開催情報
【作家】松村 和彦【期間】2019年4月13日(土) – 5月12日(日)
【開館時間】10:00-17:00
【休館日等】4/14
【料金】無料
http://kyotographie.jp/kgplus/2019/exhibitions/12/index.html
会場
会場名:京都新聞社アクセス: 〒604-0862 京都市中京区少将井町239
電話番号:075-241-5430
概要
医師早川一光さん(1924?2018)は戦後、京都・西陣で診療所の所長になった。苦しい生活を送っていた住民が自ら健康を守ろうとつくった場所だった。早川さんは患者の立場で医療活動を展開。住民や同僚と大きな病院に育てた。高齢化を支えるため、制度化されていない訪問診療や訪問看護なども行った。今の制度の礎になった。だが、90歳を超え、血液のがんを患い、「こんなはずじゃなかった」と思った。充実したはずの医療、介護に違和感を持った。
「病気だけでなく人間全体を診ることが必要」
システムになった医療、介護に隙間風を感じた。
「困っている人がいても知らんふりしている」
地域の助け合いが少なくなったことを問題に思った。
超高齢社会で国は在宅医療を推進する。早川さんの問題意識は大切になる一方、実現は困難になる。老医師が亡くなるまで考えた問題意識を来場者に感じてもらいたい。
* 本展は4月12日から5月12日まで京都市内を舞台に開催される[KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019]のサテライトイベント「KG+2019」としても開催するものです。