開催情報
【期間】2015年3月 4日(水) ~ 2015年3月29日(日)【料金】未定
http://www.kyohaku.go.jp/jp/theme/floor1_5/f1_5_korekara/kinko_20150304.html
会場
会場名:京都国立博物館webサイト:http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html
アクセス:〒605-0931 京都市東山区茶屋町527
電話番号:075-525-2473
開館時間:9:30~18:00/火〜木、土日(入館は17:30まで)
9:30~20:00/金(入館は19:30まで)
休館日等:月曜日休み(祝日の場合火曜日休み)*ただし、5月4日(月)は開館
概要
金剛寺は、山号を天野山といい、もと行基の創建と伝える名刹です。平安時代後期、高野山で修行した阿観(あかん・1136~1207)が再興して真言宗の寺院となり、鳥羽院の第三皇女八条院暲子(1137~1211)の祈願所にもなっています。その後、南北朝時代には八条院の所領が南朝方の大覚寺統の所領となり、金剛寺食堂が南朝の後村上天皇(1327~68)の行在所(臨時の天皇の居所)となったことは、寺の歴史や文化財を考える上で大変重要な出来事となりました。この展観では、平安時代初期の律令の施行細則を記した『延喜式』四巻(国宝)ほか、「日月山水図屏風」(重要文化財)をはじめとする絵画・典籍・甲冑類などの優品と、近年の調査によって見出された国文学・漢文学関係の重要な資料もあわせて展示いたします。