開催情報
【作家】野村誠一【期間】2023年3月4日(土) – 2023年5月20日(土)
【開館時間】11:00〜19:00
【休館日等】月曜日
【料金】無料
https://leica-camera.com/ja-JP/event/leica-gallery-kyoto/seiichi-nomura
会場
会場名:ライカギャラリー京都webサイト:https://leica-camera.com/ja-JP/Leica-Galleries/Leica-Gallery-Kyoto
アクセス:〒605-0074 京都市東山区祇園町南側570-120
電話番号:075-532-0320
概要
ライカカメラジャパン株式会社(本社:東京都千代田区)はこのたび、野村誠一の写真展をライカギャラリー東京およびライカプロフェッショナルストア東京にて2023年3月3日より、ライカギャラリー京都にて3月4日より開催いたします。「A Half Century ── The World is Filled with Splendid Things.」と題して東京および京都の3箇所にて同時開催される本展では、タレントや女優をはじめとする著名人の400冊以上にわたる写真集を手がけ、CD・DVDジャケット、雑誌の表紙およびグラビア、テレビCM、映画など、ポートレート撮影を中心にプロフェッショナルとして50年にわたり幅広く活動する写真家 野村誠一による作品をご覧いただけます。文字通り半世紀以上におよぶ写真家としてのキャリアを経て同氏が捉えた、世界は素晴らしい物事で溢れていることを感じさせる圧巻の作品群をぜひご体感ください。
ときは1976年夏、25歳。カメラ一台と標準レンズ一つを抱えて、欧州にひと月の一人旅に出た。南周り二日かけてシャルル・ド・ゴール空港にようやく着き、スペイン、モナコ、イタリア、スイス、オランダ、そしてフランスを電車で巡った。初めて見る壮大な景色は、標準レンズには収まらないと圧倒された。
帰国する前夜にパリを歩いていると同年代の日本人青年に偶然会った。盗難にあって困っていたので、自分の宿に招いて一晩中夢を語りあった。連絡先も伝えず別れたが、十数年後に美大助教授になり銀座で初個展をすると招待され再会した。嬉しかった。
カメラマンとして50年余り、廻り道、迷い道、立ち止まった日もあった。思い返すと、無駄な一日も、無駄な出逢いもない。この瞬間(いま)に繋がっている。
この度、人生で初の写真展をさせていただける事になった。
支えていただいている皆様に心より感謝を申し上げます。ありがとうございます。
野村 誠一
野村 誠一 Seiichi Nomura
1951年、群馬県生まれ。1971年、東京写真専門学校(現ビジュアルアーツ)卒業、広告代理店に2年半勤務した後、1973年、フリーカメラマンに。1982年、野村誠一事務所を設立。1988年、講談社出版文化賞写真賞受賞。タレントや女優の400冊以上の写真集、CD・DVDジャケット、雑誌の表紙およびグラビア、テレビCM、映画など、ポートレート撮影を中心にプロカメラマンとして50年にわたり幅広く活動中。現在YouTube公式チャンネル「野村誠一写真塾」で写真の楽しさ、撮影技法を発信している。
https://www.seiichinomura.com/