日、月休廊
概要
ニューヨーク拠点の美術批評家で、欧米全域で活躍するエドワード・ゴメズ氏は、西村一成の創作に非常に注目している一人で、最近も次のように評している。「日本では、西村の作品を評して「自由奔放な」という表現が使われているようだ。アート理論とは無縁で、自己表現を切望する気持ちが強く、激しいという意味だろう。実際、派手で強烈な色合い、人物や植物の尋常ならざる表現など、西村の絵やドローイングを定義するのは難しい。ある絵の中では、男の頭がジャガイモに置き換わっている。またある絵の中では、顔全体が眼球で埋まっている。主題を占めているのは、自己破壊的なオブジェや生き物だ。西村の心象風景にある荒削りなエネルギー、衝動的な創造性は、彼のアートが限りなく表現主義的で可能性に満ちていることを伝えている。偉大な抽象芸術の多くがそうであるように、彼が描くイメージは、見ている我々自身に解釈や省察を促し、幻想の世界へと誘う。西村はかつて、こんな風に綴ったものだ。「僕は日々ひたすら絵を描きつづけている。呼吸し、食べ、排泄し、眠るのと同じようにだ。線は僕の肉体の延長としてうねり、色は僕の精神の明滅を激烈に映し出す」
西村一成略歴/1978年愛知県生まれ。青春期は音楽に親しみ、2000年頃から独学で絵画制作に没頭。06年以降、二科展、シェル美術賞、青木繁記念大賞展等に入選。池田満寿夫記念芸術賞展、宮本三郎記念デッサン大賞展、トーキョーワンダーウォール公募等で入賞。15年FACE 損保ジャパン日本興亜美術賞入選、16年「あいちからの発信/発進―あいちから世界へ」出品。自主発表個展を重ねた後、11年の「絵画=内面の表皮」 ギャルリー宮脇で企画画廊デビュー。以降同画廊で12年「目の中の目」、14年「幻たちのブルース」、16年「ISSEI AND THE DEVIL BLUES」(寄稿:鈴木創士、いしいしんじ)、17年「第5回 西村一成個展」(寄稿:馬場駿吉)、18年「第6回 西村一成個展」を開催。今年2019年はニューヨークにも発表の場を得て、日本人セルフトートアーティストの突出した才能として注目を集めている。