開催情報
【講師】有馬純寿、川崎弘二、檜垣知也
【期間】2013年4月27日〜2014年3月29日(土)
【料金】1000円(学生500円、10回通し券5000円)
http://koji.music.coocan.jp/ems.html
会場
会場名:MEDIA SHOPwebサイト:http://www.media-shop.co.jp/
アクセス:〒604-8031 京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44
VOXビル1F
電話番号:075-255-0783
開館時間:12:00〜20:00
休館日等:無休
概要
電子音楽とは何か?シュトックハウゼンのような現代音楽における電子音楽、あるいはテクノ、エレクトロニカ、ライブ・エレクトロニクス、コンピュータ・ミュージック、メディア・アートにおける音の要素、Perfumeのようなテクノ・ポップなどなど、いわゆる多彩な「ジャンル」が想起される。現在流通する音楽がコンピュータをベースとした録音再生技術や電気/電子的増幅というテクノロジーに支えられていることを考えると、今や電子音楽とは透明化した上であまねく遍在する亡霊的存在であり、電子音楽を一声で捉えることはもはや不可能である。これは電子音楽が曖昧な存在と化したことを示しているのではなく、あらゆる領域と接続可能な、極めてフレキシビリティの高いマルチプリシティを獲得したプラットフォームであることの証左なのではないだろうか。こうした現状を踏まえ、現代音楽分野の電子音楽を中心とした過去から未来に亘るパースペクティブを、ワークショップ/トーク/リスニングの3つを柱にさまざまな切り口からスタディ(勉強、研究、考察、調査、観察、検討)してみたい。中心的なテーマとして本シリーズは電子音楽をキーワードに掲げているものの、それは「音楽」そのものを「スタディ」することになるものと考えている。I. 4月27日 (土)
楽器とエレクトロニクス
-シュトックハウゼンからライブ・エレクトロニクスまで-
II. 5月25日 (土)
武満徹の電子音楽
-雑誌「アルテス」同名連載、作品上演付きレクチャ-
III. 6月29日 (土) ゲスト:能美亮士
オープンリールによる電子音楽制作ワークショップ
-テープによるコラージュ、ループなどの技法を体験する-
IV. 7月27日 (土)
電子音楽におけるノイズ
-ミュジック・コンクレートやクセナキス、ノイズ・ミュージックまで-
V. 9月28日 (土)
アメリカ実験音楽における電子音楽
-柿沼敏江氏を迎えて-
VI. 10月26日 (土)
「ことばと電子音楽」ゲスト:松井茂(詩人)
VII. 12月1日 (日)
ワークショップ「電子音楽を分析する」
VIII. 2014年1月25日 (土) 15時スタートです!
電子音楽のマラソン・リスニング
IX. 2月22日 (土)
シンセサイザーを再考する
X. 3月29日 (土)
電子音楽の最近の動向~海外を中心に
お問い合わせ・ご予約
090-8208-9291(川崎)
ks-koji@nifty.com