開催情報
【出演】ゲスト:鈴木了二氏 、山本麻子氏、島田陽氏
モデレータ-:堀口徹氏(京都立命館大学)
【日時】2014年6月7日(土) 開場18:00 / 開演18:30
【料金】無料 ※先着順
http://www.media-shop.co.jp/
会場
会場名:MEDIA SHOPwebサイト:http://www.media-shop.co.jp/
アクセス:〒604-8031 京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44
VOXビル1F
電話番号:075-255-0783
開館時間:12:00〜20:00
休館日等:-
概要
シネマトグラフが大都市と結びついて発展し、既に1世紀以上がたつ。その間、シネマトグラフは映画として、様々なジャンルに発展していった。その中で建築や都市があたかも主役のように映画に現れる映画を“建築映画”として定義し、“建築”“映画”双方に新たな可能性を提示した建築家・鈴木了二氏を迎え、また違った視点から映画について、建築について考察していく試み。
“建築”と“映画”を結びつつ、分断する“狭間”に開かれる新しい世界とはどんなものなのか。
闇を極限まで追求した共同監督作品『DUBHOUSE』と鈴木氏が選んだ“建築映画”の上映、また監督の七里圭氏と鈴木了二氏によるトーク、若手建築家とのトークなど、多彩なプログラムを開催。
会期・会場
6月5日(木)京都市・同志社大学寒梅館ハーディーホール
6月6日(金)京都市・立命館大学BKCキャンパス
6月7日(土)京都市・Media shop
主催:MEDIA SHOP、立命館大学理工学部建築都市デザイン学科スタジオデザイン研究室、同志社大学今出川校地学生支援課
6月7日(土)建築家クロストーク「建築家の秘かな愉しみ―物質試行の行方」
鈴木了二氏をお迎えする3DAYSの最終日は「建築」を中心に展開。
現在最も注目を集める若手建築家、アルファヴィルの山本麻子氏、タトアーキテクツの島田陽氏、堀口徹氏(モデレーター)もゲストとしてお迎え。
建築であり、映画であり、そのどちらでもない “建築映画”『DUBHOUSE:物質試行52』への到達を“素材”“物質”“記憶”“映像”などから考察する。
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6月5日(木)アクースモニウムで観る/聴く“建築映画”
会期:2014年6月5日(木)
会場:同志社大学寒梅館ハーディーホール
料金:一般1300円、Hardience会員・他学生:1000円
*入替なし/当日のみ
*同志社大学学生・教職員(同志社内諸学校含む)無料
お問合せ:同志社大学今出川校地学生支援課
<タイムテーブル>◎全作アクースモニウム演奏*での上映
16:00 開場
16:30 『ゴダールのソシアリスム』
18:12 休憩
18:30 『夢で逢えたら』『物質試行35』『DUBHOUSE』
アフタートーク(鈴木了二、七里圭監督)
20:05 終了予定
*アクースモニウム
フランスで考案された電子音楽のための演奏法。今回は、日本で唯一のプロフェッショナル檜垣智也氏による演奏つき上映。
演奏:檜垣智也(ひがき ともなり)作曲家・電子音楽家
<作品解説>
『ゴダールのソシアリスム』Film Socialisme
2010年/スイス、フランス/102分/35mm
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ジャン=マルク・ステーレ、アガタ・クーチュール
*2010年カンヌ国際映画祭<ある視点>招待作品
20世紀の歴史を織り込みながら、現代ヨーロッパを圧倒的な速度で描ききったゴダールの傑作。
『DUBHOUSE:物質試行52』
2012年/日本/16分/35mm
監督:七里圭、鈴木了二
音楽:池田拓実
2010年国立近代美術館における建築家鈴木了二のインスタレーション「物質試行51:DUBHOUSE」の記録映画。
『夢で逢えたら』
2004年/日本/20分/35mm
監督:七里圭
音楽:侘美秀俊
出演:安妙子、大友三郎
夢の中に迷い込んでしまったような、寄る辺ない不思議な切なさを湛えた実験的な短編。「この映画でできたことと、できなかったことが、僕のすべて」(七里監督)
『物質試行35:空地 空洞 空隙』
1996年/日本/16分/16mm
監督:鈴木了二
フラ・アンジェリコ「最後の審判」の墓地にある不思議な四角い穴。映画は穴の奥の“空洞”に入っていく・・・。ルネサンスから現代へと接続されることによって、忘れられた建築と都市が、夢の中からいま静かに覚醒する。
6月6日(金)鈴木了二レクチャ「DUB MATCH 2014」
会期:2014年6月6日(金)open18:00/start18:30
会場:立命館大学BKCキャンパス
料金:入場無料(一般公開)
お問合せ:堀口徹(立命館大学建築都市デザイン学科)e-mail / :tohru@fc.ritsumei.ac.jp
建築をめぐる新しい体験の可能性を開く、これまでにない見たことも聞いたこともない建築のパフォーマンス。建築映画という新しい領域を切り開いた建築家鈴木了二氏が、我々の身体に刻まれた建築の価値観を根底から揺るがす音響的映像的体験であり、変相した建築による建築への逆襲。
ゲスト:鈴木了二、梅林克
コーディネータ:堀口徹